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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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一番はじめは一宮 二は日光東照宮
三は讃岐の金比羅さん 四は信濃の善光寺
おかあちゃんが子供の頃に教えてくれた手鞠歌や
あの頃はいろんな神さんが人の心の中に住んでた
今は神さんがどこへ行ってしもうたんか
えげつないことやりよる奴らが増えてきた
しゃくに障って「いてもうたれ!」と思うけど
どないもなれへん
ホンマに無茶苦茶な世の中や!



1・2は、森山周一郎、3は、天知茂、4は、フランキー堺と、ハングマンの歴代ナレーションと言えば、これまでは、シブい男優さんが担当してきましたが、「ザ・ハングマンV」は、初の女性リーダーということもあってか、ナレーターも女性になり、中山千夏氏が担当していました。中山さんと言えば、私世代的なやはり、「じゃりん子チエ」のチエちゃんの声が未だに一番印象に残っておりますが、ハングマンのこのナレーションもチエちゃんのような人懐っこい関西弁で喋っていてインパクトがあるし、まさに今の日本社会を鋭くブッた斬っているような感覚にもなりますね。



と言うことで、先月からスタートした「ザ・ハングマンV」。初の女性リーダーが登場し、主婦がパートでハングマンをやってしまうというぶっ飛んだ設定も斬新。平均視聴率も歴代シリーズ第1位と言う驚異的な記録を残した人気シリーズ。やはり、主婦をリーダーにしたことで、主婦層の視聴率がグンと上がったのでしょうかね(笑)。リーダー役の山本陽子さんは、当時、2時間サスペンスものでよく見ましたが、ハングマンのようなアクションものに出るのは意外で、とても新鮮でした。蝶のマークを象徴的に使ったOPもとても魅力的。BGMも一新されて、以前とは、大分雰囲気が変わっています。EDは、前シリーズに引き続き、零心会が都心の高層ビルをバックに派手なパフォーマンスを見せていますが、今回は、歌も零心会が担当し、メンバーが「零心会のズンドコ節」を合唱しています。



前シリーズに引き続き出演の佐藤浩市(コードネーム:ファルコン)、火野正平(コードネーム:エジソン)、松下一矢(コードネーム:バニー)のメンバーのコンビネーションも抜群。再放送以来、約二十数年ぶりに拝見しましたが、今見てもやはり面白い。表家業が前シリーズのタクシー会社から打って変わって、花屋の「緑美園」になり、中々味わいがあります。


メカニック担当のエジソンが開発した様々な機械(盗聴器など)が登場したり、ハングマンカーのウォークスルーバンが移動基地局になっていて、大きなアンテナ(やしの木でカモフラージュしている)を伸ばしてテレビの電波をジャックしたり、視聴者にハンギングの様子を映し出すなど、ユニークなメカが満載。また、パピヨンが様々に衣装を替え、毎回豪華かつ奇抜なファッションで登場するところもこのシリーズの見所。衣装とか髪型は、今見ると、さすがに時代を感じさせますが(苦笑)、当時の流行したファッションとして、懐かしながら見ています。



4話まで拝見しましたが、その中から一番印象に残ったエピソードをご紹介致します。





人妻がパートでハングマン!?

英(はなぶさ)蝶子はごく平凡な会社員の妻。ある日、蝶子は、買い物中に見知らぬ男達に連れ去られ、監禁された部屋で意外な人物と再会を果たす。その人物とは、蝶子の元愛人で、片桐代議士の秘書をしていた前尾大輔であった。5年前、蝶子は、赤坂の高級クラブ「パピヨン」のマダムをしており、前尾とは、その時に知り合った。当時、前尾は、片桐の疑獄事件を巡って矢面に立たされ、片桐の罪をなすりつけられて消されそうになった。蝶子もその事件に巻き込まれて命を狙われたが、二人とも奇跡的に助かった。その片桐が自分の保身のために、目障りな人間達を闇に葬り続けていることを前尾から聞かされた蝶子は、ハングマンのリーダーとなり、かつて自分と前尾を陥れた片桐の一味と対決する。



