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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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『獣電戦隊キョウリュウジャー』は、シアン、ゴールドと仲間が増え続けておりますが、また新たな戦士が出て参りました。1500年前に中国で活躍していたキョウリュウグレー/鉄斎。戦隊史上初のグレー色、そして、変身前の姿がスキンヘッドのヒーローの登場です。やはり、変身前の姿が強烈ですね。見た目が完全に中国の拳法使い。少林寺かよ(笑)と思わず突っ込んでしまったが、演じるのは、かつてボウケンシルバー役を担当した出合正幸氏。かつて、戦隊ヒーローを演じた俳優が再び別の作品でヒーローを演じるケースがここ最近多いですね。去年のゴーバスターズでは、マジレンジャーのイエローを演じた人がビートバスターを演じていたし。もっと遡ると、『電撃戦隊チェンジマン』でチェンジペガサスを演じた人が、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』では、ドラゴンレンジャー役で出演していたし、さらに遡ると、『秘密戦隊ゴレンジャー』のミドレンジャー役の人が『バトルフィーバーJ』で初代バトルコサックを演じていた。


デカレンジャーのイエローがキョウリュウブルーの妹だったり、ゴーグル(ダイナ)ブラックがキョウリュウグリーンの父親だったり、今年の戦隊は、歴代戦隊出演者のお祭り会みたいなことになっていますが、そう言えば、初期戦隊でもかつて戦隊ヒーローを演じた人が別の戦隊作品にゲスト出演したり、逆に戦隊にテスト的にゲスト出演をした後、次の戦隊で戦隊ヒーローになった人もたくさんいました。



『バトルフィーバーJ』第16話「格闘技!闇の女王」
人気格闘家が相次いで襲撃される事件が起きていた。志田京介とダイアンは、「悪魔館主催・闇の女王決定戦」が行われる会場に向かう。それは、相手が死ぬかギブアップするまで続くルール無用の試合であった。激闘の末、ブラック・タイガー・マリーと呼ばれる女格闘家が勝利する。この試合の裏にエゴスの気配を感じ取ったバトルフィーバーは、エゴスに狙われているボクシングのフライ級世界チャンピオンの沖山稔のボディガードを開始する。


 



沖山稔役は、この翌年の戦隊『電子戦隊デンジマン』デンジグリーン/緑川達也役を熱演した内田直哉氏。現在は、声優としてご活躍されています。沖山の妹、ブラック・タイガー・マリー役は、『ジャッカー電撃隊』でカレン水木を演じたミッチー・ラブ。回想シーンでは、ミッチー・ラブが浴衣姿を見せていたり、元戦隊ヒーロー同士の仲睦まじい兄妹姿が楽しめます。ちなみに、格闘技怪人役は、デンジマンでバンリキ魔王を演じていた大前均氏。




『大戦隊ゴーグルファイブ』第10話「珍種ポマトの秘密」
東都大学農学部の学生・小沼がポテトとトマトを細胞融合した「ポマト」を発明する。しかし、その発明には、デスダークが開発したミニサイザーと呼ばれる機械が使われていた。ミニサイザーを取り戻すため、ネズミモズーが小沼を狙う。小沼の友人の黒田は、仲間に呼びかけて、小沼の研究所のガードを始めるが…。


 



ポマトを発明した学生の小沼役は、この翌年の戦隊『科学戦隊ダイナマン』ダイナレッド/弾北斗役を演じた沖田さとし氏。OPのクレジットでは、「渡辺義之」名になっているが、このエピソード出演後に「沖田さとし」に改名されたそうです。ゴーグルファイブと同じ年に始まった『ハングマンⅡ』にレギュラー出演されていたが、ハングマンで壮絶な死を遂げた後のダイナマン出演だったので、物凄くインパクトがあり、鮮明に記憶に残ってますね。



『電撃戦隊チェンジマン』第45話「虹色の少女アイラ」
ニジン星人アイラと宇宙獣士ダロスが地球にやってきた。アイラからニジン星人特有の肌の色素を吸収したダロスは、その色素をチェンジドラゴンに浴びせ、チェンジスーツの解除をできなくしてしまう。剣(つるぎ)を探して地球守備隊にやってきたアイラは、そこでチェンジドラゴンと出遭った。ドラゴンは、自分が剣であると言い続けるが、変身が解除できないためにアイラに信用してもらえなかった。


