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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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最近CSで、開局15周年企画と銘打って海外ドラマやアニメの歴史を振り返る番組をよく見かける。CSが誕生してまだ15年ぐらいしか経ってないのかと意外に思ったが、うちがスカパーに入って6年ぐらいになりますが、入る前の開局間もない頃のほうが昔の面白い番組を一杯放送していたし、コンテンツが充実していたような気がします。特に海外ドラマは、最近新しいドラマを猛烈にプッシュするようになってからは、昔の名作ドラマは、ほとんど無視されて放送することもなくなったし。もっと1960~80年代のドラマも取り上げてくれよと思ったりもするのですが、まあ権利関係とか映像素材の修復など、様々な問題があるのでしょうね。ぜひともどこかチャンネルで、今度は、日本のアクションドラマの歴史を振り返る番組も作ってもらいたいですね。


もうかれこれ6年ぐらいスカパーを見てきたので、大抵の古き良き名作ドラマは、見てきたつもりですが、でも「特捜最前線」や「Gメン」は、まだ未見のエピソードが数多いし、「大捜査線」「夜明けの刑事」など、一度も見たことがない刑事ドラマも多い。そして、あの名作アクションドラマもリアルタイム以来まだ見ていなかった。それは、80年代、テレ朝金曜夜9時に放送されていた『ザ・ハングマン』シリーズ。なんと今月からチャンネルNECOでシリーズ第一作目に当たる「ザ・ハングマン 燃える事件簿」がスタートしています。


ザ・ハングマンは、当時テレ朝金曜夜10時枠で放送されていた時代劇「必殺シリーズ」から派生した「現代版の必殺」と言う設定で製作されたシリーズ。暗躍する悪人達を殺すのではなく、制裁を加えた上で罪を告白させ、それを世間に公表することによって「社会的抹殺」を図る。それが秘密チーム=ハングマンの役割である。リアルタイムで見始めたのは、パートⅡからだったので、今回初めてパートⅠをようやく見ることになる。映像素材がデジタルリマスター版なのか、物凄く綺麗な映像になっていて驚いた。アダルトチックなOP曲と森山周一郎さんのシブいナレーションがやはり素晴らしくカッコ良い。


ハングマンと言えば、やはり真っ先にイメージするのは、リーダー役を演じた黒沢年男のマイトや、名高達郎が演じたサファリを思い出すんですが、パートⅠでは、コードネーム=ブラックを演じる林隆三がハングマンのリーダーを務めている。マイト役の黒沢年男氏もレギュラーで出ていますが、最初は、リーダーじゃなかったんですね。後のシリーズにもコードネームを変えて出演していた植木等氏もいますが、コードネームが「パン」て(笑)。やはり、自分の中では、オショウのイメージが強いです。ドラゴン役のディオン・ラムは、一時期アクション俳優として活躍していたそうですが、以後は、スタントマンやアクション監督として、『スパイダーマン2』など様々な映画に携わっているお方のようです。ハングマンを操る陰の総司令的な存在のゴッドを演じている山村聰氏は、本家必殺シリーズにもレギュラー出演されていました。


初回は、ハングマンが結成されるまでの経緯が詳しく描かれていたが、メンバーは、全員元刑事で、それぞれに壮絶な裏事情があったようです。例えば、マイト=日下部孝介の場合、妻子を強盗犯に殺されて、以後、行き過ぎた捜査を繰り返す暴力刑事になる。取調室のシーンは、大都会や西部警察を凌ぐハードさで凄かった(笑)。しかも日下の上司役は、西部警察で二代目係長を演じていた高城淳一さんだった。また、ブラック=都築俊也は、大物政治家の車に轢かれて植物人間になってしまった妹の復讐を果たすため、ハングマンになると言うこれもなかなかハードな設定で、復讐に執念を燃やすブラックの姿がとても印象に残った。ただ、「植物人間」のセリフがなぜか消されていたのが気になった。いつから放送禁止用語になったんだ…?