初回は、パピヨンこと英蝶子の過去が描かれ、ハングマンのマネージャーとなった前尾と蝶子が関わったある事件の黒幕がハンギング相手となり、まさにリベンジマッチのような様相になっていたところが面白かったですね。アクション的にも見応えある場面が多く、ハングマン随一の武闘派で前シリーズのクレイを引き継いだようなキャラクターのファルコンが敵を軽快に殴り倒していくアクションもスカッとしましたが、やはり、一番印象に残ったのは、ファルコンがオートジャイロに乗って空を飛び、片桐の一味をパチンコ玉で一人ずつ倒していくシーン。オートジャイロと言えば、マッドマックス2のジャイロ・キャプテンを思い出しますが、国内のドラマでオートジャイロを使ったアクションが見られるのは、中々貴重です。


ダイナマイトを使ったハンギングも中々の迫力。スプリングでつながれた三人の犯罪者達が火のついた導火線を消そうと必死になって動き回る姿が笑えたが、実際に犯罪者達の目の前でダイナマイトが爆発して巨大な炎が上がったり、かなり緊迫した映像になっていて見応えがありました。前シリーズまでは、ハンギングの現場を直接観衆に見せていましたが、今シリーズは、電波ジャックして、テレビでハンギングの様子を生中継するという手法がとられています。ハンギングの見せ方もスケールアップしていますね。


今回、仮面ライダーの死神博士役などで有名な天本英世氏と、当時、刑事ドラマの悪役でよく見かけた浜田晃氏が悪役でゲスト出演していて、ハンギングシーンもご本人達が演じていましたが、なんだか役者さん自身が罰ゲームを受けているようにも見え、不思議な感覚になりましたね(苦笑)。パピヨンに眠らされた後、三人の犯罪者達が身包み剥がされて藁で縛られ、歩道橋の上で見せしめにされていましたが、ハンギングの手法もまた一段とパワーアップしたように見えました。



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チャンネルNECOで放送中のハングマンシリーズ、今週から「ザ・ハングマンⅤ」がスタートしておりますが、その前に先月最終回を迎えた「ザ・ハングマン4」についてラストレビュー。


地上波の再放送以来、約30年ぶりに再見しましたが、放送当時となんら変わらず、最後まで楽しく見ることができました。30年経ったから、多少は、色褪せて見えるのではないかと思っていましたが、最近ハングマンのような暗躍する悪人達を社会的にこらしめる風のアクションドラマが地上波では全くと言って作られることがなくなってしまったし、ハングマンの後を継ぐドラマも見当たらないので、余計に新鮮に受け入れられるというか、まさしく今の時代にこそマッチングするドラマなのではないかと改めて再認識しました。


とりわけこのハングマン4では、表家業がタクシー会社と言うことで、サファリが乗る赤いソアラやクレイの黒いカローラ、オショウたちのシルバーのクラウンによるカーアクションが目立っていましたね。サファリの特殊弾を使った派手な銃撃シーン、クレイのフットワーク抜群のボクシングアクション、オショウの睡眠ガス攻撃、ジャッキーの陽気でコミカルな立ち振る舞い、さらに過激なお色気、カメレオンおばさんのコスプレと、以前のシリーズの特色を残しつつ、やや軽いタッチになったものの、さらにバラエティ豊富な内容になっていて面白かった。とくに印象に残ったエピソードは、エンディングで派手に踊る零心会のメンバーと、「ありがたや節」を歌うKAJAがゲスト出演した「エリートの父親が隠し子の命を狙う!」、クレイ版「探偵物語」の「ストリッパーが刑事のバケの皮をはぐ!」、倉田保昭氏が殺し屋役で登場した「美人秘書の(秘)情報が連続殺人を生む!」、そして2時間SPで放送された最終回の「痛快ダブルハンギング!! さようなら ありがたや節」。







痛快ダブルハンギング!! さようなら ありがたや節!!

