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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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今年は、有名な海外アーティストの訃報が相次いでおりますが、先月もアメリカの人気ミュージシャンのプリンスが急死し、ショックを受けたばかり。他にもデビッド・ボウイ、ザ・イーグルスのリーダーのグレン・フライ、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのリーダーのモーリス・ホワイトなど、2016年に入ってまだ4ヵ月しか経っていないのに、大物アーティストの死が続いております。個人的には、学生の頃に一時期アース・ウィンド・アンド・ファイアーの曲にはまって、その時に「宇宙のファンタジー」や「セプテンバー」「ブギー・ワンダーランド」などの名曲を知り、何度もリピートして聴いた思い出があります。イーグルスは、「ホテル・カリフォルニア」が有名ですが、デビュー曲の「テイク・イット・イージー」は、ナイトライダーのパイロットの挿入歌としても使用されていましたね。個人的にお気に入りの曲でもありました。



海外のミュージシャンは、日本では、中々お目にかかる機会が少ないですが、昔は、映画の中で見かけることが結構ありましたね。例えば1980年に公開された「ブルース・ブラザーズ」には、ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、チャカ・カーンなどなど、当時の名立たるブルース・ミュージシャン達が数多く出演し、話題を呼びました。また、ジェームス・ブラウンは、シルベスター・スタローン主演の「ロッキーⅣ」にも出演し、サウンドトラックの制作にも参加していました。と言うことで今回は、海外アーティストが出演した映画をいくつかご紹介致します。







戦場のメリークリスマス


第二次世界大戦中の日本統治下にあったジャワ島の日本軍捕虜収容所を舞台にした戦争映画。ビートたけしや坂本龍一をはじめ、数多くの日本人俳優が出演したれっきとした日本映画に、今年亡くなったあのデビッド・ボウイがジャック・セリアズ英軍少佐役で出演した。セリアズ役は、当初ロバート・レッドフォードや、「ゴッド・ファーザー」などで知られる映画監督のフランシス・フォード・コッポラの甥のニコラス・ケイジにオファーされていたそうですが断られ、美男で神秘的で気品がある、原作のイメージに最も近い!と言う理由で、1980年の暮れに大島渚監督がニューヨークのブロードウェイを訪れてデビッド・ボウイと直接交渉し、実現したそうです。


最近、改めて見直しましたが、当時のボウイは本当に美しい。当時話題になった坂本龍一とのキスシーンも神々しさを感じさせられました。デビッド・ボウイは、他にも「地球に落ちて来た男」や、「ジャスト・ア・ジゴロ」「ラビリンス/魔王の迷宮」などの代表作があり、役者としても活躍していましたね。











ムーン・ウォーカー


マイケル・ジャクソンが主演・原案・製作総指揮を担当したミュージックビデオ風のSFムービー。前半は、1987年から2年間行われた「Bad World Tour」のライブ映像や、マイケルのミュージックビデオで構成され、後半は、子供たちを麻薬漬けにしようとしているミスター・ビッグとマイケルが戦うストーリーと、ミュージカルが展開される。日本でも劇場公開され、後に日テレの金曜ロードショー枠でテレビ放送もされた。


「ムーン・ウォーカー」とは、「無限の宇宙を包み込む大いなる愛の使者」と言う意味で、マイケルは、銀河からやってきた正義の使者で、ミュージシャンと言う仮の姿で活動している設定。物語の途中、当時の新曲「SMOOTH CRIMINAL(スムーズ・クリミナル)」が流れ、白いスーツに身を包んだマイケルが1930年代風の酒場と近未来的な空間を融合させたようなバーで、華麗に踊りながら、悪党を蹴散らして行く。流れ星が頭上を横切った時だけ「コスモパワー」を使うことができ、マイケルがそのパワーで未来カーや巨大ロボに変身する。巨大ロボの変身シーンは、マイケルの体が鉄化して、ロボットに変形して行くプロセスがまるでトランスフォーマーのようにも見え、そのメカニカルな描写が見応えがあった。ちなみに、マイケルが変身した未来カーは、「ベルトーネ ストラトス・ゼロ」と呼ばれる車がベースになっていました。











未来警察


テレビシリーズ「私立探偵マグナム」で人気を博したトム・セレック主演の近未来SFアクション映画。ロックバンド「キッス」のボーカル&ベース担当のジーン・シモンズが悪の科学者役で出演したことも話題になった。トム・セレックは、ロボットによるトラブルや犯罪捜査を専門とする警察特別班「ランナウェイ・スクワッド」のメンバー・ジャック・ラムゼー警部補を演じている。


ロボットが日常生活に入り込んだ未来社会が描かれており、農業ロボットや家事ロボット、蜘蛛型の暗殺ロボットなどユニークなロボット達が登場する。当時としては、かなり凝っていたメカ描写が面白かったですね。まもなく来たるロボット社会を先取りしたような世界観で、家庭に当たり前のようにいるロボットたちが突如、制御不能に陥って人間を襲い出すなど、マイナス面も描かれており、ロボット社会への警告や皮肉がこめられていた。ジーン・シモンズは、凶悪な科学者チャールズ・ルーサーを演じていたが、映画初出演ながらも、中々の悪党ぶりを見せていました。とくに熱誘導ミサイル弾を撃つ姿がとても印象に残りましたね。










