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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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エピソード8に当たる最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が今週から公開されますが、このシリーズも関連作品を合わせると膨大な作品数になってきましたね。去年公開された「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」は、本シリーズの1つと思っている方もいると思いますが、この作品は、「アンソロジー・シリーズ」と呼ばれるもので、その第1作に当たります。所謂スター・ウォーズの派生作品(スピン・オフ)で、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」と、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の間で起きた出来事を描いた作品でした。ちなみにアンソロジー・シリーズの第2作「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は、来年(2018年)公開予定だそうです。


普通ならばエピソード1から順番に作られるものなのですが、スター・ウォーズの場合は全9部作のうち、中盤の3部作から映画化されたので多少混乱する方もいるみたいですね。なにせエピソード4から6は、1970年代の後半から80年代の前半にかけて作られ、エピソード1から3は2000年代に入ってから製作されたので映像技術が明らかに違うし、エピソード4→6よりも1→3のほうが新しい映像になってしまうなど、なんとも不思議な世界観を持つシリーズになってしまったのですが、もし、4から6が今の技術で作られていたらどんな作品になっていたのかちょっと考えてしまいます。まあ70年代のエピソード4の大ヒットがなければ、ここまでシリーズが続いていなかったかもしれないし、ローグワンのような派生作品も生まれていなかったかもしれませんが。



スター・ウォーズの関連作品は、エピソード4の大ヒット以降、「イウォーク・アドベンチャー」や、アニメの「スター・ウォーズ クローン大戦」など数多く作られていますが、やはり一番覚えているのは、この作品。












スター・ウォーズの世界を余すことなく茶化した珍作「スペース・ボール」。悪の帝国スペースボール星のスクルーブ大統領は、薄くなった星の大気を補充するため、ドルイデア星から大気を奪うことを計画。ドルイデア星のローランド王の娘べスパ姫を誘拐し、姫を人質に大気を盗もうとしていた。ローランド王は、イーグル5号の船長ローン・スターとその友人バーフに娘の救出を依頼する。



ギャグ満載、突っ込み所満載の作品でしたが、特撮技術は本家のスタッフが関わっているし、宇宙船のデザインや船内のセットも中々の出来栄え。一番印象に残っているのは、大きなダースベーダーのへルメットをかぶったダークへルメット。「ゴースト・バスターズ」に出ていたコメディアンのリック・モラニスがダークへルット役を演じ、富山敬さんが吹替えを担当していたが、結構笑わせてもらいました。









半分犬で半分人間のバーフは、チューバッカをパロったキャラクターで演じるのは、コメディアンのジョン・キャンディ。その出で立ちにインパクトがありましたね。









ジャバ・ザ・ハットをパロったピザ・ザ・ハットは、中々グロい(笑)。









ドルイデア星のローランド王の王女のべスパ姫。べスパ姫役のダフネ・ズニーガは、「ザ・フライ2 二世誕生」でヒロインを演じた後見かけなくなったが、本国では、映画やテレビドラマに出演して活躍しているそうです。C-3POをパロったドット・マトリックスは女性型の従事ロボットだが、髪があるのとひょろとした体型のせいでちょっと気味悪かった。









ハン・ソロをパロったローン・スターは、一見Aチームのフェイスマン(ダーク・ベネディクト)っぽいが、ビル・プルマンという俳優が演じていた。ちなみにこの人、インディペンデンス・デイで大統領役をやっていましたよね。ダークヘルメットとライトセーバー風のレ一ザ一剣でバトルしていた時が一番笑った。





ポリスアカデミーの擬音模写をする警官役で一躍人気者になったマイケル・ウィンスローがレ一ダ一の監視役で出演していたり、本人役でジョン・ハートがゲスト出演し、エイリアンのパロディを見せるなど、ゲストの人選も中々センスがありました。スター・ウォーズだけでなく、「スター・トレック」の転送装置のネタや、「2001年宇宙の旅」「猿の惑星」などの他にも様々な作品のパロディが盛り込まれていました。


このスターウォーズブームに乗っかってスペースボールの続編も・・・なんてことを思ったことはありませんが(苦笑)、監督兼スクルーブ大統領を演じたメル・ブルックスは、やる気はあるみたいです。ただ、ダークへルメットを演じたリック・モラニスは俳優業を引退しており、復帰するつもりはないみたいなので、またやるにしても以前のメンバーを集めるのは中々困難を極めそうですね。