「ニューライフクラブ」と呼ばれる会員制の物品販売会社を運営し、高価な商品が半値で買える「夢の流通システム」をうたい文句に、会員からネズミ講方式で多額の入会金を集めて百数十億円もの暴利を貪っていた隆友ジャーナル社長の横江が行方をくらます。ゴッドの指令により、横江の人脈を洗い出し、事件の黒幕を暴き出すことになったハングマン。クレイは、ニュースキャスターの倉野まち子が横江の女だったことを突き止めるが、その矢先、倉野まち子のマネージャーが謎の転落死を遂げる。


ハングマンシリーズ史上初の2時間スペシャルで放送されたエピソード。小林克也氏が案内役を担当し、オープニングにも小林氏のナレーションが追加され、いつもとは違う感じになっていた。小林克也氏と言えば、「ザ・ハングマン6」のナレーション担当でしたが、このエピソードが最初のナレーションだったんですね。全然覚えていなかった(苦笑)。ゴッド役のフランキー堺氏が久々に登場し、ドラマの後半は、ゴッドが女の罠にハマり黒幕の組織に拉致され、ハングマンがゴッドを助け出すストーリーになっていました。ハングマンのゴッドと、政界の闇のフィクサーとのまさに「闇対決」が展開し、誘引合戦を繰り広げていたところが面白かった。


最終回ともあってゲストも当時のお馴染みの悪役俳優の方々が勢ぞろいしていましたね。浜崎源三郎役の内田朝雄、永池役の田口計、殺し屋の森口役の山西道広。「機動戦士ガンダム」の主題歌を歌った池田鴻氏も横江社長の部下役でゲスト出演していたが、この人は、当時の刑事ドラマや特撮でもよく見かけしました。ニュースキャスターの倉野まち子役の城戸真亜子氏は、この数年後にTBSの「3時にあいましょう」の司会を担当するなど、実際に報道番組で活躍されていましたね。


サブタイトル通り、ハンギングが2度行われていましたが、1度目は、銀座公園で電気ドリルを使ったハンギング、2度目は、ハングマンの解散式も兼ねて、富士山の麓で酒樽を転がすハンギングシーンがありました。ハングマンでは、白昼に堂々と歌舞伎町とか有名な公園を借り切ってハンギングシーンを撮影してますよね。今やったらえらいことになりそうですが、またこういうの見てみたい(苦笑)。富士山麓で酒樽を転がすハンギングは、お笑いウルトラクイズを見ているような感覚になった(笑)。


ラストは、やはり東京の街並みに消えていくハングマンのメンバー。サファリだけは、派手なタクシー用の装備をはずしたノーマルの赤いソアラに乗ってどこかへ行ってしまいました。1の後半から連続でハングマンに出演してきた名高達郎氏もこれで一旦幕を引きます。タイガーキャブの本部はその後どうなったかは描かれていませんでしたが、あの本部のセットは、なかなかゴージャスに作られていましたね。歴代シリーズの秘密本部の中でも一番オシャレでカッコ良かった。



いつものようにエンディングのありがたや節が流れて、零心会が派手に踊っている途中に、また小林氏のナレーションが入り、小林氏が「サンキュー、サンキュー、ベリーマッチ」というナレーションで締めくくると、続けて歌のほうでも「サンキュー、ベリーマッチ」を繰り返すという、最後に視聴者に感謝をあらわす粋な演出を見せてくれていました。はあ、ついに終わったと思い息を抜いていたら、なんと「ザ・ハングマンV」の新番組が予告が。いきなり西部警察のようなド派手な爆発映像で始まり、車が崖から転落したり、オートジャイロで飛び回ったり・・・。えっⅤってこんなにアクション派手だったっけ?(苦笑)。これはまた期待が高まってしまうな(笑)。