 


ニジン星人アイラ役は、この翌年の戦隊『超新星フラッシュマン』イエローフラッシュ/サラを演じた中村容子氏。インディアン風の不思議なメイクと衣装だったので、判別するのに時間がかかった。ブレスが壊れて変身ができない話はよくあったけど、その逆パターンの話だったので当時とても新鮮に映りましたね。




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『アキバレンジャー』シーズン痛(ツウ)。公認戦隊の歴史を守るため、妄想世界で珍妙なバトルが続いておりますが、歴代戦隊の小ネタを混ぜ込んだストーリー展開やアクション、ひみつきちのセットやゲストの豪華さ、毎回変わるエンディングなどなど公認戦隊よりも巧みで、豪華に見えてしまう。今のところ、ロボ戦がほとんどないのはまあいいとして、やはり、カー将軍のコスプレをしているツー将軍が良い味出していますね。


カー将軍と言えば、『科学戦隊ダイナマン』に登場した敵幹部。ジャシンカ帝国の幹部であり、進化獣やメカシンカを作る科学者だった。カー将軍を演じた石橋雅史氏は、極真空手の有段者であり、映画やテレビドラマ他、『仮面ライダースーパー1』の初回と第2話でも、ファイヤーコングの人間態・空手家の猿渡剛介役としてその腕前を披露されていました。戦隊シリーズでは、4度に渡り敵幹部を演じ、それぞれにおいて迫力の演技と絶大な存在感を見せていた。当時は、刑事ドラマの犯人役や時代劇の悪役でも度々見かけましたが、一番印象に残っているのは、やはり戦隊シリーズの幹部役。



『ジャッカー電撃隊』のアイアンクローは、犯罪組織クライムの首領。大きな毛むくじゃらの頭にインパクトがあり、とにかく不気味。作戦に失敗した部下は、右腕の鋼鉄の爪を使って容赦なく処刑する。








『バトルフィーバーJ』では、サタンエゴスに仕える神官ヘッダー指揮官を熱演されていた。当初は、『仮面ライダー』の地獄大使など数々の特撮作品に出演された潮健児氏がヘッダー指揮官役を演じていたが、番組スタート直後に覚醒剤所持容疑で逮捕されてしまったため、急遽石橋氏が代役を務めることになった。放送当時は、石橋ヘッダーは、第9話から登場しているが、以後のテレビ放送やDVDなどでは、潮ヘッダーの登場するシーンは、全て石橋ヘッダーの映像に差し替えられている。ただし、第4話は、石橋氏がベンガルの虎と言う別役で登場しているため、その回と第6話だけは、潮ヘッダーのままの映像になっている。








『高速戦隊ターボレンジャー』暴魔博士レーダ。カー将軍と同じく、敵組織(暴魔百族)の頭脳的存在の幹部であり、アンモナイトの化身。レッドターボと対決し、倒されてしまったため、30話までの登場となった。戦隊10周年(秘密戦隊ゴレンジャー・ジャッカー電撃隊を含まない)を記念した特別番組『10大戦隊集合 頼むぞ! ターボレンジャー』に冒頭から登場し、強大な存在感を見せていた。









最近の公認戦隊は、迫力のある中年層の顔出し敵幹部が出てこないのが残念。アキバレンジャーシーズン痛には、ゴレンジャーやチェンジマンなどのナレーションを務めた田中信夫氏や、しょこたんならぬちょこたんなども登場していたが、はたしてカー将軍の姿で石橋氏の登場あるか…!!!?。




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今日は、昭和の日。一昔前はみどりの日と呼ばれていたんですが、みどりの日は、5月4日に移動して、4月29日は、いつの間にかそう呼ばれるようになっていた。なぜ昭和の日かと言えば、GWだからテキトーに祝日を作ったなんて思う人もいるでしょうが、実は、元々は、昭和天皇の誕生日だったんですね。平成もかれこれ今年で25年目に入っているわけですが、昭和は、64年続き、戦争時代から戦後復興、高度経済成長とまあ日本が急激に進化していった長い長い時代があったわけです。



