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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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チャンネルNECOで今月から『ザ・ハングマン6』が放送開始。名高達郎(フラッシュ)の復活、必殺シリーズのメンバー(鮎川いずみ、梅宮辰夫)がレギュラー出演、小林克也のナレーション、モルモットおじさん、火野正平のエンディング曲(だまって俺についてこい)などなど、何もかもが懐かしくて思わず見入ってしまいました。そう言えば、この「6」が放送された1987年(昭和62年)は、テレビはちょうどの時代の変わり目に入っていた時期でしたね。テレビ朝日金曜夜9時に放送されていたハングマンシリーズが終了したのは87年の秋。そして、同じく1972年から15年間、金曜夜10時に放送されてきた必殺シリーズも『必殺剣劇人』を最後に87年の秋に終了(その後、1991年に一時的に復活)しました。



ハングマンの後番組は、ドラマでなくドキュメント番組になり、必殺シリーズの後は、「六本木ダンディーおみやさん」などの現代劇のドラマが数本放送された後、翌年から久米宏の「ニュースステーション」が放送されるようになった。日テレでも、金曜夜8時に放送されていた「太陽にほえろ!」が「太陽にほえろ! PART2」をもって1987年の2月に終了(この年の夏に石原裕次郎が死去)している。長年親しまれた人気番組が相次いで終了し、金曜のテレビが大きく変化したのがこの1987年だったことを覚えております。




「6」については、また後日触れるとして、今回は、「ザ・ハングマンⅤ」の最終2話のエピソードをご紹介致します。





アベック強盗が海外逃亡を夢みた!

針尾組と竜神会の抗争が激化する最中、拳銃密売組織の一員の中村という男が射殺された。中村は、組織の銃を何丁か奪い、そのうちの一丁を宮坂という男に売っていた。宮坂は、刑務所で中村と同室にいた男で、拳銃密売組織のことも知っているらしい。拳銃密輸組織を壊滅するため、パピヨン達は、調査を開始。ファルコンは、宮坂の子分になり、宮坂の恋人のヨーコと三人で強盗事件を起こす。


「ザ・ハングマン4」のジャッキー=水木梓こと渡辺祐子がゲスト出演。ハングマンの一員としてではなく、山田辰夫を演じる宮坂の恋人ヨーコ役で出ていました。ファルコン(4の時はクレイ)とヨーコが一緒にいる場面が結構ありましたが、できれば、再びジャッキー役で登場して、ファルコンとコンビで活動する姿も見てみたかったですね。山田辰夫さんは、「あぶない刑事」や「ベイシティ刑事」など、当時刑事ドラマでもよく見かけましたが、やはり、こういう向こう見ずなチンピラ役が似合っています。

今回のハンギングは、悪人達を薬莢をイメージしたドラム缶に入れて、ロシアンルーレットをするというもの。丸いテーブルに6つの電球を置き、それを銃のシリンダーに見立てて、6つの電球の光を回転させる。電球の光が止まったところがアウトとなり、導火線に火がついて、その導火線とつながっているドラム缶が爆発する仕掛け。お笑いウルトラクイズを見ているみたいで、中々笑えました。







マイホームの夢が消えて解散!!

念願のマイホームを手に入れるため、パピヨンは、今まで貯めてきたハングマンのギャラの入った通帳を持ち出し、希望が原ホームタウンと呼ばれる特選住宅地の抽選会に参加するも当選せず、マイホームは、夢と消える。ところが、抽選に当選した人々の登記書のコピーが何者かに悪用され、住宅購入資金が騙し取られる詐欺事件が発生し、パピヨンの顔見知りの主婦が自殺した。事件に希望が原の住宅販売に関わった進東土地開発が関与しているものと見て、ハングマンは調査を始める。


