10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
特撮ヒーローにおいて燃える展開と言えば、やはり、ヒーローの共闘。最近は毎年、過去の様々なヒーローが集結して、白熱の戦いを繰り広げていますが、1970、80年代は、どうであったか。70年代を代表するヒーローと言えば、やはり仮面ライダー。ライダーシリーズでは、初代ライダーと2号ライダーが共演したり、またV3の初回に1号2号が登場し、二人の改造手術によってV3が誕生して、3人のライダーが共演。以後、新ライダーが登場する度に、歴代ライダーが勢揃いして、力を合わせて巨大な敵に立ち向かう展開がライダーシリーズの定番になった。
戦隊シリーズでは、新戦隊と旧戦隊がそろって戦うVSシリーズがありますが、劇場で公開された「秘密戦隊ゴレンジャーvsジャッカー電撃隊」で、初めてゴレンジャーとジャッカー電撃隊が共演し、クライム四天王と戦った。当時はまだスーパー戦隊シリーズと言う括りはなく、両作品は、石森章太郎の作品として数えられており、次作のバトルフィーバーJ以後の作品では、VSシリーズは制作されていない。とくに電子戦隊デンジマンと太陽戦隊サンバルカンのVSシリーズは、見たかった。デンジマンの敵であったへドリアン女王がサンバルカンにおいて復活するなど、唯一作品の世界につながりがあったので、作られていればきっと共闘話は、盛り上がったに違いないと思うが、残念ながら実現しなかった。VSシリーズは、平成に入ってから東映Vシネマで復活し、「超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー」以降、現在まで続けられている。と言うことで、特撮ヒーロー史に残る共闘話をいくつかご紹介致します。
『仮面ライダー』
仮面ライダー1号・本郷猛役の藤岡弘氏が撮影中にバイクで転倒して重傷を負い一時降板、14話から急遽仮面ライダー2号・一文字隼人が登場するが、このアクシデントによって1号2号の「ダブルライダー」が生まれることになった。そのダブルライダーが初めて共演したのが第40話「死斗!!怪人スノーマン対二人のライダー」。スイスからやってきた死神博士とスノーマンを追って日本に戻ってきた本郷猛(一文字が日本で戦っている間、本郷は、海外のショッカーと戦っているという設定になっていた)が一文字隼人と初顔合わせをし、そして、2人のライダーが初めて一緒に戦った。このダブルライダー回は、1972年の正月に放送され、20%を超える高い視聴率を記録した。当時の子供達も初のライダー共闘に大熱狂したのでしょうね。
『キカイダー01』
最近、映画化が噂されている『人造人間キカイダー』ですが、土曜夜8時のゴーデンタイム枠に放送され、当時の人気番組だったドリフの『8時だョ!全員集合』と視聴率で戦い、見事高視聴率を獲得。キカイダーは、ドリフと戦った唯一の特撮ヒーローでもあるんですね(笑)。そして、キカイダーの成功によって新たに作られたのが「キカイダー01」。キカイダーより先に作られた言わばプロトタイプであり、01=イチローは、キカイダー=ジローの兄に当たる。01は、仁王像の中に3年間封印され、悪のエネルギーの増大を察知して眠りから覚ますと言うインパクトのある登場の仕方をしている。キカイダーとは違って完全な良心回路を持つが、太陽電池によってエネルギーを吸収しているため、太陽が照っていない場所では、戦闘力が通常の10分の1に落ちてしまう弱点がある。第2話のハカイダー部隊との戦いにおいて、01は、両足を損傷し、その弱点によって危機に陥るが、続く3話「帰って来たジロー キカイダー」にあのキカイダーが登場し、01の危機を救う。
この回で初めて、キカイダーと01がそろい、以後数度に渡って共闘することになる。キカイダーは、ギルの笛の音が弱点だったが、01は、太陽電池が動力源なので、戦える場所が限定されてしまうのが難点。戦闘ロボットとしては、結構大きな弱点ですよね。やはり、キカイダーのほうが優秀なのか…。
「宇宙刑事ギャバン」
父・ボイサーと再会し、いよいよマクーとの最終決戦に挑むギャバン。最終回「ドンホラーの首」の前半で、ギャバンは、サンドルバと魔女キバと対決するも、キバの妖術によって動きを封じられ、とどめを刺されそうになる。しかし、そこへ突然謎の赤い光球があらわれ、ギャバンのピンチを救った。その赤い光球の正体は…宇宙刑事シャリバン。ギャバンの後枠でスタートすることになっていた宇宙刑事シャリバンがなんと、番宣も兼ねて?なのかギャバンの最終回に登場。
