最近の海外ドラマは、オープニングタイトルが短い上に、テーマ曲も印象に残るものが少ないですね。2000年代以降の作品は、とくに味気ない。1990年代ぐらいまでは、ドラマのイメージを印象付ける大きな役割を果たしていたと思うのですが、今の傾向は、ちょっと寂しい限り。昔ほどたくさん見ているわけではないのですが、最近一番印象に残ったオープニングは、『HAWAII FIVE-0』ぐらい。と言ってもこの作品は、リメイクだし、テーマ曲もオリジナルのアレンジ曲だから他の作品とは、一緒くたにはできませんね。
スパイ大作戦にラロ・シフリンのあのテーマ曲がなかったら、登場人物たちがどれだけ綿密なスパイ工作を仕掛けても、緊迫感やワクワク感は半減していただろうし、スタートレックもあの雄大なテーマ曲がなかったら物足りなかっただろうし、アメリカ横断ウルトラクイズも盛り上がらなかったかもしれない(苦笑)。もちろん、ナイトライダーやエアーウルフ、Aチームなどもあの雄大なテーマ曲達がなかったら、どれだけアクションがカッコ良くてもいまいち盛り上がらず、印象に残らなかったかもしれません。
1980年代は特攻野郎、じゃあ、70年代はと聞かれて思い出すのは…?ハイウェイパトロールの二人の白バイ隊員が活躍する「白バイ野郎ジョン&パンチ(CHiPs)」。1977年からスタートし、6シーズン制作された人気ポリスアクションシリーズ。日本では、1979年に日本テレビで放送され人気を博した。1998年には、「帰ってきた白バイ野郎ジョン&パンチ」で復活したそうですが、なんとその劇中に、ナイト4000?らしき赤い車が登場したらしい…。
80年代の「野郎」とついたタイトルでAチームと双璧をなすのが「冒険野郎マクガイバー」。豊富な科学の知識を武器に、様々な困難を潜り抜け事件を解決するスペシャリストの主人公・マクガイバーの活躍を描いたアクションシリーズ。1988年頃にTBSで僅かながらゴールデンタイムで放送された後、深夜帯に移動して放送されていました。シーズン7まで制作されていますが、日本では、日本語吹替えを収録した全7シーズンのDVD-BOXが発売されております。ナイトライダーやエアーウルフと並んでこのドラマのオープニングも好きでしたね。とてもさわやかな曲で、たまに聞きたくなります。
90年代、海外ドラマもCG時代に突入し、大胆にCGアクションを展開させていたのが1994年にスタートした『ハイテク武装車バイパー』シリーズ。ナイトライダーの進化系のイメージが強かったこの作品ですが、ベース車両のダッジ・バイパーが「ディフェンダー・モード」と呼ばれるシルバー色の武装モードに変形する時もCGが活用されていました。ナイトライダー以上にぶっ飛んだアクションもわりと多かったし、シーズンごとに主役のキャストが入れ替わったり、SF色の強いストーリーも面白かった。しかし、深夜帯の放送だったためか、日本では、知名度が低いのが残念。なお、日本では、シーズン3は未放映。オープニングテーマは、2バージョンあり、シーズン1~3まで使用されたテーマ曲も良かったが、個人的には、シーズン4のテーマ曲が印象に残っています。
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