ウォーキング・デッドにどっぷりハマっている間に、こちらも中盤まであれよという間に進んでいた『HAWAII FIVE-0 シーズン2』。今期からレギュラーメンバーも増え、心機一転と言った感じでストーリーが展開していますが、刑務所から脱獄したり、スカイダイビングやったり、ボクサーになって格闘したり、今期もスティーブが派手なアクションを見せてくれます。レギュラーが増えたことでちょっと影が薄くなってしまったと思うのがグレイス・パークが演じるコノ。シーズン1では、活発に動き回って、派手なアクションも披露していたのに、今期は、メンバーからはぐれて潜入捜査をやったり、新レギュラーに食われてしまっている感があり。と言うか、レギュラー増え過ぎじゃなかろうか(笑)。最初のシーズンは、日本で言うところのゴリラみたいな特殊なチームに見えたのに、今期は、Gメン'75的な(苦笑)。話も前のシーズンは、スティーブとダニーのテンポの良い軽快な会話があったり、わりとコミカルな場面も多かったが、今シーズンは、スティーブとウォーファットの対立をさらに全面に押し出している影響か、どの回もかなり殺伐とした緊迫めいた雰囲気が漂っている。
コノと相対して逆によく目立つのが、テリー・オクィンが演じるスティーブの元上司ジョー・ホワイト。ウォーファット絡みの話になると、必ずスティーブ達の前にあらわれて、かなり重要な役回りを果たしているように見えます。スティーブたちが北朝鮮でウォーファットに捕まった時は、ジョーが中心になって、シールチームを集めて救出作戦を展開していたが、いきなり北朝鮮が出てくるとか、なんだこの007的な展開は(笑)。まあ、日本のヤクザ組織も出てくるくらいだから、別に北朝鮮もありだとは思うけど。本当は、日本を舞台にしたかったけど、撮影がやりにくいから北朝鮮に変更になったとかだったら、残念だなあ(苦笑)。と思っていたら、なんと最終話手前辺りのエピソードに、大阪の道頓堀が出てくるらしい…と言っても、街のセットを作ったらしく、実際日本で撮影されたわけではないようですが。北朝鮮の回では、橋をぶっ壊したりスケールのでかいアクションが展開されておりましたが、それにしても、あんな簡単に潜り込めるものだろうか。シールチームが乗るヘリがエアーウルフとかだったら納得もできそうだが…(爆)。
今期のファイブオーは、レギュラーメンバーだけではなく、ゲストも中々豪華です。「狙われたシールズ」~「精算」にウィリアム・ボールドウィンが元刑事のフランク役で出演していた。「フラットライナーズ」や「バック・ドラフト」など90年代は、映画でよく見かけましたが、最近は、ダーティ・セクシー・マネーなどテレビドラマのほうでも活躍されているみたいです。ちなみにフランクは、シーズン2の最終話に再登場するそうです。「ハロウィーンの亡霊」には、『エルム街の悪夢』シリーズで殺人鬼フレディを演じたロバート・イングラントが謎のホームレス役で出ていた。若干老けた感じでしたが、久しぶりに見れて良かった(笑)。思ったより出番が少なかったが…。ナイトライダーにゲスト出演した時も、奇怪な役所でしたが、今回は、中々思わせぶりな感じだった。『V』の新シリーズにも出て欲しかったなあ。
シーズン2は、本国では、全23話で終了し、どうやらシーズン3も制作されるみたいです。
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