パピヨンがこれまで貯めてきたハングマンのギャラ(総額1600万円)で、夢のマイホームを購入しようとしますが、その住宅販売を巡って詐欺事件が起こり、パピヨン達がその事件の解明に乗り出す。抽選に当たらず難を逃れたパピヨン。だが、夫が会社で不渡りを出して1500万円の借金を抱え込む。夫の危機を救うため、パピヨンは、マイホームの資金になるはずだった貯金をその借金返済に当てる。夫に献身的に尽くすまさに良妻の中の良妻。これでまたマイホームは夢のまた夢と成り果てましたが、夫婦愛さえあれば、マイホームなんてなんのその・・・ってな感じのほんわかした最終回でしたね。

夫の借金でギャラを失ったパピヨンとは相反して、他の三人のメンバーは、貯めたギャラでそれぞれ、空陸両用車(エジソンが開発)、クラシックカー(バニー)、トラクター(ファルコン)を買って新宿の住友ビルの前で見せ合いっこしていましたが、ファルコンがどでかいトラクターに乗って登場(しかも、佐藤浩市氏が実際に運転していた)したのは、ちょっと驚きましたね。どちらかと言えば、バニーが乗っていたクラシックカーのほうがファルコンのイメージに合いそうなんですが(笑)、ウエスタンハットをかぶって西部劇風のスタイルでトラクターを運転。時代的に小林旭を意識したのかもしれませんが、新宿のど真ん中をトラクターで走り回るファルコンの姿は、中々インパクトがありました(苦笑)。

ザ・ハングマンⅤの最後を締めくくるハンギングは、だだっ広い野原の真ん中に悪人達が杭に縛り付けられており、悪人達には、3分で爆発する時限式のダイナマイトがつけられている。ダイナマイトの爆発を止めるには、地雷原の向こう側にあるリモコンスイッチを切らなければならず、悪人達は、なくなく地雷原を歩かされるという仕掛け。地雷の爆発が思いのほかど派手で迫力がありましたね。悪党役の俳優さんは、当時刑事ドラマの悪役としても活躍した名立たるメンバー(名和宏、中田博久、上田耕一、信実一徳)でしたが、かなり俳優さん達の間近で爆発していて、結構ドキドキさせられるハンギングでした。



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チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマンⅤ」はまもなく最終回を迎え、来月からは、「ザ・ハングマン6」がスタートします。このシリーズの顔とも言うべき存在の名高達郎が再びハングマンのリーダーに復帰したシリーズ第6弾。


レギュラーメンバーは、名高達郎演じる矢吹良介(コードネーム:フラッシュ)、必殺シリーズの加代役で当時名を馳せた鮎川いずみ演じる立花愛(コードネーム:アイリス)、当時は、東映に限らず、「スクール☆ウォーズ」などの大映ドラマ作品にも数多く出演し活躍していた梅宮辰夫演じる本庄剣次郎(コードネーム:アンクル)、 川野太郎演じる草間哲平(コードネーム:スポット)の4人。


「6」のハングマン達の表稼業は、「カメラマン」。アジトも「Studio Say Cheese」と名付けられたフォトスタジオになっています。ザ・ハングマン6が放送されたのは、1987年ですが、この時代になるとテレビドラマにも「パソコン通信」なるものが出てくるんですよね。ハングマンでもゴッドからの指令はパソコン通信で送られるようになります。「6」の特徴と言えば、やはり、小林克也のノリノリのOPナレーションと、ハンギングシーンに毎回登場するモルモットおじさんの存在。


これまでのハンギングシーンは、物やダミーの人形などを使って処刑のやり方を説明していましたが、このシリーズでは、生身の人間を使い、犯罪者たちに実際に人間の処刑を見せる(もちろん死なせない程度に)。モルモットおじさん役の稲川淳二は、現在は、怪談トークで有名ですが、当時は、数多くのバラエティ番組に出演してリアクション芸を見せたり、ワイドショーのリポーターなどで活躍し、戦場レポーターとして「風雲!たけし城」にも出演していました。悲惨な目に遭っている時のリアクションが物凄くうまい人で、モルモットおじさんはまさにハマリ役といった感じでしたね。