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出られないとレッドフォードに断られ、それからボウイに手紙を書いた
ガースさん、こんばんは。

今年に入った海外の大物アーティストの訃報が相次いでいますよね。プリンスやデビッド・ボウイ、キース・エマーソンの訃報まで流れると「一つの洋楽の時代が終わった」という思いを感じました。
自分が知ってる「海外アーティストが出演した映画」というと、ちょい役ですが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にヒューイ・ルイスが出ていたのを思い出しますね。マーティが参加したロックバンドコンテスト?の審査員役で出て、「音が大きいよ!」とダメ出しする場面だったかなぁ…。

>≫セリアズ役は、当初ロバート・レッドフォードや「ゴッド・ファーザー」などで知られる映画監督のフランシス・フォード・コッポラの甥のニコラス・ケイジにオファーされていたそうですが、断られ「美男で神秘的で気品がある、原作のイメージに最も近い!」と言う理由で、1980年の暮れに大島渚監督がニューヨークのブロードウェイを訪れてデビッド・ボウイと直接交渉し、実現したそうです。

>セリアズ役は企画当初ロバート・レッドフォードやニコラス・ケイジにオファーが来ていたとは驚きですね。同じように、坂本龍一さんが演じたヨノイは沖雅也さんや三浦友和さん・ビートたけしさんが演じたハラ軍曹役の候補に勝新太郎さんが挙がってたそうですが、ボウイ・坂本教授・たけしさんが演じたセリアズ・ヨノイ・ハラを別の役者が演じていたらになってたら雰囲気も変わってたでしょうね。

「戦場のメリークリスマス」といえば、以前古本屋で「シネマファイル・戦場のメリークリスマス」という公開当時に発売された公式ガイドブックにあたる本を買いましたが、大島渚監督が語る制作秘話の中に「ローレンス役にロバート・レッドフォードを考えるも、レッドフォードに断られたんでデビッド・ボウイに声をかけた」「日本サイドのキャストに滝田栄さんをヨノイ役・ハラ役で緒方拳さんを考えたが、滝田さんと緒方さんがNHKのドラマに出演することが決まったので坂本龍一とビートたけしを起用した」というエピソードがありました。

また、巻末の出演者リストによると法務中尉役で内藤剛志さん・収容所所長役で室田日出男さん・憲兵中尉役で三上寛さん・拘禁所所長役で内田裕也さん・軍律会議の通訳で戸浦六宏さんが出演されているそうですが、内藤さんのことを「若手男優として注目されている」と解説するコメントを読むと公開当時の内藤さんが若手の役者だったことを感じました。

デビッド・ボウイといえば、「007美しき獲物たち」でクリストファー・ウォーケンが演じたマックス・ゾリン役の候補にも挙がってたそうですが、鉱山でマシンガンを乱射して自分の部下たちを抹殺したりロジャー・ムーアと金門橋で戦うボウイも見てみたかったですね。
9人のコリない日本人 2016/06/08(Wed)18:24:11 編集
Re:出られないとレッドフォードに断られ、それからボウイに手紙を書いた
>セリアズ役は企画当初ロバート・レッドフォードやニコラス・ケイジにオファーが来ていたとは驚きですね。同じように、坂本龍一さんが演じたヨノイは沖雅也さんや三浦友和さん・ビートたけしさんが演じたハラ軍曹役の候補に勝新太郎さんが挙がってたそうですが、ボウイ・坂本教授・たけしさんが演じたセリアズ・ヨノイ・ハラを別の役者が演じていたらになってたら雰囲気も変わってたでしょうね。

レッド・フォード+沖雅也+勝新太郎コンビのものも見てみたかったですね。勝新の「ローレンス!ミスター・ローレンス!!」のセリフを聞いてみたかった。勝新ならラストカットの時、どんな表情をしたのかも気になりますね(笑)。


>滝田さんと緒方さんがNHKのドラマに出演することが決まったので坂本龍一とビートたけしを起用した」というエピソードがありました。

滝田さんと緒方さんが出ていたら、また全然雰囲気が違っていたでしょうね。でもあの時代は、坂本龍一とビートたけしのほうが新鮮味があったし、デビッド・ボウイも含めて結果的にあのキャスティングだったから注目を集めたし、成功したのでしょうね。


>内藤さんのことを「若手男優として注目されている」と解説するコメントを読むと公開当時の内藤さんが若手の役者だったことを感じました。

内藤さんは、この映画に出る以前から「西部警察」などの刑事ドラマやNHKのドラマにも出演して活躍されていたみたいですが、当時は、注目度の高い若手の人気俳優だったんですね。


>デビッド・ボウイといえば、「007美しき獲物たち」でクリストファー・ウォーケンが演じたマックス・ゾリン役の候補にも挙がってたそうですが、鉱山でマシンガンを乱射して自分の部下たちを抹殺したりロジャー・ムーアと金門橋で戦うボウイも見てみたかったですね。

ボウイとクリストファー・ウォーケンて、確かに雰囲気が似ていましたね。ボウイがマックス役を演じてもきっとさほど違和感なかったでしょうね。
【2016/06/28 09:31】
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