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10年の時を経て遂げたエポリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2017/08月

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円谷プロと言えば真っ先にウルトラマンシリーズを思い浮かべますが、ウルトラQやウルトラマンが放送されていた半世紀前の1966年にもう一つ有名な特撮作品を製作していました。それは、『怪獣ブースカ』




「僕、ブースカです!!」




ウルトラQのあるエピソードを元に作られたコメディ作品で、ずんぐりした体型の怪獣ブースカが子供達と共にはちゃめちゃな騒動を巻き起こす。発明好きの少年の屯田大作くんが飼っていたペットのイグアナに「クロパラ」と呼ばれる栄養剤を与えたところ突然変異を起こして怪獣ブースカを誕生させた。愛嬌のあるルックス、舌っ足らずな喋り方をし、「バラサ、バラサ」や「シオシオノパー」など、独特の言葉で感情を表現する。1966年と言うことで、ウルトラQと同じくこの作品もモノクロ撮影(ウルトラQは最近カラー化されたようですが)。一応この作品ギャグ路線の明るい作風なんですが、モノクロ映像のせいか、どことなく不気味さもあって最初見た時はSFホラーっぽい印象を受けた。同じ時代に実写化された忍者ハットリくんもモノクロの薄暗い映像とハットリくんの顔が怖すぎて、ホラーテイストな雰囲気がありましたが(苦笑)、ブースカは怪獣ながらも可愛らしいのでハットリくんほどの不気味さは感じなかったです。



ブースカの舌っ足らずな喋り方はとても愛嬌があって可愛らしいのですが、ブースカの声は、サザエさんの初代カツオの高橋和枝さんが担当されていました。ブースカでは主題歌も歌われていたんですね。「シオシオノパー」って言葉の響きとどことなく似ているのが、「ショックのパー」。ロボコンに出てくるロボパーと言うロボットがこの言葉を発すると、体がバラバラになってしまうというブラックテイストなギャグ描写がありましたが、今やったらうるさいんだろうなあ(苦笑)。



ブースカの大好物はラーメン。ラーメン大好き小池さんもびっくりするほど大量のラーメンを食い上げます。そう言えば、ジェットマンのあるエピソードにカップ麺の姿をした怪人が出ていたが、ブースカならその怪人も食べ尽くしてしまうでしょうね。ブースカの頭には、「ブー冠」と呼ばれる三本の角があり、これを暖めると頭が良くなり、冷やすと幼稚園児レベルに頭が悪くなってしまうそうです。ブー冠には「ブースカニウム」という物質を作る能力があり、これをエネルギー源にブースカは超能力を使っていますが、ブー冠が取れてしまうと超能力が使えなくなります。ウルトラセブンのアイスラッガーみたいですね。





「僕、チャメゴン!!」



シリーズ後半には、「チャメゴン」と言う名のブースカの弟が登場します。チャメゴンは、大作くんが発明した「物体電送構成装置」によってリスと宇宙生物の原子を合成して作られた宇宙快獣。なので、兄弟にも関わらずブースカとは、全く似ていません。クルミを食べるといろんなものに変身できるそうです。苦手ものは、ハットリくんと同じく蛙だそうです。猫やキツネじゃないんですね。ちなみにチャメゴンの声は、ハットリくんの声をやっていた堀絢子さんが担当していました。



東映のロボコンや不思議コメディシリーズ(ロボット8ちゃん、バッテンロボ丸など)の原点のようにも見えるブースカですか、最終回は、ブースカとチャメゴンが人類の未来のため、カミナリ博士が開発したロケットに乗り込んで、宇宙へ旅立ちます。カミナリ博士役は、ロボコンでおまわりさん役をやっていた由利徹氏。冒頭の場面でロケット打ち上げの実況をしているのは、ウルトラクイズの司会者だった福留功男氏。そうか、ブースカは日本テレビで放送されていたのか。日本テレビで特撮と言えば、マシンマン、バイクロッサー、サイバーコップぐらいしか思い浮かばなかったが、この頃から特撮番組を放送していたんですね。



ブースカ達は、20日間の宇宙の旅をするつもりになっていますが、宇宙の一日は地球の一年に相当するらしく、今度ブースカ達が地球に戻ってくる時、地球は20年後の未来になっている。ブースカと一緒に遊んでいた子供達も立派な大人になっているわけで、ブースカ達から見れば、それはもう別世界にいるような気分になるでしょう。当時から数えて20年後と言うと、1986年になりますが、あの頃の子供達はファミコンに夢中になっていたし、60年代の子供達のように、外で自由奔放に遊んでいる子もいたにはいたけど、そういう光景が少しずつ失われ始めていた時代だったかもしれませんね。そして、半世紀近く経った今は、保護者同伴でないと公園でさえまともに遊べなくなっている。ブースカ達がこんな地球の姿を見たらさぞ悲しむことでしょうね。結構深いメッセージ性を持った最終回、色々考えさせられました。


