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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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チャンネルNECOでは、先月から「ザ・ハングマン 燃える事件簿」が連日放送されていますが、この放送ではなんと週一放送時にはなかった予告編がついております。初回の放送では、OPの前に初回の予告編も放送されていました。これはまたまた嬉しいサプライズですね。ハングマンは、このシリーズしかまだDVD化されてないし、一部の情報によると、DVDの画質よりもNECOの放送素材のほうが画質が良いそうですから、ファンにとっては尚更貴重な放送になります。私も前回の放送を全話録画しましたが、もう一度録画し直している真っ最中(苦笑)。再放送がないので雨などの影響で電波障害が起きやしないか心配ですが、とにかくスカパーの電波、頑張れと祈るばかり(苦笑)。


そして、先週遂に「ザ・ハングマン2」が最終回を迎えました。約30年ぶりに見ましたが、子供の頃見た時に受けた衝撃が蘇えってきました。




最終回「影との対決 ハングマン散る!」

不動産会社「栄進開発」の経理課長・河村の白骨遺体が発見される。栄進開発は一年前、土地転がしの手入れを受け国税庁に摘発されたが十分な証拠が見つからず、その脱税事件の発覚と同じ時期に河村の消息が途絶えていた。ゴッドの指令を受けてマイト達は、河村の死の真相と栄進開発が土地転がしで得た巨額の資金の在り処を調べ始める。だが、マイト達の動きを知る政財界の大物が闇の組織を使ってハングマンを叩き潰そうとしていた・・・。


アダルトチックな雰囲気とマイトのコミカルなセリフや動きが目立っていた先週までの話とは違って、最終回は、いつにも増して緊迫感の度合いが大きく終始ハードな展開。マイト達が何者かによって執拗に追いつめられますが、サブタイトルの通り、ハングマンvs影の組織の凄まじい対決が描かれていました。最初にターゲットにされたオショウは、バイクに爆弾を仕掛けられて殺されそうになるが、オショウの代わりによね子が犠牲に。次にマイトが敵の罠にハマり、闇の組織に猛追されて負傷する。ハングマンも負けじと闇の組織の素性を探り出し、政財界の怪物と呼ばれている大物・大室寛治郎に辿り着く。


マイトはその大物と直接対決を仕掛けることを決め、大室と政財界の大物達が集まり密談をする白金の料亭にタミーを潜り込ませる。ここからさらに凄まじい展開になっていきますが、ヨガのバイクからの発信が途絶えた後のデジコンの「やばい!なんかあったぞ急げ」のセリフが妙に緊張感があって耳に残りました。その後も只事ではない状況が続き、倉庫の中で拉致されたタミーとヨガが闇の組織の拷問を受けて命を落とします。太股をナイフでえぐられても一言の言葉も出さず、最後は、拳銃で蜂の巣にされ静かに息絶えたヨガ。そして、ハングマンの秘密を守るため自ら毒を含んで自決したタミー。タミーの死に顔がこの上なく美しかった。本放送時は、ひたすら拷問に耐えているヨガの姿を涙ながらに見ていましたが、今回も涙が出そうになりましたね。人知れず闇に葬られていく雰囲気が切なかった。二人の死体を見つめながら、悔しさをにじませているマイト、デジコン、オショウの表情もとても印象に残りました。



その後、倉庫に爆弾が仕掛けられていることに気づいたマイト達がタミーとヨガの死体を残して倉庫から脱出しますが、その爆発の規模がこれまた凄まじい。西部警察も真っ青な超ド派手な爆発に息を飲みました。敵に素性を知られたため、ハングマンは解散となりますが、無残に散っていたタミーとヨガの報復を果たすべく、マイト達が個人で復讐戦を開始し、三人は、大室の一派が乗る車をニトロで吹き飛ばしてしまう。その爆発がまた西部警察級に派手な爆発だった。最終回の爆発量は本当に凄まじかったですね。時代劇の必殺シリーズの最終回にも、仕事人のメンバーが敵に殺られて果かなく散っていくといった場面がよくありましたが、そのスタッフが関わっているだけあってか、必殺の現代版とも言うべきハングマンのメンバーの死の演出も必殺の匂いを感じさせるものがあり、物凄く印象に残るものになっていましたね。