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地上波で昔の名作映画が放送されなくなってから早十数年。最近フジでインディジョーンズシリーズ全4作が久々に放送されたそうですが、そう言えば、私が初めてインディシリーズの一作目「レイダース失われたアーク」を見たのは、フジのゴールデン洋画劇場だった。二作目の魔宮の伝説は、金曜ロードショー、三作目の最後の聖戦もゴールデン洋画劇場だったと思います。当時、インディ(ハリソン・フォード)の声は、村井国夫が担当し(日本テレビ版の吹替え)、フジで見たレイダースも日本テレビ版の吹替えで放送されていましたが、最後の聖戦だけフジテレビ版の吹替えがあり、シュワちゃんなどの声でお馴染みの玄田哲章がインディの声を演じていたのが印象に残っています。


レイダースのTV初放送が1985年ですから、かれこれ30年以上経っているわけで、時の流れを感じると言いますか、30年後にタイムスリップしてしまったような気分になりますが(笑)、まあインディは有名だからこうして今も地上波で流れるけど、他の80年代の作品や70年代の作品は今は全く放送されなくなった。それらの作品は、スカパーの映画チャンネルで見ていますが、近年は時代に埋もれてしまったマイナーな作品も結構吹替えで放送してくれるのがありがたいですね。




毎年、定期的に70年代の吹替え映画も見ていますが、最近見た中で面白かったのは、チャールズ・ブロンソンの「軍用列車」。時は1873年。知事や牧師、医師らを乗せた8両編成の軍用列車が疫病にかかっている砦の騎兵隊の元へ向かっていたが、列車の中で立て続けに殺人事件が起こり、医師の資格を持っているディーキン(チャールズ・ブロンソン)が調査を始めるというストーリー。一見西部劇のようにも見えたが、いわゆる列車サスペンスもの、トラベルミステリーとも言えそうな内容でした。


この時代の列車ものの映画と言えば、リチャード・ハリスの「カサンドラ・クロス」、ジーン・ワイルダーの「大陸横断超特急」などを思い出しますが、この軍用列車の見所をアクション限定で言いますと、なんといってもブロンソン演じるディーキンとアーチ・ムーアという元ボクサーが演じるカルロスが雪が降り積もった列車の屋根上で大暴れするところと、本物の列車を転落させているところ。列車の屋根上の対決シーンはおそらくスタントマンだと思いますが、時折ブロンソン自身がやっているかのようなカットも見受けられたり、二人が列車の屋根から転げ落ちて、おそらく十メートル以上の高さはあるであろう橋の上を列車が渡っている間、ずっとその屋根についている手すりにぶら下がった状態になるという、なんともきわどいアクションを見せていた。









通常の列車の屋根上も危険ですが、雪が降り積もってる屋根の上で格闘するってワイルド過ぎる(苦笑)。









カサンドラ・クロスにも列車の転落シーンがあったが、明らかにミニチュアで撮られたものであった。一方、軍用列車は本物の列車を使っていた。転落によって無惨に壊れていく列車の生々しい破壊の瞬間がスローモーションで映し出されており、重量感がひしひしと伝わり中々の迫力でした。



吹替えは、1980年に「月曜ロードショー」で放送されたTBS版のもので、ブロンソンの声を森山周一郎を担当し、保安官のネイサン(べン・ジョンソン)を塩見竜介、フェアチャイルド知事(リチャード・クレンナ)を森川公也などが演じていた。リチャード・クレンナは、ランボーシリーズのランボーの元上官のサミュエル・トラウトマン大佐役が有名ですね。音楽は、ジェリー・ゴールドスミスが担当。ゴールドスミスと言えば、ランボーシリーズの音楽も彼の作曲でしたが、軍用列車のBGMを聞いていると、時折ランボーっぽい感じのメロディもあり、思わず聞き入ってしまいました。


実は8年ほど前にも一度見たことがあるのですが、その時はまだスカパーがSD画質で、25インチのブラウン管テレビで見たのでイマイチ画質も冴えないし、画面が小さいのであまり迫力を感じなかった。今回はちょっと大きめのフルHDワイド液晶画面で鑑賞したので、ものすごく迫力が伝わり、改めてこの映画の古き良きを味わいを堪能いたしました。


