10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
「ロッキー・ザ・ファイナル」以来の10年ぶりのロッキーシリーズ「クリード チャンプを継ぐ男」を拝見。シリーズ初のスピンオフ作品という位置付けらしいですが、ロッキー役のシルベスター・スタローンが出演しているし、実質、シリーズ第7弾の続編とも言える作品。
かつて、ロッキー・バルボアとリングで激闘を繰り広げたボクシングヘビー級チャンピオンのアポロ・クリードに隠し子がいた。ボクサーの父の血を受け継いだアポロの息子・アドニス・ジョンソンは、ボクサーの夢を捨て切れず、ロッキーがいるフィラデルフィアへ訪れる。
前作では、再びリングに上がり、若い黒人ボクサーを相手に若々しいファイトを見せたロッキー。しかし、あれから10年近く経ち、さすがのロッキーも70歳になり隠居生活。そこに突然、アポロの息子のアドニスがあらわれ、アドニスに懇願されて、ロッキーがトレーナーを引き受ける。いかにもロッキー・シリーズらしいオーソドックスなストーリー展開でしたが、そこでちょっと気になったのがアドニスの年齢。
アポロがイワン・ドラゴとの戦いに敗れて死んだのが1985年。生まれる前に父親がこの世を去っていたということならば、アドニスの年齢は、29か30歳辺り。アドニスは、母親が死んだため施設に預けられていたが、アポロの本妻であるメアリー・アン・クリードに引き取られる。そして彼は、裕福なクリード家で何不自由なく育ち、立派な大企業に勤めるビジネスマンになったがボクサーの夢を捨てられず、30歳近くでロッキーと会ったことになる。30代になってからチャンピオンを目指すなんて話、日本ではあまり聞きませんが、向こうではさほど珍しいことではないのでしょうね。ロッキー自身も30歳でアポロと対戦し、世界チャンピオンの王座を獲得したことを考えると、アドニスもロッキーと同じ道を歩んでいるということになるのでしょう。
ただ、極貧生活から成り上がったロッキーと違い、アドニスは、一時期施設に預けられたとは言え、裕福な生活を送り、しかも、立派な大企業に勤めていたにも関わらず、それを捨ててさらに成り上がろうとする。やはりそこは、時代の違いなのでしょうか。アドニスがフィアデルフィアにやってきて、歌手のビアンカと言う女性と知り合い仲良くなるところは、かつてのロッキーとエイドリアンの関係を彷彿とさせるし、ゴムボールやら、ニワトリ追い回すトレーニング風景など一作目のオマージュがいくつか見ることができた。でもあれがなかったな。そう、ロッキーが生卵を5個ぐらいコップに入れて一気に飲み干す場面。オマージュ入れるなら、ぜひあれもやって欲しかった(苦笑)。
今回のロッキーは、かつて彼のトレーナーをやっていたミッキーそのものでしたね。アドニスに必死にアドバイスを送り続けるところや身振り手振りなども含めて、ミッキーが乗り移ってるんじゃないかってくらいミッキーに見えた。ロッキーが癌になり、抗癌剤の影響で髪が薄くなってしまっていたところが地味にショックだった。ミッキーも持病に苦しんでいたけど、ロッキーももうそんな年齢になってしまったんですね。もう一つは、エイドリアンの兄のポーリーが亡くなっていたこと。バート・ヤングは生きてるんだから出してあげたら良かったのにね・・・(苦笑)。
36戦全勝のライトヘビー級王者のコンランとアドニスの試合は、かなりの白熱の闘いが繰り広げられていましたが、何かが足りない。何だろうと考えたら、やはり音楽だ。ビル・コンティの闘いのテーマ(Conquest)のような胸を打つ音楽が足りない。今回は、Ⅲの「EYE OF THE TIGER」や、Ⅳの「HEARTS ON FIRE」に匹敵するような熱く震える音楽がなかったことも残念でしたが、試合の最後のほうで突然、ロッキーのテーマが鳴り出した時は、感動しましたね。クリードのテーマはまだ正式なものはないのかもしれませんが、ロッキーのテーマを超える魂を揺さぶるような熱いテーマを聞かせて欲しかったですね。
ビル・コンティの闘いのテーマ(Conquest)
これは、まさしく世代交代。ロッキー・シリーズの転換点ともとれる作品でしたが、はたして続編は、あるのか。ロッキーの病気のことも気になるし、あともう一本見てみたいですね。
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