こうして二人の殉職者を出してハングマン2は終了しましたが、この最終回で死んだはずのタミーとヨガ、なんと後のハングマンスペシャルで復活しちゃうんですね(苦笑)。こんなに凄まじい死に方をしたのにあっさり生き返った姿を見た時は、思わずズコーッと叫びたくなった(苦笑)。そう言えばハングマンVは女性のメンバーがリーダー役を務めていましたが、山本陽子さんではなく、夏樹陽子さんがリーダーを演じていたらどんなハングマンになっていたのか気になりますね。




今週からはいよいよ「新ハングマン」がスタート。地上派で再放送を見て以来久しぶりに見ることになりますが、先週のハングマン2最終回の放送では本編終了後になんと新ハングマン初回の予告編がついていました。やはり新ハングマンもこれまでと同様に画質が物凄く綺麗になっています。チャンネルNECOのハングマン放送は気合が入っていますね。もうこの際ですから、このままハングマンGOGOまでノンストップで放送してもらいたいですね(笑)。





拍手[18回]

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チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマン2」。あっという間に20話台に突入し、このまま順調に進むと来月最終回を迎えそうですが、なんと、早くも「2」に続いて、ハングマンシリーズ第3弾に当たる「新ハングマン」の放送が決定した模様です。新ハングマンと言えば、デジコン役の名高達郎を残してメンバーが一新。新たに 山城新伍や早乙女愛などが加わり、これまで以上にアダルトな作風になっていたと思います。新ハングマンからテーマ曲も変わり、ゴッド役も山村聰から「江戸川乱歩の美女シリーズ」などで御馴染みだった天知茂にバトンタッチしました。地上波での再放送以来約30年ぶりなので、今から非常に楽しみですね。



















ハングマン2は、現在22話まで進んでおりますが、20話まで拝見。回が進むごとにハンギングの手法も過激かつユニークなものになってきていますが、最近見た中で印象に残ったハンギング場面をいくつかご紹介致します。











「仮病の悪、大手術 いびり出し作戦」

定年を間近に控えた警視庁捜査4課のベテラン刑事・浜田(織本順吉)は、一人娘のヤエコを死に追いやった関東一の組織暴力団「松宮組」の組長・松宮の逮捕に執念を燃やしていた。だが、松宮は、逮捕を逃れるために仮病を使って病院に逃げ込む。マイト達は、松宮が入院する伊沢総合病院に潜り込み、松宮の悪事を暴き出そうとする。


●ハンギング方法
手術室に運び込まれた松宮の前にコック帽を被ったマイト達がやってきて、松宮に出鱈目な手術を行う。





なぜかコックの帽子を被り、パンツ一丁で手術衣をまとったマイトが両手に持ったナイフを研ぎながら松宮を脅している姿が笑えました。その後、松宮は、新宿プラザ劇場前へ迷い込み、歩いている大衆の前で数々の罪を暴露されていたが、真昼間の劇場前でゲリラ的に行われたのであろうこの場面が圧巻でした(笑)。役者さんの体当たりの演技がやはり凄いです。








「クイズ!? 電気ショックの恐怖」

光進電機の超LSIのエリート技術者・島野の焼身自殺の謎を解くため、デジコンは、技術開発部の部長・中沢(塚本信夫)に接近する。やがて、島野がコンピュータ業界でシェア第一位の外資系企業「国際電子産業」に超LSIの情報を流していたことが判明する。


●ハンギング方法
国際電子産業・重役の佐原(佐原健二)と黒木(長塚京三)を1万ボルトの電圧が流れる電気椅子に座らせて「クイズ電気ショック」を敢行。クイズ型式で悪事を自白させる。