後にハングマンⅡのメンバーだったデジコン(名高達郎)や、タミー(夏樹陽子)も登場するそうなので、その登場回も早く見てみたいですね。私の中でハングマンと言えば、やはりハングマンⅡ。続けて放送してくれると嬉しいのですが。








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顔を変え、指紋を消し戸籍を抹消した人間たち…
ガースさん、こんにちは。

>≧ドラゴン役のディオン・ラムは一時期アクション俳優として活躍していたそうですが、以後スタントマンやアクション監督として『スパイダーマン2』など様々な映画に携わっているようです。

>ディオン・ラムさんですが、映画だとマトリックスシリーズやロミオ・マスト・ダイやインファナル・アフェアのアクション監督を担当されているそうですね。ラムさんが役者として出演された作品や武術指導を担当した作品を機会があればチェックしてみたいです。

>≧例えば、マイト=日下部孝介の場合……妻子を強盗犯に殺されて、以後行き過ぎた捜査を繰り返す暴力刑事になるのだが、取調室のシーンは大都会や西部警察を凌ぐハードさで凄かった(笑)。しかも刑事時代のマイトの上司役は高城淳一さんだった。

>先日購入した「COMICデカ」という刑事漫画を集めた漫画雑誌の付録に「ザ・ハングマン1」の初回DVDがあったので拝見しましたが、マイトたちがハングマンになった経緯→チーム結成と最初の事件を描いていますが、刑事時代のマイトがオオサトの情婦を締め上げる姿も強烈でしたね。

高城淳一さん演じる刑事時代のマイトの上司がハングマンとなったマイトを街で見かける場面を見ると、刑事時代のマイトの上司が「逃亡者」のジェラード警部みたいなポジションとなり「殉職したはずの日下部は生きているのではないか?」とハングマンを追うデカ長のエピソードも見たかったです。

オープニングにかかる「顔を変え、指紋を消し戸籍を抹消した人間たち…」という森山周一郎さんのナレーションやブラックたちが戸籍上は「顔を変えた殉職刑事」という設定を見るとナイトライダーやハイテク武装車バイパーを思い出す自分ですが、ナイトライダーの「KNIGHTMARE」みたいに、ふとしたことで記憶喪失になり「刑事だった頃の自分の記憶」を取り戻したマイトやブラックたちを描いたエピソードがあれば、またどんな話になっていたかと想像します。
9人のコリない日本人 2020/04/30(Thu)13:01:19 編集
Re:顔を変え、指紋を消し戸籍を抹消した人間たち…
>先日購入した「COMICデカ」という刑事漫画を集めた漫画雑誌の付録に「ザ・ハングマン1」の初回DVDがあったので拝見しましたが、マイトたちがハングマンになった経緯→チーム結成と最初の事件を描いていますが、刑事時代のマイトがオオサトの情婦を締め上げる姿も強烈でしたね。

マイトは一番ワイルドでインパクトのあるキャラクターでしたからね。ハングマンの途中から実質リーダーになり、番組の顔になりましたよね。


>高城淳一さん演じる刑事時代のマイトの上司がハングマンとなったマイトを街で見かける場面を見ると、刑事時代のマイトの上司が「逃亡者」のジェラード警部みたいなポジションとなり「殉職したはずの日下部は生きているのではないか?」とハングマンを追うデカ長のエピソードも見たかったです。

高城淳一氏演じるマイトの元上司が銭形の警部のようにハングマンを追い回すようなエピソードもあれば面白かったかもしれませんね(笑。


>ナイトライダーの「KNIGHTMARE」みたいに、ふとしたことで記憶喪失になり「刑事だった頃の自分の記憶」を取り戻したマイトやブラックたちを描いたエピソードがあれば、またどんな話になっていたかと想像します。

私も同じこと考えたことがありましたね(笑。ハングマン版の「KNIGHTMARE」が見たかったです(笑。
【2020/05/28 11:29】
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