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去年の9月からチャンネルNECOでスタートした「ザ・ハングマン4」も残りあと僅か。前作の「新ハングマン」と比べると、ハードな雰囲気が薄まり、カメレオンおばさんが象徴するように、このシリーズでかなりコミカルかつソフトな作風になった印象。しかし、過激なサブタイトルやお色気シーンは健在、表家業がタクシー会社と言うこともあって、タクシーを使ったアクションが多かったし、何より新メンバー(佐藤浩市と渡辺祐子)のフレッシュな活躍がとても新鮮です。


今月放送される最終回は、ハングマンシリーズ初の2時間枠で放送されたスペシャル版。当時、朝日放送の金曜夜10時と言えば、必殺シリーズでしたが、それを休止にして放送したわけですね。必殺シリーズも1981年頃から定期的にスペシャル版を放送していましたが、ハングマンも必殺シリーズみたいに長く続いていたら、もっとスペシャル版が製作されていたかもしれないですね。そして、今月末からは、シリーズ初!女リーダーが登場する「ザ・ハングマンⅤ」がスタート。これも再放送以来、25年以上ぶりに再見することになりますが、とても楽しみです。



「ザ・ハングマン4」現在20話まで視聴しましたが、これまでに特に印象に残ったエピソードは・・・





浮気ドライブに追突事故が演出される!

オショウの友人でタクシー運転手の西条恒雄(三角八朗)が交通事故を起こし入院中に死亡した。しかし、オショウは、西条の不可解な死に疑問を抱く。西条が借金を抱え、交通事故を偽装して、多額の保険金を騙し取る大掛かりな保険詐欺グループに関与していたことが判明。ハングマンは、西条から借金を取り立てていた野口商事が経営するクラブに潜り込み、保険詐欺グループの実態を暴こうとする。


今回のメインはオショウかと思いきや、クラブへ潜入する中盤辺りからは、ジャッキーがメイン。ジャッキーが敵に正体がばれて捕まり、爆弾つきの車に閉じ込められるシーンがあったが、ああいうシーンを見ると、やはりブラックのことを思い出しますね。カートのサーキット場を使ったハンギングシーンは、今までにないタイプのハンギング演出で見応えがありました。遠隔操縦されるダイナマイト入りの箱を積んだカートが犯人達のカートを追いかけ回していましたが、俳優さん達が結構楽しそうにカートを運転していて、走っている姿がちょっと面白かったですね。

そう言えば、今回敵グループがタイガーキャブの存在に気づいていましたね。正体がばれて、ハングマンがかなり危機的な状況に陥る展開になるのかと思いましたが、結局何事もなく無事解決していました。ちなみに、保険詐欺グループを操る野口源蔵役は、西部警察で谷刑事を演じていた藤岡重慶氏でした。






未亡人の毒針が替え玉相続人を刺す!

ゴッドの親友で一ヵ月前に死んだ津山産業社長の津山の息子・坂田健一がアメリカから帰国し成田空港に到着後、何者かに特殊な毒物を打たれ急死した。ゴッドは、何者かが津山の莫大な遺産を狙ってその相続人の健一を殺したものと推測し、ハングマンにその犯人捜しを命じる。健一の死亡事実は隠蔽され、クレイがその身代わりを担当することになった。健一になりすましたクレイは、津山家に潜入するが、何度も命を狙われ・・・。


クレイが聡明な眼鏡青年の替え玉になって、青年を殺した犯人を見つけ出す話。ゴッドが個人的な理由でハングマンを動かす珍しいエピソードでしたね。クラブの従業員や探偵など、これまでにもいろんな職業をこなしてスパイ活動をやってきたクレイですが、今回は、演技力が伴なうかしこい青年役。青年になってもワインを飲んだり、リンゴをかじるなど時折、自分らしさを出してしまうクレイの姿や、クレイとばあやのやりとりも面白かったですね。