戦隊も気づけば昭和の戦隊よりも平成の戦隊の数のほうが多くなりましたが、ちなみに昭和の最後の戦隊は、現在テレ朝チャンネルで放送中の『超獣戦隊ライブマン』。当時は、メタルヒーロー枠もあって『世界忍者戦ジライヤ』、ライダーは、『仮面ライダーBLACK RX』が放送されていた。昭和天皇が亡くなる前の数ヶ月間は、番組放送中に天皇のご容態に関するニュース速報のテロップがしょっちゅう画面に出ていたが、それがとても印象に残っています。



そんな昭和の戦隊ネタもわんさかと盛り込んでいるニューヒーロー、それは、『非公認戦隊アキバレンジャー』。去年BS朝日の深夜帯に突如登場して話題を呼び、この4月からシーズン2ならぬ痛(つう)がスタート。ストーリーに戦隊シリーズのオタクネタとシニカルなネットネタを盛り込みつつ展開する新感覚の戦隊ですが、本家とは、当然区別されている。見た目は、まぎれもなく戦隊だが、「非公認」なので、戦隊シリーズには、含まれないと言う特殊な存在です。男一人(レッド)、女二人(ブルー・イエロー)と言う本家にはない組み合わせの三人戦隊で、赤木信夫・青柳美月・萌黄ゆめりあの3人が「妄想力」を増幅させて変身する。この3人の名前がすでに昭和戦隊ネタになっています。昭和の戦隊(デンジマンやゴーグルファイブなど)は、戦隊に変身する人物の名前に必ずそれぞれの色が入っていると言うのが一つの特徴だった。しかし、シーズン痛に登場した2代目アキバブルーの名前は、石清水美月なので、そのセオリーは崩れてしまった。2代目の登場ももはや昭和戦隊ネタ(苦笑)。



シーズン1で妄想世界の敵・邪団法人ステマ乙を破ったアキバレンジャー。シーズン2では、なんとアキバレンジャーが17番目の公認戦隊として、戦隊の歴史に組み込まれている現象が発生する。17番目の公認戦隊は、五星戦隊ダイレンジャーだが、アキバレンジャー達の前に現れたのは、ダイレンジャーではなく、ダイレンジャーの企画段階の「中華戦隊チャイナマン」であった。それは、現実世界の既存の作品を改ざんして、アキバレンジャーの妄想力を低下させようとする新たな敵「新次元頭脳改造地下真帝国バロスw(ワラ)」の作戦だった。



すでに第4話(第4痛)まで放送済み。今シーズンも様々な戦隊ネタが満載ですが、一番面白かったのは、今のところ第2痛。『科学戦隊ダイナマン』の敵だったジャシンカ帝国のカー将軍のコスプレをしているツー将軍が、カラオケボックスで、電子戦隊デンジマンで一度だけ使用された挿入歌の「銀河ハニー」を一人で歌っていたシーン。これは本当に不意を突かれた(笑)。第4痛では、なぜかこちらも戦隊シリーズとして公認されていない『忍者キャプター』ネタまで盛り込まれ、水木一郎氏と共に主題歌を歌った堀江美都子氏がゲスト出演し、エンディングで、忍者キャプターの主題歌をご本人が歌うと言うサプライズまであった。ゲストと言えば、第3痛には、バトルフィーバーやゴーグルファイブ、ダイナマンの主題歌を歌ったMoJo氏とガオレンジャーの主題歌を歌った山形ユキオ氏が共演していたが、今期は、歌手押しで行くのでしょうかね。となると、やはり、串田さんとか、影山さんなどの登場もあり・・・?