当時としては、画期的なサプライズだったが、実は、第41話「魔空都市は男の戦場 赤い生命の砂時計」で、森林パトロール隊の隊員として、伊賀電がすでに登場しており、この話の中で電が重傷を負いバード星に送られ、やがてシャリバンになる伏線が張られている。つまり、最終回でのシャリバンの登場は、決定事項だったわけですね。当然、顔見せ程度で、一緒にドン・ホラーを倒すことはありませんでしたが、シャリバンの最終回「赤射・蒸着」では、二人が本格的に共闘しています。
戦隊シリーズでは、新戦隊と旧戦隊がそろって戦うVSシリーズがありますが、劇場で公開された「秘密戦隊ゴレンジャーvsジャッカー電撃隊」で、初めてゴレンジャーとジャッカー電撃隊が共演し、クライム四天王と戦った。当時はまだスーパー戦隊シリーズと言う括りはなく、両作品は、石森章太郎の作品として数えられており、次作のバトルフィーバーJ以後の作品では、VSシリーズは制作されていない。とくに電子戦隊デンジマンと太陽戦隊サンバルカンのVSシリーズは、見たかった。デンジマンの敵であったへドリアン女王がサンバルカンにおいて復活するなど、唯一作品の世界につながりがあったので、作られていればきっと共闘話は、盛り上がったに違いないと思うが、残念ながら実現しなかった。VSシリーズは、平成に入ってから東映Vシネマで復活し、「超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー」以降、現在まで続けられている。と言うことで、特撮ヒーロー史に残る共闘話をいくつかご紹介致します。
『仮面ライダー』
仮面ライダー1号・本郷猛役の藤岡弘氏が撮影中にバイクで転倒して重傷を負い一時降板、14話から急遽仮面ライダー2号・一文字隼人が登場するが、このアクシデントによって1号2号の「ダブルライダー」が生まれることになった。そのダブルライダーが初めて共演したのが第40話「死斗!!怪人スノーマン対二人のライダー」。スイスからやってきた死神博士とスノーマンを追って日本に戻ってきた本郷猛(一文字が日本で戦っている間、本郷は、海外のショッカーと戦っているという設定になっていた)が一文字隼人と初顔合わせをし、そして、2人のライダーが初めて一緒に戦った。このダブルライダー回は、1972年の正月に放送され、20%を超える高い視聴率を記録した。当時の子供達も初のライダー共闘に大熱狂したのでしょうね。
『キカイダー01』
最近、映画化が噂されている『人造人間キカイダー』ですが、土曜夜8時のゴーデンタイム枠に放送され、当時の人気番組だったドリフの『8時だョ!全員集合』と視聴率で戦い、見事高視聴率を獲得。キカイダーは、ドリフと戦った唯一の特撮ヒーローでもあるんですね(笑)。そして、キカイダーの成功によって新たに作られたのが「キカイダー01」。キカイダーより先に作られた言わばプロトタイプであり、01=イチローは、キカイダー=ジローの兄に当たる。01は、仁王像の中に3年間封印され、悪のエネルギーの増大を察知して眠りから覚ますと言うインパクトのある登場の仕方をしている。キカイダーとは違って完全な良心回路を持つが、太陽電池によってエネルギーを吸収しているため、太陽が照っていない場所では、戦闘力が通常の10分の1に落ちてしまう弱点がある。第2話のハカイダー部隊との戦いにおいて、01は、両足を損傷し、その弱点によって危機に陥るが、続く3話「帰って来たジロー キカイダー」にあのキカイダーが登場し、01の危機を救う。
この回で初めて、キカイダーと01がそろい、以後数度に渡って共闘することになる。キカイダーは、ギルの笛の音が弱点だったが、01は、太陽電池が動力源なので、戦える場所が限定されてしまうのが難点。戦闘ロボットとしては、結構大きな弱点ですよね。やはり、キカイダーのほうが優秀なのか…。
「宇宙刑事ギャバン」
父・ボイサーと再会し、いよいよマクーとの最終決戦に挑むギャバン。最終回「ドンホラーの首」の前半で、ギャバンは、サンドルバと魔女キバと対決するも、キバの妖術によって動きを封じられ、とどめを刺されそうになる。しかし、そこへ突然謎の赤い光球があらわれ、ギャバンのピンチを救った。その赤い光球の正体は…宇宙刑事シャリバン。ギャバンの後枠でスタートすることになっていた宇宙刑事シャリバンがなんと、番宣も兼ねて?なのかギャバンの最終回に登場。
当時としては、画期的なサプライズだったが、実は、第41話「魔空都市は男の戦場 赤い生命の砂時計」で、森林パトロール隊の隊員として、伊賀電がすでに登場しており、この話の中で電が重傷を負いバード星に送られ、やがてシャリバンになる伏線が張られている。つまり、最終回でのシャリバンの登場は、決定事項だったわけですね。当然、顔見せ程度で、一緒にドン・ホラーを倒すことはありませんでしたが、シャリバンの最終回「赤射・蒸着」では、二人が本格的に共闘しています。
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