アクション的には、ブレーキオイルを抜かれて坂道を暴走するフェアレディZのシーンや、傘の先端に毒物入りの注射を仕込む殺し屋の男とクレイが路上で格闘するシーンなどが印象に残った。犯人達を棺桶に入れて、注射器つきの棺桶の蓋を移動させながら、罪を自白させるハンギング演出が面白かった。最近見たハンギングの中では、「さらわれた令嬢が乱暴される」のトランポリンを使ったハンギングも面白かったですね。ハンギングのアイデアもシリーズを重ねるごとにどんどん熟練度が増してきていますが、モルモットおじさんを活用した6のハンギングシーンももう一度再確認してみたい(苦笑)。




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チャンネルNECOで放送が始まってから3年目を迎えるハングマンシリーズですが、「4」に続いて来月から「ザ・ハングマンⅤ」がスタート。これまでハングマンのリーダーは、男(ブラック、マイト、ET、サファリ)でしたが、このシリーズでは、初の女リーダーが登場しています。元刑事とか元傭兵などこれまでは、屈強なイメージのリーダーばかりでしたが、Ⅴのリーダーは、なんと「主婦」。パートでハングマンの仕事をやるという、これまでにない斬新な設定が話題を呼びました。


ザ・ハングマンⅤがスタートしたのは、今から丁度30年前の1986年2月7日。80年代前半ぐらいまでの日本のアクションドラマは、シリアスかつハードな作風のものが多かったのですが、後半に入ると、「あぶない刑事」をはじめ、軽妙なコメディタッチの作風のものがどんどん増えていった。そんな時代の流れからか、ハングマンも初期のハードな雰囲気が消え、このシリーズからコメディ色が一層増していきました。


この作品からゴッドが登場しなくなり、ゴッドの代理人が、ある事件に関わったクラブのママ(後に結婚して主婦になる)をリーダーにして、新しいハングマンを結成させます。新リーダーの英(はなぶさ)蝶子(コードネーム:パピヨン)を演じるのは、日活映画や当時土曜ワイド劇場など2時間枠のサスペンスドラマなどによく出ていた山本陽子氏。4でクレイを演じた佐藤浩市氏がサブリーダーの伊吹賢司(コードネーム:ファルコン)役で引き続き出演。メカニック担当の星野良一(コードネーム:エジソン)役は、数々の必殺シリーズに出演していた火野正平氏。そして本シリーズの若手で最年少ハングマンの若月清志(コードネーム:バニー)役を、松下一矢氏が演じている。松下氏は放送当時まだ17歳で、免許も持っていなかったので、これまでのような(歴代の若手のハングマンたちが担当していた)バイクアクションは見られなかった。


これまでのシリーズと比べると、やや地味な印象が強かったⅤですが、でも相変わらず過激なサブタイトルが乱立しておりましたね(苦笑)。子供の時は、おばちゃんハングマンにやや抵抗感がありましたが、自分がおじさんになった今なら、見え方も大分変わるだろうし、早く見直してみたいです(笑)。






さて、現在放送中の「ザ・ハングマン4」。16話まで拝見しましたが、その中で印象に残ったエピソードをいくつかご紹介します。




恋人の体が新札偽造のいけにえにされる!

財務省の新札プロジェクトチームの研究員・森岡(丹波義隆)が恋人の祐香(泉じゅん)とレストランで食事中に姿を消す。森岡は、偽札密造グループに誘拐されたと見られ、オショウの調査により、その黒幕が民由党の大物政治家・永谷清次郎であることが判明する。永谷の秘書の小沢(宮内洋)が森岡を誘拐したと見られるが、監禁場所は不明のままだった。サファリは、香港マフィアになりすまし、偽札密造グループに潜入する。 


今回は、事件を調査中のクレイがアイスホッケーのマスク(ジェイソンを意識?)をかぶった犯人に追われ、足を骨折するアクシデントがあったり、ジャッキーも調査中に犯人に捕まって祐香と共に監禁されてしまうなど、ハングマンたちの相次ぐトラブルが目立っていましたが、何気にジャッキーのメイン回でした。初期のジャッキーは、父親が殺された後だからなのか影があり性格が暗い印象でしたが、回をおうごとにどんどん明るいキャラクターになっていくんですね。後のあぶ刑事の薫を彷彿させる陽気なキャラというか、その原点を見ているような感覚になります。
 