「激突!! ハングマンVSテレビゲーム」という2時間スペシャルのエピソードに、マイト(黒沢年男)が登場し、再び黒沢&名高コンビの活躍が見ることができます。このシリーズ、残念ながらスキャンダル騒動により、リーダー役の名高氏が途中で降板してしまうと言うハプニングがあり、全15話しか放送されなかった。当時は、何で降板しなきゃならないの?と不思議に思っておりましたが、これが事実上最後の名高達郎出演のハングマンとなりました。以後、続編なども製作されなかったので、「激突!! ハングマンVSテレビゲーム」がハングマンを代表する黒沢&名高コンビ、二人の最後の顔合わせとなってしまったわけですね。名高氏降板後、ハングマン6は、リニューアルされて大きく路線変更と相成るのですが、それについては、またいずれ書きたいと思います(笑)。




さて、いよいよ大詰めの「ザ・ハングマンⅤ」。今回は、ファルコン(佐藤浩市)が登場しなかった二本のエピソードをご紹介致します。





三億の豪邸がコソ泥に持ち逃げされる!


宝石ブローカー、会社社長、大学教授、そして金融ブローカーの高田が失踪し、その失踪者達の土地や自宅の名義が何者かによって書き換えられ、第3者に売り渡されていた。事件に不動産乗っ取りグループが関与しているものと見てハングマンは調査を開始。エジソンとバニーは、高田の自宅前にあらわれた不動産屋の男をマークし、不動産屋の男の車からアタッシュケースを盗み出した鉄(中西良太)という名の男を追う。


「大激闘マッドポリス'80」の原田こと中西良太が車上あらしの鉄役でゲスト出演しているエピソード。ファルコンがオーストラリア旅行中のため、今回は、エジソンがメインを張り、鉄と奇妙なコンビネーションを見せる。エジソンと鉄のコミカルなやりとりが特に印象に残りましたが、鉄が刺されて息絶える前の「俺死ぬ時はカッコ良く死にたかったんだ、クリント・イーストウッドみたいによ」「あほ、クリント・イーストウッドってのはな主役だから最後まで絶対死なないの」のセリフのやりとりが往年の刑事ドラマの殉職シーンのようにも見え、なんだかジーンと来るものがありました。


今回のハンギングシーンは、名付けて「首切りマシーン」。移動式のチェーンソーが横一直線に移動して、ダミーの大根を実際に何本か切り落とした後、横一列に並んで座らされ、縛り付けにされている三人の悪党の首に向かって移動していく仕掛け。実物のチェーンソーを使っているので、結構ひやひやさせられるハンギングでしたね(苦笑)。





人妻パピヨンが拳銃屋をラブハントする!


ハワイ、マニラ、香港ルートから日本に拳銃を密輸入している三人の男達が相次いで殺される。いずれもジョニー島田(谷隼人)と言う殺し屋が関与していた。国内の拳銃マーケットを独占しようとしている組織を探し出し、それを叩き潰すため、パピヨンは、ジョニーをマークし、拳銃密売組織に近づこうとするが・・・。


「キイハンター」の島竜彦や、「光戦隊マスクマン」の姿三十郎長官などでも有名な谷隼人が殺し屋役でゲスト出演。前回に引き続きファルコンは欠席。今回は、パピヨンがメインを張り、谷隼人演じるジョニー島田とちょっとラブラブな良い仲になってしまいます。いつもとは違い、冒頭からいきなり作戦が始まっている珍しい展開。パピヨンとジョニーのメロドラマというか、不倫ドラマのような(苦笑)。ゴルゴ13に恋したパピヨンと言う感じにも見えましたね。


今回のハンギングは、拳銃密売組織が拳銃の密輸取引をしているところをテレビ中継して、組織の全容を視聴者に暴露するという手法。記者会見中の黒幕の政治家がそのテレビ中継を見たマスコミに囲まれて、あえなく質問攻めにされてしまうという顛末。いつものように大仕掛けの拷問で自白させるわけではなく、今で言うところのニコニコ生中継みたいなノリで、悪事をそのまま生中継してしまうところが時代を先取りしていますよね(笑)。