黒木が「YES、島野を殺したのは俺だ!」と自白するところで思わず大爆笑。クイズ型式のハンギングは中々愉快です。このやり方は後のシリーズにも応用されて、定番化していましたね。








「女子留学生を売る吸血医」

東京湾の埋立地で若い女の死体が発見される。女は東南アジアからやってきたポーリーという留学生で、歯科大学講師の阿川(川辺久造)の歯科クリニックで働くと共に、夜は、クラブで働いていた。マイト達は、阿川とクラブの支配人・佐久間(藤木敬士)の関係を探るべく行動を開始する。



●ハンギング方法
歯科の治療台に阿川と佐久間を座らせて、巨大な抜歯鉗子で二人の歯を抜き、悪事を自白させる。




事件の舞台が歯科だったからなのか、ハンギングのやり方もそれに合わせた方法で行われていたが、最後、二人が大衆の前に公開される時にドラキュラの姿になっていたのはなぜゆえ??マイトの遊び心だったのでしょうかね。ハンギングとは関係ないが、留学生役で出演していたマリアンが懐かしかった。当時は、バラエティ番組でもよく見かけましたね。




拍手[6回]

チャンネルNECOで放送中の「ザ・ハングマンⅡ」は、早くも10話台に突入。当時は子供ながらリアルタイムでも見ていたし、夕方の再放送でもよく見ましたが、前のシリーズと比べると断然お色気度が上がってエロシーンが満載になっているんですよね。オショウと未亡人のよし子は毎回いちゃいちゃしているし、サブタイトルもエロチックなものが多い。当時は子供だったからとくに意識はしなかったけど、こういう作品を地上波で、しかも夕方に再放送までしていた80年代はやはり凄かったなと、改めて思ったしだいです(苦笑)。



1982年当時活躍していた女性漫才コンビの春やすこ・けいこがマイトが経営するカジノの常連客として出演していたり、6話「ヨガ秘術 しゃべる水死体」には、西部警察やあぶない刑事の舘ひろし氏が所属していたロックバンド「クールス(クールスRC)」がゲスト出演したり、懐かしいゲスト陣も見所です。クールスと言えば、マイト役の黒沢年男氏とデジコン役の名高達郎氏が出演した「爆走!ドーベルマン刑事」にもゲスト出演していましたね。派手にバイクを乗り回すシーンが少しだけありましたが、ドーベルマン刑事で東京の街をバイクで豪快に突っ走っていた場面が蘇りました。


「爆走!ドーベルマン刑事」の詳細は、「ガースのお部屋」の「爆走!ドーベルマン刑事」のページへ




8話まで見た中で一番印象に残ったエピソードと言えば・・・






「結婚殺人の甘い汁」

10年前、長野の山を登山中の親子が滝から転落し、母親の石本あきことその長男が死亡する事故が起こる。生き残ったあきこの愛人の荒井(岡崎二朗)は、事故が起きる三ヵ月前にあきこに多額の保険をかけており、同じく生き残った長女のりかは、逆行性健忘症により、事故時の記憶を失っていた。ハングマンは、荒井が保険金目当てに親子を殺害したのではないかと見て、調査を開始する。



記憶を失っているりかを暗室に閉じ込めて、殺人の道具として使われたピッケルを容赦なく見せつけ、りかの記憶を呼び覚まそうとするハングマンの拷問に近い記憶取り戻し術が面白かった。まるでりかがハンギングを受けている風に見えるところがちょっと笑えます。黒川総業と結託し、保険金を得るため事故に見せかけて殺人を繰り返す荒井の被害者を装った一人芝居も然ることながら、お寺で自分が殺した婚約者のよしこの遺体と対面し、幽霊のように蘇えったよしこを見て、腰を抜かす荒井の反応も笑えましたね。