ギロチン台にいる犯人達の顔にインクをかけて、お札の顔にしてしまうコミカルなハンギングシーンも印象的でしたね(原理は意味不明だが)。スペードエース(丹波義隆)とビッグワン(宮内洋)が出演しており、特撮(ジャッカー電撃隊)好きを唸らせるゲスト陣の共演も見所でした。ちなみに、ギャラの運び役の三島ゆり子のコスプレショー、今回は獅子舞でした。







ストリッパーが刑事のバケの皮をはぐ!

二人の強盗殺人の犯人に仕立てられ、真犯人を追って逃亡中の泉沢重行の行方を探すため、クレイは、泉沢の恋人でストリッパーの永野照代(朝比奈順子)の見張りを始める。しかし、泉沢は、犯人にされたまま二人組の男に殺されてしまう。調査により、銃撃戦に見せかけて二人の刑事が泉沢を射殺したことが判明。クレイは、刑事たちから照代を守らなければならなくなった。


照代を見張るために、クレイが照代の隣の部屋を借りて「竜村探偵事務所」を作り、アクション探偵ドラマさながらの活躍を見せる。クレイが泉沢と照代の電話の会話を盗聴している時に、「傷だらけの天使」OPのショーケンの食事シーン(トマトをかじり、牛乳を飲む)を再現していたところが面白かった。ヘッドホンをつけながら食事するところや、牛乳瓶のキャップの開け方までそっくり。ジャッキーが楽しそうにハングガンの弾の材料(わさび、コショウ、唐辛子、ラー油、ブラックペッパー)を混ぜているところや、オショウがその味見をして声が出なくなってしまうなど、コミカルなシーンが目白押し。

日の出劇場のストリップ小屋でやっていたクイズ形式のハンギングもかなりコミカルだった。Ⅴでもっとコミカルな作風になるハングマンですが、この時点ですでにコミカルな演出が垣間見えますね。ちなみに、今回の三島ゆり子のコスプレショーは、ちんどん屋の太鼓持ち。どんどん派手になっていきますなあ(笑)。





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チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマン4」は、折り返し地点に突入。第8話に続いて第9話「美人コンパニオンが消されていく!」に元ハングマンのマリア(演:早乙女愛)が再び登場。さらに第10話「エリートの父親が隠し子の命を狙う!」には、エンディング映像に出演している路上パフォーマンス集団の「零心会」のメンバーと「ありがたや節」を歌うKAJAがゲスト出演していた。


「あ・れ・か・ら」を歌ったヒロスケが「ザ・ハングマン」の「リモコン・ヘリ 空爆処刑」に出演したように、エンディング曲の歌手がドラマ本編にゲスト出演したケースは、これまでにもありましたが、今回の零心会のメンバーとKAJAは、なんとハンギングシーンにも参加。KAJAが熱唱するありがたや節に合わせて、零心会が激しいパフォーマンスを見せていました。「ザ・ハングマンⅡ」の「ヨガ秘術 しゃべる水死体」にゲスト出演したクールスR.C.みたいに、零心会のメンバーもドラマの中で敵に派手にやられて全滅してしまう展開になるのかと思いましたが、やはり「4」の世界では、そうはならないですね(笑)。ハングマンも時代に合わせてどんどん軽妙なタッチになっていきますね。
12話まで拝見しましたが、これまでに印象に残ったエピソードは・・・




銃撃戦が生中継される!