他にもバディ刑事ものの「破壊!」や、ジェームズ・コバーンがプロのスリ師を熱演した「黄金の指」なども見ましたが、これ以上になると長くなりそうなのでまた機会があれば、ここで紹介したいと思います(笑)。


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地上波のゴールデン帯から映画枠が消えて早数年。フジや日テレは一応形としては残っているものの、昔のように洋邦の映画を毎週放送しているわけではなく、自社のバラエティやドラマを優先したり、日テレは定期的にジブリのアニメ枠になっている。


日曜洋画劇場が終了してからスタローンやシュワちゃん、ジャッキーの映画など往年のアクションスター達の映画もすっかり地上波から姿を消しましたが、今は各局のBSに映画枠があり、そこでたくさん放送されています。BSでもたまに見ることがありますが、私がよく見るのは、スカパーの映画チャンネル。


前にも言ったように、映画館で映画を見る時は字幕。DVDやテレビで映画を見る時は吹替えで見る派なので、スカパーで映画を見る時も必ず吹替え版を選んで見てしまう。今はテレビ(地上波)で映画が放送されなくなったので、新規でテレビ用の吹替えが作られなくなってしまったのが非常に寂しい限り。昔はスタ口一ンならささきいさお、シュワちゃんは玄田哲章、ジャッキーなら石丸博也みたいに、テレビで定番の声が聞けたけど、今はテレビで映画がほとんど放送されないので、最近の俳優は、誰が声を当てているのかわからないし、フィックス(固定)の声優ではないので昔のように定着しないし馴染まない。


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この間、ザ・シネマで「ふきカエ ゴールデン・エイジ」なる特別番組が放送されていた。応年のアクションスター達が集結した「エクスペンダブルス」の吹替え声優陣が一堂に会し、映画の好きなシーンやセリフを語ったり、個々のベテランの声優達が視聴者の吹替えに関する質問に答えていくという内容だった。とにかく圧倒されたのは集結した6人のべテラン声優陣の豪華な顔ぶれ。ささきいさお(シルベスター・スタ口一ン)、玄田哲章(アーノルド・シュワルツェネッガー)、山路和弘(ジェイソン・ステイサム)、安原義人(ミッキー・ローク)、磯部勉(メル・ギブソン)、江原正士(ウェズリー・スナイプス)。


江原さんが司会進行役を務め、べテラン声優陣に様々な質問で投げかけていく感じで番組が進められていったわけですが、私からしたら、マイケル・ナイトとストリング・フェロー・ホークと、「ブラジャーからミサイルまで何でもそろえてみせるぜ!」のフェイスマンに、ハイテク武装車バイパーのコールに、ビフ・タネンとフォレスト・ガンプが集まって楽しく座談会をしているようにしか見えなかった(苦笑)。


6人のべテラン声優陣の話が本当に面白くて、前後編の1時間ずっと引き込まれてしまいました。仕事の取組み方とか考え方が6人6様あってとても興味深かった。「ご自身がアテレコした作品は覚えているものですかか?」という質問では、ほとんどの声優の方は覚えていない(フリ?)という解答でしたが、「声をアテたハリウッドスターに実際に会われたことはありますか?」という質問の時に、玄田さんは、2年前にシュワちゃんと会った話をし、ささきさんは、ヨーロッパの空港でデビッド・ハッセルホフと偶然出会った話をしていたのが印象的でしたね。


「偶然のキャスティング」という質問の時に、東北新社の階段で日曜洋画劇場のプロデューサーと偶然すれ違って決まった仕事がナイトライダーのマイケルの声だったというささきさんの話があったり、結構ナイトライダーの話が多かったのがファン的には嬉しかったです(笑)。「ここだけの話、洋画は字幕派?吹き替え派?」の話の時に、ささきさんが「ダンディ2 華麗な冒険」で共演した広川太一郎さんの話をしていたところもとても面白かったです。