と言うことで戦隊シリーズのディープなネタ満載のアキバレンジャーですが、なんとシーズン痛は、地上波でも放送されているそうです。TOKYO MX(月曜深夜1時)と関西の神戸にあるサンテレビ(月曜夜11時)でも見られるそうなので、ぜひチェックを。そう言えば、サンテレビって最近朝にゴーカイジャーを再放送しているらしいが、昔みたいにもっとディープな特撮ものも放送してもらいたいものですね。



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戦隊シリーズをはじめ、昭和から平成の特撮作品に数多く携われてきた監督の長石多可男さんがお亡くなりになられました。長石さんの名前を知ったのは、『電撃戦隊チェンジマン』でしたが、それ以来戦隊シリーズに携われ、また、平成ライダーシリーズも仮面ライダークウガからディケイドまで9年間に渡りコンスタントに演出されておられました。ディケイドは、アギトと龍騎、アマゾン登場回の監督を担当されたようです。最後に関わられた作品は、2010年の『天装戦隊ゴセイジャー』で、テレビシリーズは、パイロットを含む4本を担当され、Vシネマ作品の『帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー last epic』が遺作となったそうです。確かに今思うと、ゴセイジャーは、敵ボス(惑星のモンス・ドレイク)の声を飯塚昭三さんが担当したり、ドラマの盛り上がり方や戦闘ポーズやアクションのスタイルなど演出面が80年代中期の戦隊を彷彿とさせ、懐かしい雰囲気を持った戦隊でしたが、それは、長石さんが関わられていたからなんですね。


長石さんの監督作品の中では、やはり個人的には、80年代中期の作品が数多く印象に残っております。『超新星フラッシュマン』から初の2号ロボが登場し、それ以降恒例化していきますが、フラッシュキングがザ・ズコンダとの対戦で左腕と左足を切り落とされてしまう初の戦隊ロボ敗北回(15話「巨大ロボ破れたり」)、そして復活回(20話「復活!巨大ロボ!」)を担当されていました。


その次の戦隊『光戦隊マスクマン』でも、やはり、第20話「罠! 沈む巨大ロボ」から22話「風雲オーラの嵐!」までの2号ロボ登場にまつわる3話のエピソードを担当されていました。第21話「霧の谷の黒い影」は、チューブの罠によってグレートファイブが地中に埋まり、光戦隊創設に関わった山形博士が開発した巨大ロボ・ギャラクシーロボを姿長官が探すと言う内容。姿長官と山形博士の娘・由美がチューブに襲われ、そこへマスクマンが駆けつけて戦闘を繰り広げるが苦戦、その中、マスクマン達のオーラーパワーに導かれるように突如巨大ロボが姿を現す。谷間から神々しくあらわれる巨大ロボの映像が大魔神を彷彿とさせ、60年代っぽい雰囲気も漂わせる演出も印象に残りました。また、この頃は、戦隊のロボ戦の戦闘スタイルも格段に変化していた時期で、ワイヤーを使っての宙返りや、マウントをとって殴ったり、スピーディでパワフルな演出が見応えありました。


 



「風雲オーラの嵐!」では、分離したキメンドグラーの頭がグレートファイブと合体して、マスクマン達が操縦するランドギャラクシー(ギャラクシーロボのトレーラー形態)に襲い掛かる。初号ロボが洗脳されて、2号ロボを襲う展開がこの当時斬新でしたね。また、ギャラクシーロボが座禅を組んで、マスクマン達と共にメディテーションし、オーラパワーで気を高める場面がありますが、ロボットが座禅を組む姿がなかなかシュール。そして、変身前のマスクマン達がロボのコクピットの中で精神統一している姿もインパクトがあり、合成による光の演出も印象に残った。


 



『超獣戦隊ライブマン』では、第28話「巨大ギガボルトの挑戦」から第30話「今ここに5人の戦士が」まで、やはり2号ロボ登場にまつわるエピソードを担当されていました。第29話に登場する2号ロボ・ライブボクサーに加えて、第30話「今ここに5人の戦士が」では、当初3人だったライブマンに2人の戦士が新たに加入して、ライブマンが5人の戦隊になり、さらに1号と2号ロボが合体してスーパーライブロボが誕生すると言う戦隊史に残る画期的な演出がなされました。


マスクマンまでは、2号ロボは、一体変形でしたが、ライブマンでは、ブラックバイソンが操縦するバイソンライナーと、グリーンサイのサイファイヤーと言うマシーンが合体して、初の2体合体の2号ロボが登場。ライブマンの危機に駆けつける矢野鉄也と相川純一は、科学アカデミアにいた頃の勇介達の同期生で、剣史(ケンプ)に殺された矢野卓二と相川麻理の弟。鉄也と純一は、卓二と麻理が残した設計図を元にバイソンライナーとサイファイヤーを完成させ、それぞれ復讐のためにボルトに立ち向かった。