拳銃ブローカーの服部(森次晃嗣)が殺人容疑で逮捕されるが、無罪判決を受け釈放される。警察は、服部の殺人現場を目撃した松本を公判で証言させようとするが、その直前、松本の娘の順子(山本ゆか里)が何者かに誘拐されてしまう。ハングマンは、順子の監禁場所を探り出し、彼女の救出に成功。順子の無事を確認した松本は、地裁に向かうが、その途中、松本の乗る車が何者かに狙撃される・・・。


ゴッドの指令を受けてから行動を開始するいつもの展開と異なり、冒頭からハングマンが行動していて、誘拐された女性を救い出そうとするところから始まるのが新鮮。サファリのガンアクション、クレイが逃走中のソアラに飛び乗るなど、テンポの良いアクションも見応えがあり、公判が開始するまでの残り時間を示すアナログ時計の演出も印象に残りました。ハンギングシーンもいつものような大仕掛けではなく、ターゲット同士で銃の撃ち合いをさせ、その様子を生中継するというもので、その手法が目新しくなかなか面白かった。銃撃戦の様子を楽しそうにビデオ撮影するジャッキーや、ヤクザの親分になりきって、服部に罠をかけるオショウの姿も印象的でした。今回は、劇中で何度もありがたや節が流れていましたね。





タイガーキャブの本拠が襲われる!

夜、走行中のオショウのタクシーが3人組の男達に襲撃される。オショウのタクシーは岸壁まで追い込まれ、そこから突き落とされそうになるが、その寸前、サファリ達がかけつけ、男達を撃退した。翌日、町を出歩いていたオショウが何者かに狙撃される。オショウを狙った男が持っていた拳銃を調べた結果、半年前に押収された密造拳銃のものとわかり、その一部が暴力団の高原組に流れていた。クレイは、高原組の組長(深江章喜)が経営する会員制のクラブに潜り込む。


オショウが何度も命を狙われ、さらにタイガーキャブが乗っ取られてしまう話。当時の刑事ものでも捜査課に犯人が篭城したり、特撮ものでもヒーローの基地に敵が侵入するといった話がよくありましたが、そのハングマン版ともいえるストーリーでした。タイガーキャブに男達が侵入した時、オショウの代わりにジャッキーが捕まっていたが、そのジャッキーを救い出すのに、毎回登場している変装おばさんを利用するところが面白かったです。変装おばさん、今回は、俥夫さんの格好で登場していたが、どこから人力車を借りてきたんでしょう(笑)。クレイが黒いスーツに蝶ネクタイ姿で会員制のクラブに潜り込んでいたが、007っぽい雰囲気があってカッコ良かった。ターゲットを乗せた車を高さ30mまで吊り上げる今回のハンギングシーンは、中々ダイナミックでしたね。





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チャンネルNECOで放送中のザ・ハングマン4。やはり、4になってからアクションがやや強めに押し出されている印象がありますね。サファリは撃ちまくる、クレイは殴りまくる、オショウは、睡眠ガス入りのジッポを噴射しまくる・・・。表稼業がタクシー会社なので、カーアクションも増えています。ジャッキーは、スクーターに乗って尾行している場面が目立ちますが、「女高生が非行理事長に食いものにされる!」では、女子高生に変装したり、「大学マフィアが女子大生をポルノさせる!」では、女子大生になりすまして大学に潜入するなど、「新ハングマン」のマリア以上に活躍していますね。


そのマリアがなんと第8話と9話に再登場。寺の行事のため京都へ行ったオショウの代役として、久々にハングマンのメンバーとして活躍していました。マリアと言えば、やはりレオタードを着てエアロビクスしている姿が印象に残っていますが、「帰ってきたマリアをナイフが襲う!」でET(サファリ)と再会した場面でのフィットネスウェア姿も中々キマッていましたね。髪型のせいかまた随分とイメージが変わり、やけに声が掠れていたのが気になりました。酒焼けなんでしょうか。そう言えば、男2人、女2人のメンバー構成のハングマンを見たのは、これが初めてでした。放送当時は、男女雇用機会均等法の改正の影響もあったのか、戦隊シリーズのメンバー構成もそれまで女1人だったのがこの年(1984年)から2人に増えたり、80年代の後半以降は、ドラマの中においても男性と同様に女性が活躍する作品が増えたように思います。