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チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマンV」。放送回数も残り僅かとなってきましたが、ザ・ハングマンVが放送された年の1986年のヒット曲ってどんなものがあったのか、ちょっと調べてみたところ、年間売り上げ枚数第1位が石井明美の「CHA-CHA-CHA」=明石家さんまと大竹しのぶの共演で話題になったドラマ「男女7人夏物語」の主題歌だった曲。第2位が中森明菜の「DESIRE」=中森明菜が髪型をボブに変えて、奇抜な洋風の着物姿で歌っていた曲。第3位が少年隊の「仮面舞踏会」=その年の紅白歌合戦で、司会の加山雄三が「仮面ライダー」と言い間違えた曲・・・などが上位に並んでいました。


ちなみに、「押収麻薬がタライ廻しされる!」の回で麻薬取締官が歌っていたおニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」は1985年に発売された曲で、ランキングは第38位。当時、テレビでかなり持て囃されていた曲だったと思いますが、もっと上位なのかと思ったら意外と低かったんですね。しかし改めて1986年のランキングに入っている歌手の名前を見ると、30年前は、今みたいにアイドル系グループがランキングを独占せず、個性豊かなアーティストが活躍していたバランスの取れた良い時代だったんですね。いやはやほんと懐かしい。




ザ・ハングマンV、現在19話まで視聴しましたが、その中からとくに印象に残ったエピソードをいつも通り2本ご紹介致します。






マル秘取材のお嬢さん記者が襲われる!


元科学研究所の所長、元コンピュータ開発主任の男が相次いで自殺した。二人とも会社を移籍した後、移籍先の会社で新開発プロジェクトの責任者になっていた。事件の陰に優秀な人材を引き抜くヘッドハンター、所謂「引き抜き屋」が関与しているものと見て、ハングマンは、JIC(ジャパン・インテリジェンス・カンパニー)の工藤を探り始める。


元コンピュータ開発主任の男が残した秘密の資料を探す二人組の男に命を狙われる女性ルポライターの辻本彩子を必死に守るファルコンの姿が印象的な話でしたが、もう2つほど気になったのは、秘密の資料を記録したメディアが8インチのフロッピー・ディスクだったことと、そのフロッピーを都はるみのレコードジャケットの中に隠していたところ。都はるみと言えば、1984年の紅白歌合戦で一度引退して、1986年当時は、普通のおばさんだったはずですが、なんで都はるみのレコードに隠していたのでしょうね。引退中だったから使いやすかったのかな?(ちなみに使われたレコードは、1983年発売の「裏町ごころ」)

Ⅴになって、さらにハンギングの仕掛けがバリエーション豊富になっていますが、今回は、「もぐらたたきゲーム」をモチーフにしたハンギング。悪人達がサウナ風呂のようになっている箱の中に閉じ込められ、暑さに耐え切れなくなった悪人達(もぐら)が天井の穴から頭を出すと、外にいる着ぐるみの犬にハンマーで叩かれて、箱の中に押し戻されるというもの。子供も楽しめそうな中々面白いハンギングでしたね(笑)。情報番組のコメンテーターなどで活躍している飯星景子が女性ルポライター・辻本彩子役でゲスト出演。JIC社長の工藤役=清水章吾、その部下役に粟津號など当時の刑事ドラマでお馴染みの俳優さんが出揃っていました。







ニセ者ハングマンが現れた!


収賄容疑で起訴されている政治家の秘書が自殺し、また、外為法違反容疑で問題になっていた大手商社の部長が行方不明になった。いずれもハングマンと名乗る女が有罪の証拠となるテープを元に関係者から多額の現金を強請っていた。乗っ取り屋の古田の裁判で偽証の疑いを持たれていた運転手の堺が自殺した件も、偽ハングマンの仕業と推測したハングマンは、古田産業の社長に近づき、偽ハングマンの正体を暴く。