磯部さんからエアーウルフの話も聞けるかな?安原さんからはAチームの話も出るか?と思ったけど、なかったのが残念。番組でも言ってましたが、安原さんと山路さんて声質が本当によく似ているんですよね。バイパーのトーマス・コールの声も、安原さんがやっているものと思ってしばらくの間勘違いしていましたからね(笑)。山路さんの声は今ではすっかりファイブオーのダニーの声で定着しておりますが、今のうちにバイパーのシーズン3のコールの声をやっといてもらいたいんですけどね。コールのこと覚えてるかな・・・(苦笑)。


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BSイマジカでロッキーシリーズが一挙放送されていたので久々に見たら、当然ながらその昔、地上波のゴールデン帯で見た時よりも格段に画質が向上し、70年代の作品とは思えないほどクリアになっていてびっくりしました。この間、深夜にたまたまBSのチャンネルに合わせていたら、1974年に開催されたクイーンの伝説のコンサート「クイーン/ライヴ・アット・ザ・レインボー '74」が放送されていたのでついつい見入ってしまった。これも驚くほど高画質な映像になっていたので、寝るつもりだったのに最後まで見てしまいました。



フィルムで撮影された昔の映画やドラマ作品は、デジタル化されて今でも綺麗な画面で見る事ができるようになりましたが、VTR(ビデオ)で撮られた昔の作品は、当時まだ技術不足だったために、途中で映像が乱れたり、音が飛んだり、ノイズが入ることが多く、どうしてもフィルムで撮られた作品よりも見劣りすることがあります。スカパーで日本の昔のバラエティ番組や音楽番組、ドキュメンタリーなどを見ていると、そのような現象をよく見かけますね。BSでやっていたクイーンのコンサートの鮮明な映像を見ると、VTR作品でも頑張ればここまで綺麗になるのかと、とても感心致しました。



改めてロッキーを見て思いましたが、やはり、映画にとって音楽は、重要なパーツ。音楽を聞いただけですぐに頭の中に映画の映像が浮かんでくる。そんな心に残る映画の名曲がこれまでにたくさんありました。今回は、年代別に心に残ったアクション映画の名曲をいくつかご紹介致します。










48時間(1982)

「(The Boys Are) Back in Town」 The Busboys

80年代映画の名曲は山程ありますが、やはり刑事アクション好きとして一番聴き惚れた曲と言えば、この「(The Boys Are) Back in Town」。「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズで知られるエディ・マーフィの映画デビュー作品。エディが早口のおかしな囚人役を熱演し、ニック・ノルティ演じる型破りのはみだし刑事と奇妙なコンビネーションを見せながら脱獄犯を追いつめていく。劇中、クラブでこの曲が演奏されるシーンがあり、エディ・マーフィと女性が曲に合わせて楽しく踊っている姿が印象的でした。この時代の曲は、今聴いても心をウキウキにされてしまいますね。













スピード(1994)

「Speed」 Billy Idol

キアヌ・リーブスの代表作の1つとなったアクション映画の名作「SPEED」。デニス・ホッパー演じる爆弾魔が仕かけた時速80キロ以下になると爆発するバスに自ら乗り込んで、命がけでバスを止めようとするSWAT隊員役のキアヌがとてもカッコ良く、ド迫力なバスのジャンプシーンも話題になりました。


この映画のエンディング曲を歌っていたのは、ビリー・アイドルというロック歌手。1983年に発表した「Rebel Yell(反逆のアイドル)」が大ヒットして一躍ロック界のニューフェイスに。Rebel Yellは「ナイトライダー」で挿入歌としても使用されていましたが、このSpeedを劇場で初めて聴いた時、真っ先にこのRebel Yellが頭に浮かんだ。後で確認してなるほど、ビリー・アイドルの曲だったのかと妙に納得した記憶がありますね。


スピードの2作目はなぜだか豪華客船が舞台になり、キアヌは降板するわ、スピード感は全くないわ、ビリーの曲はイメージに合わなかったからなのか使用されず、代わりに小室哲哉が音楽を担当していたのが印象に残っています(苦笑)。


ボーン・アイデンティティ(2002)

「Extreme Ways」 Moby

言わずと知れたスパイアクションの名作ボーンシリーズ。最新作「ジェイソン・ボーン」では、マット・デイモンが再びジェイソン・ボーンを演じて話題になりましたが、1作目から15年経ち、若かったデイモンも年相応に親父感が漂っておりました。