そして、今回のハンギングのやり方は中々凄かった。巨大ダムの上にトラックが止めてあり、その荷台に手錠でつながれた荒井と黒川が乗せられ、二人の足には鉄球がつけられている。自白を拒むとリモートコントロールでトラックの荷台が上がり、二人がダムの底に落とされそうになるというものだった。実際に、(おそらく)スタントマンの方が荷台にぶら下がっているシーンがありましたが、緊迫感のある映像でした。ダムの高さをわからせるためなのか、荷台には鉄パイプ風の棒も置かれていて、荷台が上がると同時に、その棒がダムの下に落下していたが、金属音を鳴らしながら落ちて行くその様が恐怖感を演出していましたね。2に入ってからハンギングの手法もどんどん際どくなってきている感じがします。



拍手[3回]

「春・夏・秋・冬、季節は巡る。月・火・水・木、仕事に通う。朝・昼・晩の食事を作る。世の中いつもの繰り返し。表の世界はそう見える。表があれば裏がある。裏の世界の出来事は、人の予想を上回る。影に潜んだ悪党どもを、あの手この手のからくりで、表の光に曝け出す。それが俺達、ハングマン」



ついに、今週からチャンネルNECOで『ザ・ハングマン2』が放送開始。リアルタイム時に見ることができなかった前シリーズ「1」の放送を全話見ることができて良かったですが、やはり、自分にとってハングマンと言えば、一番最初に見たこの「2」。改めて見ることができてとても感慨深いです。



1980年代、関西の朝日放送には、夕方に再放送枠があり、その時間帯に西部警察や特捜最前線などの刑事ドラマや、時代劇の必殺シリーズなどがよく放送されていました。ハングマンシリーズもその枠で再放送がありましたが、おそらくそれ以来なので、二十数年ぶりに「2」を見ることになります。メンバーは、前シリーズで最後まで残ったマイト(黒沢年男)、デジコン(名高達郎)、タミー(夏樹陽子)、パン→オショウ(植木等)に加えて、新たにハングマン第10号として、元探偵調査員でヨガの術を使うコードネーム:ヨガが登場する。ヨガ役は、ハングマン2の終了後、戦隊シリーズ『科学戦隊ダイナマン』にダイナレッド=弾北斗役で出演していた沖田さとし。初回は、最初から敵側に潜入しており、持ち前のヨガの秘術を見せたり、怪しい雰囲気を漂わせながらの初登場だった。前シリーズの香港メンバー(ドラゴン・ジャガー)の後釜と言う位置付けのせいなのかもしれないが、初回は、まったくセリフがなかった。日本人なんだから普通に喋ってもいいのに(苦笑)。



今週は、その初回「処刑人復活 裏で吊して表にさらせ」が放送されましたが、なんと本編が始まる前に初回の予告編まで流れていた。ハングマンは、「1」しかDVD化されておらず、残念ながら1の放送の時は、予告編が流れなかったのですが、今回は、本編開始前に初回と、本編終了後に第2回の予告編も流してくれていました。これはとても貴重だし、なかなか嬉しいサプライズですね。1と同じく2もデジタルリマスターされたのか、映像は、かなり綺麗になっていました。簡単なストーリーを申しますと・・・。


オーストラリア付近で、亜東水産の大型はえ縄漁船「第五龍神丸」が座礁、水没する。船長の島野(深江章喜)、機関長の高木(浜田晃)、甲板員の佐竹(加藤大樹)だけが奇跡的に生還し、その他の乗組員は全員死亡するが、その後、佐竹が謝罪文を残して謎の自殺を遂げる。遭難した漁船に偽装事故の疑いがあることを知ったゴッドは、一時解散させたハングマンのメンバーを再び招集し、事件の調査を開始させる。



前シリーズのエンディング曲「あ・れ・か・ら」のBGMが流れる中、各々身を隠していたマイト、デジコン、パン、タミーが、久しぶりに東京の都会に姿をあわらし、ゴッドの元に集結。初期シリーズでは、死人として暗躍していたハングマンのメンバーですが、ゴッドが戸籍を買い、今回からそれぞれ生業に就く事になります。マイトは、カジノの経営者、デジコンは、秋葉原でコンピュータの部品販売店の店員、タミーは、高級クラブのバニーガール、そして、パンは、寺の住職の生業を与えられたためか、コードネームが「オショウ」に変更された。マイトが乗る車は、金黒ツートンのRX-7から白のコルベット・スティングレーに変わり、この回では、カーアクションのシーンにも使用されアグレッシブに走り回っていました。デジコンが乗る車も緑のRX-7から黄色の日産サファリになり、タミーは、フェアレディZに乗っていた。