 



「巨大ギガボルトの挑戦」では、ケンプの操縦するギガボルトに敗北したライブロボが巨大な輪に体を締め付けられて空中磔にされてしまう。何気にこの回の凄いところは、変身しているライブマンが登場するのは、ライブロボのコクピットの中のシーンのみで、それ以外のシーンは、全て変身前の役者さん達が演技し、地上を走り回って猛烈な爆破を食らい続ける。こう言う生身の役者さん達に体を張らせて、勇ましく見せる演出も長石さんの特色だったのでしょうね。ストーリー展開も激しく情熱的で、魂がこもっていて、一際心に残るものが多かったです。


数々の楽しい作品ありがとうございました。長石多可男さんのご冥福をお祈り致します。


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『獣電戦隊キョウリュウジャー』スタートからはや1ヵ月経ちましたが、5話に早くも新しい仲間が出てきました。かつてキョウリュウジャーと戦った古代の戦士ラミレス。戦隊に外人キャラが登場するのは、珍しいですね。古くは、『バトルフィーバーJ』の初代ミスアメリカ役のダイアン・マーチンを思い出しますが、このラミレスも実は、近々変身してキョウリュウシアンになってしまうんだとか。ゲキレンジャーも歴代のカラーバリエーションを崩してインパクトを残しましたが、ついに印刷カラーが出てきました。ということは、マゼンタも登場するのだろうか…。そう言えば、何かの戦隊でそんな名前の敵がいたような…ちょっと違うか。



第3話に登場したキョウリュウグリーン=立風館ソウジの父親立風館源流役であの春田純一氏が戦隊シリーズに復活。『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』や、『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』など、劇場映画のほうには何度か出演されていましたが、テレビシリーズのほうにも登場され、久々に殺陣を披露されていました。円月殺法的な技を使っていましたが、バトルフィーバーの倉間鉄山将軍が思わず脳裏に浮かんでしまいましたね。春田純一氏と言えば、かつての戦隊ヒーロー。「大戦隊ゴーグルファイブ」のゴーグルブラック=黒田官平と「科学戦隊ダイナマン」のダイナブラック=星川竜と2年連続で黒の戦士を熱演されていましたが、やはり個人的には、ゴーグルブラックで見せた数々のスーパーアクションが忘れられません。





「悪役レスラーの愛」
…ゴーグルファイブのシンボルになっている宝石を狙うデスダーク。エメラルドを奪って逃走するヤモリモズーを追う黒田の前に謎の覆面レスラー・ヘルマスクが現れた。黒田とヘルマスクがそこで一戦を交えるのですが、スローモーションと早回しを使った黒田の華麗な宙返りの映像とその後の手首固め投げのような技でヘルマスクを投げ飛ばす黒田のアクションがカッコ良い。ちなみに、ヘルマスクを演じているのは、「電子戦隊デンジマン」でバンリキ魔王役だった大前均氏。この方、『プロレスの星アステカイザー』でもプロレスラー役をやっていましたが、他の映画などでもプロレスラー的なヒール役が多かったそうです。





「地獄のキノコ村」…時代から取り残された村で人間を暴徒化させる毒キノコを作るデスダーク。戦闘中にバグモズーの毒ガスを浴びたゴーグルファイブが幻想世界の中に入り込んで、バグモズーと一対一の勝負をします。変身の解けたゴーグルファイブのメンバーが各々コスプレをしていますが、黒田は、やはりどう見てもブルース・リー?ですよね。両手でヌンチャク振り回しているし、アクションのキレもリーのようにキレッキレッで激しいです。バグモズーも空手着着てるし…。