ボーンシリーズと言えばやはりこの曲「Extreme Ways」。シリーズ全作にエンディング曲として使用され、様々なバージョンがありますが、なんといっても1作目のオリジナルが今でも耳に焼きついています。最新作のバージョンも好きでよく聴いていますが、どことなく感じるクラフトワークっぽさ、孤独な暗殺者であるボーンのせつなさや悲しみをあらわしたかのようなモービーの歌声とエレクトロなリズムが心に響きます。


2000年代、2010年代の映画は、80年代と比べると心に残る名曲がほとんど思い当たらないというか、音楽で思い出せる映画があまり見つからないのですが、ボーンシリーズは、この曲が定番曲にになっているので、すんなり頭に浮かんできますね。







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ゴジラ映画は、今年公開予定の「GODZILLA-怪獣惑星-(第一章)」でちょうど30作目になるそうです。ゴジラ映画初のアニメーション作品なのだそうですが、ゴジラをアニメで見るってどんな気分になるんでしょうかね。過去には、ウルトラマンもアニメになったことがあったし、それと同じ感覚になるのでしょうか。ちなみにこのアニメ、3部作になるそうです。



ゴジラと言えば、私の中では、1984年に公開されたシリーズ16作目の「ゴジラ」。1954年の1作目のゴジラからちょうど30周年に当たる作品で、小林桂樹、田中健、夏木陽介など当時の豪華絢爛そうそうたる顔ぶれで、「刑事物語3 潮騒の詩」で共演していた武田鉄矢と沢ロ靖子も出演していました。


日本近海を航行していたソ連の原子力潜水艦が撃沈され、それがアメリカのせいにされて、あわや米ソ戦争勃発か?ソ連というキーワードが懐かしい限りですが、戦術核兵器の使用を巡って首脳陣が激しく対立したり、米ソを巻き込んでの危機迫るストーリーがとても面白かったし、新宿副都心を暴れ回り、走行中の新幹線を破壊するゴジラがカッコ良く見えた。当時の撮影は、当然ながらCGではなく、新宿や有楽町などの町を忠実に再現したきミニチュアセットを使用していましたが、これぞ日本の特撮という感じで、劇場の大きなスクリーンで見た時は、そのセットの再現力の素晴らしさと共に、凄まじい破壊シーンに圧倒されました。



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それから32年後に作られたのが、去年大ヒットした「シン・ゴシラ」。日本で十数年ぶりに復活したゴジラが一体どのような変化を遂げたのかが気になって見ましたが、一言でいうと、「踊るゴジラ大捜査線」て感じでしたね(苦笑)。国家機関の人間達が難しい専門用語で言葉を交わし合い、法律に照らし合わせながらゴシラを倒す解決策を見つけ出していくという感じの作品でしたが、とくに感情をぶつけ合うこともなく、クールに淡々と進むスト一リ一が新鮮でした。








出演者は、往年のアクション刑事ドラマに犯人役で出演していた方々が思いのほかたくさん出ていたり、二代目ギャバン、アマゾンズの加納役の人など、現在特撮番組で活躍中の俳優さんなど、顔馴染みの人も出ていました。米軍関係者のキャストの中に、「ドン・ジョンソン」と言う名があったので、「特捜刑事マイアミバイス」や「刑事ナッシュブリッシス」に出ていたあの方かと思い、どのシーンに出ているのか血眼になって探したのですが、同名の別人でした(汗。



今回のゴジラは第四形態まであり、第一はオタマジャクシのような感じで、第二形態は、まだ腕が小さくギョロ目の愛嬌あるかわいい感じのゴジラ。大日本人に出てきそうなおかしな怪物に見えて面白かったのですが、破壊力は凄まじかったですね。第四形態のゴジラは、口や背中から強力な光線を出して、爆撃機を破壊したり、東京のビル群を一瞬で粉々して火の海にしたり、銀座や虎ノ門などをあっという間に炎の町にして、とてつもない破壊力と絶望感を見せていましたが、そのリアルな破壊描写に目を奪われました。