偽ハングマンの話は、新ハングマンの「疑惑の教授選につけ入るニセ処刑人」もありましたが、今回は、Ⅴのメンバーに合わせて男3人組と女性がリーダーの偽ハングマンが登場。ハンギングと称して人殺しをし、死んだ男達から裁判にフリな言葉を自白させて、その関係者から多額の現金を強請り取ると言う極めて悪質極まりない偽ハングマンと本物のハングマンの熱き攻防戦が見応えあった。偽ハングマンの女性リーダー役を演じた三浦真弓さんは、中々のハマリ役でしたね。検事の神田役を演じていた西沢利明も偽ハングマンの影のボス的な風格があってとても良かった。

今回のハンギングは、首に縄をつけられ、後ろ手錠にされた偽ハングマンのメンバーを氷の上に立たせて、その氷を大型のガスバーナーで溶かすというもの。新ハングマンの「疑惑の教授選につけ入るニセ処刑人」でも同様の方法を使ってハンギングされていましたが、そう言えば、「新」の時は、溶接用のガスバーナーで氷に穴を空けていましたね。偽ハングマンが出てくる時は、氷のハンギングをする・・・というような何か決まりでもあったのでしょうかね(苦笑)。



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チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマンⅤ」は、早くも折り返し地点に入っておりますが、シリーズも第5弾となりますと、ゲスト出演者も定番というか、お馴染みの俳優さんが犯人役などで登場しているのをよく見かけます。例えばこの方。



小松方正

「愛妻家ボクサーが保険金にKOされる!」

ザ・ハングマン「コンピューター死刑執行人登場」「強奪一億円召し上げ作戦」
ザ・ハングマンⅡ「ニトロ式美容コルセットで悪の減量を!」
新ハングマン「服役者の妻を犯す警察署長」


当時、刑事ドラマや時代劇の悪役でよく見かけた小松方正氏。ハングマンには、「4」と「6」「GOGO」を除いてゲスト出演していましたが、個人的には、新ハングマンの「服役者の妻を犯す警察署長」の回で、ETに殺人の罪をなすりつけて、闇に葬ろうとした警察署長役が一番強烈に印象に残っていますね。


他にも、菅貫太郎、中山昭二、川辺久造、片桐竜次、山西道広、大島宇三郎、佐原健二などなど。芦川よしみは、ザ・ハングマンⅡから4までゲスト出演しており、これまでは被害者側の役でしたが、Ⅴの「ファルコンが戦争ゲームの標的にされる!」では、犯人役を演じていて、無様にハンギングされていました。



第15話の「悪徳医師にエイズ患者?が作られていく!」まで拝見しましたが、ゲストにコロッケがオカマバーの店員役で出ていて、アントニオ猪木のモノマネをやっていたのが印象的でしたね(笑)。他にも印象に残ったエピソードがあったのでいつものように紹介致します。





主婦がリモコンで殺人者に仕立てられる!

大物総会屋やルポライターが相次いで覚せい剤中毒の主婦達に射殺され、その後、主婦達は拳銃自殺を遂げた。覚せい剤の幻覚症状による通り魔殺人かと思われたが、しかし、主婦達に事件を起こす動機が見当たらず、不可解さが残る。二人の主婦が古田クリニックの患者であったことから、パピヨンは、覚せい剤中毒の主婦に成りすまして古田クリニックに潜り込み、そこの地下室で行われていた異様な治療風景を目の当たりにする。


光と音を使って主婦達を催眠状態にしてマインドコントロールし、殺し屋に仕立てあげる。主婦達に受信機を内蔵したピアスをつけて、超音波を送って主婦達を操る場面があったが、そう言えば、ナイトライダーの「黒魔術ブードゥ!恐怖の脳支配」でもマイケルがイヤークリップなるものをつけられて洗脳される場面がありました。

人を洗脳して悪事を働かせると言ったエピソードは、映画や海外ドラマ、刑事ドラマに特撮と、当時のアクションドラマの定番的なエピソードだったと思います。パピヨンも洗脳治療の実験台にされていましたが、今回パピヨンは、ハンキングシーンにも登場し、洗脳された主婦を装って悪人達に拳銃を撃ちまくり罪を自白させていたのが面白かったですね。






ファルコンが戦争ゲームの標的にされる!