黒田のアクション回と言えばやはり一番凄かったのは、「ブラック! 大逆転」なんですが、今回はあえてはずして、「二人のブラック!」を押しておきます。タイトル通り、この回では、タヌキモズーが次々とゴーグルファイブのメンバーに化けて、ゴーグルファイブをかく乱させます。タヌキモズーがブラックに化けた時は、春田氏が本物と偽者の両方を演じています。当然ながら当時は、今のようなCG技術がなかったので、相当手の込んだ編集テクニックを使って二人の黒田を映しています。後ろ姿は、当然ながら別の方が演じられていますね。本物と偽者を見極めるために黒田が高所からダイナミックなダイビングをしますが、つまり春田氏が2度飛び降りています。さらにタヌキモズーが正体を現す時に、たぬきのメイクをした黒田のカットが出てきますが、これがアクションと共にかなり印象に残りました。


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先週からスタートした『獣電戦隊キョウリュウジャー 』。一年ぶりの五人戦隊、そしてチェンジマン以来イエローがいない戦隊と言うことで、前作のゴーバスターズと比べると、ダイレクトなネーミングやスーツのデザイン(マスクは、ゴーグルの黒の領域がやや広くて、口の部分のシルバーが陰になると不気味に見える)とか着ぐるみだけの敵集団に巨大化する怪人などは従来の戦隊に戻った印象ですが、初回と2話を見た感じでは、コミカルとシリアスが絶妙に入り混じった新世代の恐竜戦隊と言った雰囲気。ただ、初回で変身した五人がそろっても互いに正体を明かさない(素顔をさらすのはレッドの桐生ダイゴだけで、後の4人は変身をとかず、そのまま去っていく)ところが中々新鮮だった。1話目は、レッド、2話は、ブルーとピンクがメインで話が展開し、それぞれの事情と戦隊メンバーになることを決意するところまでが描かれ、現段階では、3人が正式に獣電戦隊のメンバーになった模様。



今回の戦隊は、変身ツールやロボットのギミックが独特で中々凝っている感じですが、何より、サンバを踊りながら陽気に変身ってのがこれまた独特。サンバのリズムで合体する巨大ロボまで踊ってしまうと言うサンバルカンもびっくりな演出がブッたまげた。



ゴーバスターズのブルーは、メンバーの中で最年長の戦士でしたが、今年も引き続き、ブルーが最年長。しかも、今回のブルー、髪型がアフロヘアーで年齢は32と言う設定。他のメンバーには、20代から、最年少は、16歳の高校生がいるが、高校生とその倍の年齢を重ねたおっさんが共に戦うわけだから中々異色ですね。ジャスピオンもこの時代なら堂々とアフロで通せたのに(苦笑)。ブルーに変身する有働ノブハルは、見た目はワイルドだが、普通のおじさんと言う一際味わいのあるキャラクターになっている。両親とシングルマザーの妹、そしてその娘と共同生活している戦隊では珍しく生活臭が漂う戦士だ。そして、その妹・福井優子役を演じているのは、かつて『特捜戦隊デカレンジャー』でデカイエローを演じていた木下あゆ美氏。イエローがいないと思ったらこんなところに(笑)。



配役にもこだわりが見えますが、初回に凄い人が出ていて、世代的にびっくりした。かつてスニーカーと呼ばれ、泣き虫先生と呼ばれたあの人がついに戦隊に初登場。なんと、キョウリュウレッド=桐生ダイゴの父・ダンテツ役は、山下真司氏。いつかきっと来るんではないかと思っていたのですがやっと来ましたね。次回放送の3話には、ゴーグルファイブとダイナマンでブラック役を担当した春田純一氏がキョウリュウグリーン=立風館ソウジの父で剣の達人・立風館源流役で出演しているようです。最近では、ライダーやゴーカイジャーの劇場版にも出演されていましたが、戦隊のテレビシリーズの出演は、ダイナマン以来実に30年ぶり。ブラックの父親役ではないところがまた憎いところですが、かつての黒戦士が現代の緑の戦士の父になるのは、とても感慨深いものがある。



今年のピンクは、変身前の人も結構アクションができるようでかなり強い印象です。ミッチー・ラブみたいな豪快かつパワフルなピンクが期待できそう。名前もアミィ 結月って、ペギー松山とかカレン水木みたいなノリでつけられた名前なのかは定かではありませんが(笑)、一際アクションで印象に残るピンクになりそうだ。



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