街の破壊シーンは、これまでのゴシラ映画より格段にリアルになっていて 、川の水が逆流していくつものボートが押し寄せてくる映像や、何十台もの車や電車が吹っ飛んだり、一軒家、マンションの倒壊シーンなど、所々に阪神大震災や3.11を意識したような破壊シーンもあって、思わず息を飲んだ。ラストの作戦も3.11を彷彿させるものがあり、とてもリアルに見えましたね。作戦部隊の第一陣が呆気なく全滅してしまったのはちょっとかわいそうでしたが、複数台の建設機械やコンクリートポンプ車が勇ましく一斉にゴジラの元に向かっていって、ゴジラが倒れている間にアームを伸ばして、血液凝固剤をゴジラの口の中に流し入れるという、歯の治療をしているみたいにも見えましたが、中々壮観でした。



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規制規制のオンパレードで視聴者が心の底から楽しめる番組がどんどん減り続けている今の地上波テレビでございますが、いつの間にやら映画枠も民放のゴールデン帯からほとんど消えてしまいました。1980年代ぐらいまでは、地上波のゴールデン帯でホラー映画もたくさん見ることができたんですけどねえ。13日の金曜日はもちろんのこと、チャイルドプレイやスティーブンキングのキャリー、シャイニング、クリスティーン、日曜洋画劇場で何度もスペース・バンパイアを見たし、金曜ロードショーでバタリアンもやっていた。


ジョーズやピラニアなどパニック映画も地上波で随分と見たつもりでいましたが、最近、ザ・シネマなどのチャンネルで、当時見ていなかったマイナーなパニック映画をよく見ます。知能を持ったゴギブリ状の生物が火を噴きながら人間を襲う「燃える昆虫軍団」、殺人蜂の大群が大都市に押し寄せる「スウォーム」など、動物系のパニック映画なども見ながら、80年代のテレビはいろんな映画がやっていたんだなあと、本当に凄い時代だったと改めてしみじみと思い知らされる今日この頃であります。







そして、地上波のゴールデンでこんな映画も放送されていたんですね。



「猛獣大脱走」





北ヨーロッパにある最新鋭のコンピューターで管理された動物園の動物達が突然暴れ出して脱走し、人間達に襲い掛かるパニック映画。イタリアで1983年に公開された作品で、日本では84年に劇場公開され、翌年の85年には、フジテレビの「ゴールデン洋画劇場」枠でテレビ初放映されたそうです。


何が凄いってこの映画、なんと本物の動物達を町中に出して撮影しているところ。凶暴化したネズミが火災放射器でむし焼きにされてしまうシーンがあるのですが、どう見ても本物のネズミを焼いているようにしか見えない。豚を食うハイエナ、女性の顔を踏み潰して空港の滑走路に進入するゾウ、地下鉄の電車内をうろつくトラ、学校で暴れるホッキョクグマ・・・。


今ならこれらのシーンはCGになってしまうだろうが、この映画の場合、全て本物の動物を使っているので、ブッ飛んだストーリーながらも妙にリアル。アップめのシーン(人間が動物達に噛まれている所)は、着ぐるみだったり、カット割りを多用したり古めかしい映像手法も見受けられるが、それを忘れてしまうくらいの圧倒的な映像が多く、今見てもそれなりに迫力がありました。


猛獣の餌食となった人間達の死体がわんさかと映し出され、ウォーキング・デッドばりというか、ダリオ・アルジェント風味の血みどろのグロ描写が満載なのですが、これを日本のテレビがカットせず放送していた時代があったということに、妙な感動を覚えます(苦笑)。







夜の町を疾走するチーター。これ以外にも「そんなあほな!」と思わず声を上げてしまう数々の動物達の姿が映し出される。



動物達が暴れ出した理由は、麻薬成分を含んだ工業汚染水を飲んだためなんだそうですが、それを人間の子供逹も飲んでしまい、ラストはその子供達が凶暴化して大人の人間を襲うというゾンビテイストなオチになっておりました。


この映画、吹替えで見たんですが、「アーノルド坊やは人気者」のアーノルドや、忍者ハットリくんの声で知られる堀絢子さんが凶暴化した少年の声を演じていたからか、怖いシーンのはずが、なぜだかニヤニヤしてしまった(苦笑) 。あと、主役の獣医役の俳優(ジョン・アルドリッチ)がドラマ版「リーサル・ウェポン」のリッグス役の俳優に似ていてやけに気になりました(笑) 。



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