人気アパレルメーカーのNMQ(ニューモードカルテッド)の四人の創業者のうち二人が蒸発する事件が起こる。ファルコンは、雑誌記者に成りすましてNMQの共同経営者の立花すすむと斉藤理恵(芦川よしみ)と接触。立花と理恵が服飾評論家の中沢を経営に迎い入れようとしたが、蒸発した二人がそれに強く反対していたことを知る。ファルコンは、蒸発した二人が熱中していたハイグレードのサバイバルゲームクラブの射撃場に向かうが、そこで殺人ゲームの標的にされてしまい・・・。


当時流行していたサバイバルゲームを主題にしたエピソード。あぶない刑事にもサバイバルゲームを元にしたお話があったし、この手の話は、当時のアクションドラマでよくありましたね。ファルコンが殺人ゲームの標的にされ、射撃場内の山や川を逃げ惑ったり、クラブの隊員達と生死を賭けたバトルを繰り広げていましたが、なんか別のアクションドラマを見ているような気分になった(笑)。これを見ながら同時に、「新ハングマン」の「兵隊を密輸する悪ガードマン会社」でETとかつての仲間が対立した話を思い出してしまいました。

今回は、事件の首謀者の一人が女(芦川よしみ)であったり、ハングマンシリーズには、「4」と「GOGO」を除いてゲスト出演している片桐竜次がサバイバルゲームクラブの隊長役を演じていたり、隊員の中に寺島進がいたりとゲスト出演陣も色取り取りで見応えがありました。円台に拳銃を固定し回転させて、四人の悪人達に罪を自白させるロシアン・ルーレット型のハンギングも痛快でした。




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チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマンV」。一作目の「ザ・ハングマン 燃える事件簿」からこれまでずっと水曜の夜8時に放送されてきましたが、来月から土曜の朝8時に放送時間が変更になるそうです。ご覧になられている方は、ご注意を。





ハングマンシリーズのスペシャル版第2弾を視聴。






金塊に化けたヘソクリ200億を追え!

自殺した主婦、事故死した商店経営者、人を刺した建設会社のサラリーマン。いずれも覚せい剤にのめり込み事件を起こしていた。調査を開始したパピヨン達は、商店経営者が五豊商事のレジャー証券に手を出していたことを知る。五豊商事と覚せい剤密売組織が結託し、客を覚せい剤で縛りつけて、それを餌にレジャー証券を売りつけているものと見て、パピヨン達は、五豊商事を探り始める。だが、パピヨン達以外にも五豊商事を探っているグループがいた・・・。



歴代のハングマンが勢ぞろいして、パピヨン達と共に活躍するストーリー。マイト、オショウ、タミー、チャンプ、マリア、ヌンチャク、そして、ゴッドの秘書役の栗原美津代も登場。マイトはややふっくらしていたが、お得意のダイナマイトを使った騙し討ちも健在でまだまだ現役でハングマンのリーダーをやれそうな風格がありましたね。突然生き返ったタミーには、リアルタイム放送時もとても驚かされましたが、まさに蘇った「ハングマンゴースト」。久しぶりにバニーガールの姿や、派手な格闘を見せていました。


一番外見が変わっていたのはヌンチャク。「新ハングマン」のメンバー時は、短髪でしたが、今回は、髪を伸ばしてグラサンをかけていたので最初見た時は、香港から来た殺し屋のようにしか見えなかった(笑)。格闘シーンの時は、ドラゴンを彷彿とさせる雰囲気が少しありました。マイト、オショウ、タミーの三人と一緒に行動していましたが、メンバーに馴染んで全く違和感がなかったです。チャンプは、パピヨンのアシスト役で登場。チャンプとマリアが再会した時は、思わず「おおーっ」と声を上げてしまったが、チャンプは、手癖の悪さも相変わらずでした(苦笑)。マリアは、チャンプから指示を受けてスパイ活動を手伝う役どころ。パピヨン達と一度も顔を合わさなかったのは残念でした。そう言えば、「ザ・ハングマン4」に登場した時と同様に、またMR2を運転していましたね。できれば、この二人とヌンチャクが再会するシーンも見てみたかったですね。


