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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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TBSチャンネルで放送されていた『新七人の刑事』が終了。フィルム撮影でなく、ビデオ撮影系のドラマだったので、当初は、どれぐらい視聴を継続できるかわからなかったが、何とか最後まで見ることができた。前半はわりと銃撃シーンなど、大掛かりなアクションが多かった印象があるが、やはり社会性を重点に置いた人間ドラマの側面のほうが大きかった。しかし、テーマのバリエーションが数多く、最後まで見応え十分の内容だった。初回は、当時、他局で放送されていた大都会を意識したようなカーアクション満載のストーリーも見られ、当時の刑事ドラマでは、恒例だったバスジャックや玩具爆弾、ラジコンヘリを使った犯罪なども描かれていました。なんといっても当時の役者さんたちの真剣な演技、熱いセリフとその迫真のやりとりが面白かったですね。そして、ゲスト出演者の多彩さも魅力でした。


とくに印象に残ったエピソードは、やはり、以前このブログでも取り上げたことがある郷ひろみが凶悪犯を熱演していた「野獣の日」。少年による爆弾事件を描いた「爆破軍団」。右翼青年の狂気を描いた「あばよ暴走族」。他にもいっぱいありますが、今回は、アクション系で面白かったエピソードをいくつかご紹介しておきます。





「警視総監の宝物」…警視庁の新庁舎が建設されることになり、取り壊される旧庁舎から仮庁舎へ移ることになったその日、夏みかんを積んだトラックの荷物から男の死体が発見される。被害者は、ビルの清掃作業員の国松と言う男で、過激派の学生であることが判明する。警視庁の引越し物件を狙った襲撃計画が行われると言う情報も流れる中、総重量約2万トンもある指紋カードの移送が開始される…。


  


若手の北川刑事(三浦洋一)がのっけからオートバイで大暴走(実は死体を積んだトラックを追跡していた)したり、乗馬が得意な姫田刑事(中山仁)が馬に乗って事件現場にあらわれるなど、風変わりな派手な演出も目に付いた。後半は、北川のバイクが犯人のワゴンを追跡するカーチェイスが繰り広げられる。逃走途中、犯人の車がガソリンスタンドに入り込むが、スタンドの従業員に泥みたいなもの(ガソリン?)を浴びせられた北川が、バイクに乗ったまま洗車機の中を潜って汚れを落としたあとまた追跡を始めたり、工事中の地下鉄の通路を走ったり、今では実現不可能な場所で展開するカーアクションに圧倒された。当時の霞ヶ関や国鉄などの風景なども楽しめ、見応えたっぷりの初回だった。結局凄まじいカーアクションが展開したのはこのエピソードだけでしたね。





「ダービー馬を狙え!」…ダービー優勝馬「エドモンド」を乗せたトラックが警官に扮した何者かのグループによって強奪される事件が発生し、犯行に改造拳銃が使用された。強奪犯は、馬主の金森に使い古しの一万円札で現金1億円を用意するよう要求してくる。競馬新聞のトラックマンをしていた日高という男が行方不明になっていることがわかり、北川は、捜索願を出した日高の娘から事情を聞くことに…。

  

乗馬好きの姫田刑事メインのエピソード。現金の取引現場に野球場(横浜スタジアム)が使われ、犯人が現金の入ったかばんをラジコンヘリで奪い取ろうとしたり、西部警察でもあった大胆なシチュエーションがあった。クライマックスは、犯人の一人が馬に乗って逃走し、姫田刑事も馬に乗って犯人を追跡する場面や、もう一人の犯人が乗るトラックとパトカーがカーチェイスを繰り広げ、北川の乗るバイクが豪快に川に飛び込んだりと、ど派手なアクションが見られた。馬主の金森役に西部警察で谷刑事役を演じた藤岡重慶、強奪グループのメンバー日高の娘役に岸本加世子が出演していて、ゲスト陣も中々豪華なエピソードだった。





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ご無沙汰しております
ご無沙汰しております。
お元気でいらっしゃったでしょうか?
管理人様に、またお便りを差し上げようと思っていたのですが、アドレスを失念致しまして、こちらのホームページの発見もスムーズに出来なかった為、御無沙汰しておりました。
また、色々と御報告出来る事もございますので、
映画・ドラマ関係の話題を管理人様と語らえれば幸いです。当方のアドレスは昔のままですので、またお便りいただければ幸いです。
猛暑が続いておりますが、お身体を大切になさって下さい。
2015/08/05(Wed)17:37:12 編集
Re:ご無沙汰しております
>管理人様に、またお便りを差し上げようと思っていたのですが、アドレスを失念致しまして、こちらのホームページの発見もスムーズに出来なかった為、御無沙汰しておりました。

お久しぶりです。コメント頂きましてありがとうございます。こちらも長い間メールのチェックができず、何度かお返事頂いたにも関わらず中々返信できず申し訳ございませんでした。メールアドレスは、HP用の「gars11@mbg.ocn.ne.jp」がまだ生きていますので、こちらをご利用ください。お盆真っ只中、まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれも御身体にお気をつけください。今後ともよろしくお願い致します。
【2015/08/15 01:12】
思春期のオープニング
ガースさん、こんにちは。

>>現金の取引現場に横浜スタジアムが使われ、犯人が現金の入ったかばんをラジコンヘリで奪い取ろうとする西部警察でもあった大胆なシチュエーションがあった。

>ちょうどyoutubeで78年版七人の刑事の「思春期」の回のオープニング・エンディング動画があったので拝見しましたが。オープニングのスタッフ表記パートでかかる「スタジアムの場内を飛ぶラジコンヘリ」の映像は「ダービー馬を狙え!」のものでしょうね。この場面を見ると「月光仮面 MOON MASKED  RIDER」で松田警部たちがレッドマスク団と野球スタジアムで取引をする場面を思い出します。

また、スタッフクレジットの最初の場面にかかる「ルーチェ・レガートの黒パトと白パトに追われる犯人車が横転する映像」も真裏で放映された太陽にほえろ!や同じ時期に放映された大都会PARTⅡ・Ⅲや大追跡や大空港を意識したカーアクションだと思いますが、スタントを三石千尋さんが担当されているのでしょうね。
9人のコリない日本人 2021/04/10(Sat)12:34:51 編集
Re:思春期のオープニング
>「月光仮面 MOON MASKED  RIDER」で松田警部たちがレッドマスク団と野球スタジアムで取引をする場面を思い出します。

今ならドローンを遠隔操作して現金を受け渡し・・・みたいな展開になりそうですが、当時はよくラジコンヘリが活用されていましたね。エアーウルフのラジコンヘリならさらに盛り上がりそうですが(笑。


>また、スタッフクレジットの最初の場面にかかる「ルーチェ・レガートの黒パトと白パトに追われる犯人車が横転する映像」も真裏で放映された太陽にほえろ!や同じ時期に放映された大都会PARTⅡ・Ⅲや大追跡や大空港を意識したカーアクションだと思いますが、スタントを三石千尋さんが担当されているのでしょうね。

7人の刑事もフィルム撮影だったら、カークラッシュのシーンも西部警察並みの迫力の映像になったと思うんですが、いかんせん当時のビデオ撮影は撮像管?のような滲みのある映像で、やはりフィルムよりも格段画質に難ありというか、安っぽいのが残念ですね。
【2021/06/07 10:56】
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