現在8話まで拝見しましたが、その中で特に印象に残ったエピソードは・・・





「大学マフィアが女子大生をポルノさせる!」

川原で炎上した車の中から男女の焼死体が発見される。男は、週刊ホットニュースのルポライターの峯尾洋二、女は、城南大学の女子大生松島ゆかりで、ゴッドの調査により二人の死に偽装心中の疑いがあることが判明する。ハングマンは、城南大学の学生を食い物にする犯罪組織の実態を掴むため行動を開始。ジャッキーは、女子大生になりすまして城南大学に潜り込み、クレイは、ゆかりがアルバイトしていたのぞき部屋に向かう。


サブタイトル然り、内容もかなりセンセーショナルなエピソード。舞台が大学ということで、「女高生が非行理事長に・・・」に続き、ジャッキーのメイン回でした。今回ジャッキーは、女子大生に扮して大学内に潜む犯罪組織の実態を調査。このシリーズでは、オショウとジャッキーがコンビを組むことが多いですが、今回は、オショウも大学の清掃員になりすましてジャッキーと仲良く仕事していたのが印象的でした。クレイと空手部の学生達の激しい格闘シーンや、サファリが乗る赤いソアラのタクシーのチェイスシーンなどアクションも多く、ラストのクイズ仕立てのハンギングシーンも面白かった。クイズ式ハンギングと言えば、「2」の「クイズ!? 電気ショックの恐怖」が強烈だったが、今回も問題の出し方が中々ユニーク。し●し●ルームで思わず吹いてしまった(笑)。

敵陣の俳優が中々豪華でしたね。城南大学自治会会長の寺井信子役に堀川まゆみ氏(大激闘マッドポリス'80の緑川悠子など)や、新ハングマンの25話のゲスト出演に続き、今回は、城南大学新聞部部長の郷田役で内藤剛志氏が出演していました。







「帰ってきたマリアをナイフが襲う!」

何者かによって殺人犯に仕立てられてしまった田山という男を救うため、ゴッドは、その真犯人を見つけ出すようハングマンに調査を依頼する。クレイは、田山の友人で、キャバレーの従業員の宮下から情報を聞き出そうとするが、その矢先、宮下が二人組の男に襲われ重傷を負う。クレイは、宮下のロッカーから田山の女の名前を記したタイムカードが見つける。サファリは、田山の女の服部良子をガードするため、ハングマンの元メンバーのマリアに協力を求める。


マリア再登場回第一弾。マリアがオショウの代わりにメンバーに加わったことにより、史上初の男メンバー2人、女メンバー2人のハングマンが実現。とは言っても、今回は、ほぼマリアの活躍がメインでジャッキーの出番は少なかった。タミーやマリアと比べるとジャッキーはどうしても子供に見えてしまい、この4人だとちょっとバランスの悪さを感じましたが、やはり、元メンバーが登場すると盛り上がります。女ボディガードということで、のっけから二人組の男と格闘したり、逃げ回ったりと激しいアクションを見せるマリアがとても印象に残りました。クレイとのコンビネーションも抜群。このコンビはもっと見たかったですね。

歌舞伎町の新宿コマ劇場前でのハンギングシーンが豪快でしたね。犯人達がクレーン車のアームに吊るされながら罪を自白していましたが、ギャラリーも多い中でよくこんな撮影できたなと感心するばかり(笑)。ハングマンでは、これまでにも新宿コマ劇場前でハンギングする場面が何度か見られましたが、こんなど派手なのは、初めてで見応えがありました。当時のギャラリーの人達は、今みたいにクレーム入れる人やカメラの前で騒ぐ人がいなかったから、やはり撮りやすかったんでしょうかね。最後、マリアがトヨタのMR2に乗り込んで走り去っていましたが、ゲスト出演にも関わらず、ちゃんとマリアの専用車まで用意されていたのは驚きましたね(笑)。





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