栗原美津代は、「ザ・ハングマン4」の時と同じくお得意の変装を披露。今回は、タクシードライバーの格好で登場(タイガーキャブのステッカーを貼ったタクシーを運転していた)していました。栗原美津代役の三島氏と言えば、新ハングマンの時は、アロハツーリストの社員(野川加代子)役を演じていたので、ハングマンのことを一切知らない野川さんがチャンプにギャラを手渡しているように見えてしまって、なんとも不思議な光景だった(苦笑)。


マイトとファルコンの初顔合わせが新鮮でしたね。まさに新旧ハングマンの夢の共演という感じがして華やかだった。マイトがファルコンを助け、ファルコンがマイトを助け返すと言う粋な展開も見られ、現役ハングマンとOBの熱い友情みたいなものも描かれていて胸が熱くなりました。ハンギングシーンもスペシャル版にふさわしく、軍用機を使ったド派手なシチュエーション。マイトが米軍の隊員になりすまし、ファルコンとバニーがモルモット役。他のメンバーは、犯人達に軍用機が飛んでいると思い込ますために、機体のそばで流れる雲を演出したり、大掛かりなカモフラージュ作戦を実行。久しぶりにマイト主導の豪快なハンギングシーンを見ることができた。この中にもしデジコンがいたら、マイトやファルコン達とどんな連携を見せていたのか、とても気になった。


他にもゲスト出演者には、ボクシングの元チャンプの渡嘉敷勝男が殺し屋役で登場し、テレビの名物芸能レポーターとして活躍した梨元勝や、「だいたいやねー」の名フレーズで有名な政治評論家の竹村健一も出ていた。今回エジソンは、冒頭のシーンとハンギングシーンのみの登場で、ハングマンOBとの絡みが全くなかったですが、その理由がちょっと気になりましたね。やはり、チャンプとキャラがかぶるから身を引いていたのでしょうかね(苦笑)。



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チャンネルNECOでは今月、ハングマンの第1作「ザ・ハングマン 燃える事件簿」が毎朝連日再放送中です。このチャンネルでハングマンの放送が始まってから早くも3年になりますが、本当に月日が経つのは早いですね。ところで、「ハングマン」と聞いて真っ先にイメージする人は誰?・・・と聞かれると、個人的には、黒沢年男が演じたマイトと、名高達郎が演じたデジコン(E.T.&サファリ)を思い出します。とくに名高さんは、現在放送中の「ザ・ハングマンⅤ」と、最終作の「ハングマンGOGO」を除いて全てのシリーズに出演していたので、ハングマンと言えば、名高さんをイメージする方が多いでしょうね。個人的には、リアルタイムで最初に見たのが「ザ・ハングマンⅡ」だったので、林隆三が演じたブラックやデジコンよりも、やはりマイトが強烈なインパクトがあったし、今でも一番印象に残っています。



そのマイトが「ザ・ハングマンⅡ」以来に復活を果たした「ザ・ハングマンⅤ」の2時間スペシャルが先週放送されていました。やはり、マイトの復活はとても嬉しかったですね。「Ⅱ」で殉職したはずのタミーが出てきた時は、驚きましたが、リアルタイムで見た時は、タミーの双子の妹か、瓜二つの別人だと思っていましたね(苦笑)。他にもオショウや、チャンプ、マリア、ヌンチャクの「新ハングマン」のメンバーも勢ぞろいしていました。しかし、デジコンがいなかった。やはり、ハングマンと言えば、マイトとデジコン。この二人がいないとしっくりいかないし、もう一度このコンビの活躍を見たかったので期待していたのですが、このスペシャルで叶わなかったのは残念。「ザ・ハングマン6」のスペシャルでようやくそれが実現したわけですが、そのスペシャル版も早くもう一度見直してみたいですね。



「ザ・ハングマンⅤ」2時間スペシャルについては、また後日触れるとして、今回は、通常回で特に印象に残ったエピソードをいくつか書きたいと思います。



凶悪脱走犯が温泉宿に立てこもった!