それにしても小学生ながら物体電送構成装置のようなもの発明してしまう大作くん天才過ぎ(苦笑)。ブランドル博士もびっくり。そんな子いたら友達になりたい。こんな装置あるなら、犬か猫の原子でブースカのお母さんも作ってあげれば良かったのにね(苦笑)。




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声優も出演
ブースカは見てはいましたが、あまり記憶がありません。
ただ、屯田一家がカボチャ星人で全員がカボチャにされたのがあったのは覚えています。
あと、大作少年の通っていた学校の担任の先生が大塚周夫さんです。
この人はご存知ですが「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男、「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王の声をしている人です。
今年の1月に亡くなりましたが。

あと、大作と言う名前ですが「ジャイアント・ロボ」でロボを操ってた少年の名前が草間大作で「どっこい大作」と言うドラマもありましたね。
このドラマの主演をしてた人が「仮面の忍者赤影」に出ていた青影でしたね。
大作と言う名前が使われていましたが単なる偶然でしょう。
だめおやじ 2015/04/18(Sat)09:58:08 編集
Re:声優も出演
>ブースカは見てはいましたが、あまり記憶がありません。
>ただ、屯田一家がカボチャ星人で全員がカボチャにされたのがあったのは覚えています。
カボチャ星人が織姫を利用してみんなをカボチャにしてしまった話ですよね。ブースカとカボチャ星人が相撲対決すると見せかけて、ダンスを踊ったり、最後はボクシングで決着をつけていましたね。

>あと、大作少年の通っていた学校の担任の先生が大塚周夫さんです。
>この人はご存知ですが「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男、「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王の声をしている人です。今年の1月に亡くなりましたが。
洋画の吹替えでは、チャールズ・ブロンソンをよく担当されていましたよね。「ウルトラQ」や「ウルトラマン」にも出演されていましたね。

>あと、大作と言う名前ですが「ジャイアント・ロボ」でロボを操ってた少年の名前が草間大作で「どっこい大作」と言うドラマもありましたね。
名前の由来は、やはりその辺りの作品からきているのでしょうかね。それとも当時流行の名前だったのか・・・。どっこい大作は、東映チャンネルで何本か見ましたが、主演は仰るとおり、青影を演じてた金子吉延さんでした。

>私も愛川欽也さんの訃報に驚いています。
>この人は映画「トラック野郎」シリーズでヤモメのジョナさん役で出ていましたね。
お返事かなり大変遅れて申し訳ございませんでしたが、亡くなられてもう一ヵ月経つんですね・・・。80年代テレビで大活躍され、毎日のように見かけたのに、気づけばもう30年前の出来事だし、トラック野郎で共演した菅原文太さんももういないし・・・。この訃報を聞いた時、随分ぼくらは未来にきてしまったんだなあと感慨深く思いました。
【2015/05/22 22:53】
1000万円の製作費を投入した円谷プロの超大作!
ウルトラシリーズ(Q、マン、セブン)、快獣ブースカで怪獣物で味をしめた円谷プロダクションは、今度はジェリー・アンダーソンの特撮人形劇「サンダーバード」や東宝の未映像作品「空飛ぶ戦艦」をベースに作られたのが「マイティジャック」! 制作費用を1000万円を投じ、MJ号の出撃シーンのために超高速度カメラ(ハイスピードカメラ)を購入し、主演に二谷英明を迎え入れたりと、大人向けの特撮TV作品に目指した作品として全26回の放送を決めていたが、主演の二谷が円谷プロ・フジテレビが成田亨氏がデザインしたヘルメット、隊員服を着るのを嫌がったり、メカ搭乗シーンを顔出しにする事を要求されたりと…。視聴率もウルトラシリーズやブースカに比べると低目で、たったの13回目で打ち切られた挙句、子供向けの「戦え!マイティジャック」として仕切り直される羽目に…。
マイケル村田 2015/07/17(Fri)19:21:37 編集
Re:1000万円の製作費を投入した円谷プロの超大作!
>主演の二谷が円谷プロ・フジテレビが成田亨氏がデザインしたヘルメット、隊員服を着るのを嫌がったり、メカ搭乗シーンを顔出しにする事を要求されたりと…。視聴率もウルトラシリーズやブースカに比べると低目で、たったの13回目で打ち切られた挙句、子供向けの「戦え!マイティジャック」として仕切り直される羽目に…。

二谷さんと言えば、東映の活劇ものや特捜最前線のイメージが強いですが、円谷の特撮作品にも出演されていたんですね。マイティジャックは、3年前にチャンネルNECOで一通り見ましたが、確かに二谷さんだけ少し浮いていると言うか、常にスーツ姿なのが気になりました。雰囲気的には、スパイ大作戦のようなスパイアクションものにも見え、個人的には面白く拝見しましたが、1クールで路線変更されてしまったのは残念ですね。
【2015/08/15 01:08】
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