拳銃密売組織のボス・脇田(佐藤京一)が乗る護送車が何者かのグループに襲われ、脇田が逃亡した。脇田の護送には不審な点があり、その護送ルートを知る警察関係者が情報を流したものと見られる。ハングマンは、事件の真相と脇田の行方を探し出すため行動を開始。ファルコンは、刑事課長の北川をマークし、北川の娘が襲撃犯グループに人質に取られていることを知る。一方、龍神会を盗聴していたエジソンとバニーは、龍神会が脇田を海外へ高飛びさせようとしていることを掴み、脇田が潜伏している湯河原へ向かう。


偶然なのでしょうが、なぜだかタイムリーなネタが続くハングマンシリーズ(苦笑)。新ハングマンには、最近サミットが開かれた伊勢・志摩でロケをしたエピソードがありましたが、今回は、今何かと話題の湯河原が舞台(苦笑)。大伊豆ホテルの温泉につかるファルコン以下の男メンバー、香港の高飛び屋になりすまし、チャイナドレスに身を包んで敵陣に潜入するパピヨン、湯河原ののどかな景色の中で繰り広げられるスリリングな人質救出作戦などなど見所豊富な内容で面白かった。地方ロケ回のためか、パピヨンが衣裳部屋から出てきて、「レッツ・ゴー ハンギング!」の掛け声をするいつもの場面がなく、今回は、作戦途中にハンギングのスタートを示す蝶のマークの映像が流れるだけだったのが印象的でした。


のどかな湯河原での作戦とは相反して、犯人達を崖っぷちに立たせて滑車に吊るし、ロープを滑降させ岸壁にぶつけて木っ端微塵にさせる(ファルコンは「人間ゴンドラゲーム」と言っていた)というハードなハンギングシーンが見応えありましたね。公用車で湯河原に通い続けていた今話題のあの人も一緒にハンギングしてもらいたかったですね(苦笑)。





みなしご小学生が大金持ちにさせられる!

バニーの友達で孤児院で育てられた小学生ののぞみ(間下このみ)が顧問弁護士の調査により、資産家の浅野弥生(風見章子)の孫娘であったことがわかり、浅野家へ引き取られることになった。将来、のぞみは、浅野家の莫大な財産を受け継ぐことになる。しかし、浅野家の顧問弁護士をする久保田(川辺久造)は、過去に悪徳な仕事に関わり評判が悪く、また、半年前に家出をした浅野家の娘で、のぞみの母親のカズコが不可解な死を遂げていることから、バニーは、のぞみを心配する。パピヨンが前尾の了解を取り、ハングマンが調査をすることになった。


当時、テレビで活躍していた人気子役の間下このみが孤児役でゲスト出演しているエピソード。当時、「スクール☆ウォーズ」の滝沢の娘役や、フジテレビのバラエティ番組などでもよく見かけましたが、ハングマンにもゲスト出演していたんですね。意外にも今回初のバニーメイン回で、バニーとのぞみの友情的な描写が数多く見られましたが、今の時代だときっと色々言われるんでしょうな(苦笑)。さすが当時の名子役ともあって、のぞみの名演が光っていました。エジソンがのぞみの父親になりすまして浅野家に潜入するも敵に捕まってしまい、のぞみが縛られたエジソンを見つけて、彼から真実を聞かされる場面がありましたが、なぜかのぞみがエジソンを助け出すシーンがなかった(あるいはカットされた?)のがちょっと気になった。


犯罪者達をマイナス50度の冷凍庫に閉じ込めて、罪を自白させるハンギングシーンは、前回(凶悪脱走犯が温泉宿に立てこもった!)に続き、中々面白いハンギングだった。弁護士と女医が結託して、常用薬にヒ素を混ぜてじわじわと人を殺す描写がありましたが、わりとリアルにありそうで恐怖を感じましたね(苦笑)。




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