悪党側に深江章喜、浜田晃、多々良純など、当時、刑事ドラマや時代劇などでも悪役を演じていた豪華な面々が顔をそろえていました。富士山の麓での大掛かりなカーアクションと格闘シーン、漁船の船内に見立てた巨大なセットを造り、その中に悪党達を閉じ込めて罪を吐かせ、セットをオープンしたら、なんとそこは、新宿の公園・・・とハンギングの手法も大掛かりで、前シリーズと同じく見応え十分。新宿の高層ビル群の夜景をバッグに流れるエンディング曲の「ミッドナイトフライヤー」も好きでしたね。これを聴いたら、金曜の夜が終わったような感覚になって、その後、必殺シリーズを見ずに寝ていたことも多々ありました(苦笑)。



残念ながらハングマン2は、前シリーズのように1年の放送ではなく、全28話で終了していますが、やはり、一番印象に残っているのは、タミーとヨガが悲惨な殺され方をする最終回なんですよね。子供の頃、物凄く衝撃を受けて記憶に焼きついているのですが、何はともあれ、これからまた半年間大いに楽しみたいです。












拍手[3回]

MXテレビで放送中の『ザ・ハングマン』。スカパーのチャンネルNECOでも一年前から放送されていましたが、先月終了しました。リアルタイムで見始めたのが『ザ・ハングマン2』からだったので、今回ようやく最初のシリーズを全部見ることができて感無量です。改めて初期シリーズを振り返ると、やはり、ハングマンのメンバーの入れ替わりが激しかった印象が強いです。


最初は7人で構成されたメンバーだったのが、最終回では4人になってしまって、少々寂しい感じもしたが、後半期のメンバーがドラゴンを除いて「2」のメンバーだったので、後半期のエピソードは、「2」の前章みたいな雰囲気があってとても楽しめました。ブラックがリーダーだった頃の前半期は、ハードで重たい雰囲気が漂っていたが、マイトがリーダーになってからは、かなり軽いタッチになって、ハンギングの手法も多種多様に、時にド派手なものもあって面白かった。


40話台から最終話までの中で一番印象に残ったエピソードをご紹介しておきますと、





「死人の恋 愛の言葉はさよなら」

東京13区の選挙違反事件で逮捕され、釈放された杉村雄作代議士の選挙本部長・河田が愛人のマンションの部屋から飛び降りて自殺した。その自殺に疑問を抱いたゴッドは、ハングマンに杉村派を調査させる。巨額の現金を使ったゲンナマ作戦によって選挙に当選した杉村は、産業省の元エリート官僚で、元副総理で政界の実力者の高野の後継者とされる人物だった。杉村の弟の杉村武も近々政界に打って出る予定になっているが、その妻で河田の娘の杉村典子は、デジコンが学生の頃に結婚を約束した相手だった。ゴッドは、デジコンを任務から外すが、デジコンは独自に事件を追い、かつての恋人・典子と接触する。


かつての恋人が事件に関わっていると言う事で、任務から外されてしまったデジコンがゴッドの命令を無視して単独で事件を調べるエピソード。マイト達の会話を盗聴して情報収集をしたり、典子と直接会って話を聞いたり、一人でも有能に活動してしまうデジコンがカッコいい。タミーだけは、デジコンの動きを知っていたみたいだが、ラストのほうで、デジコンの前に姿をあらわたゴッドを見る限り、やはりゴッドも全てお見通しだったようですね。


そう言えば、かつてマイトも妻子を殺された同僚の刑事を助けるために命令を無視したことがあった(死体を喰うマンション)し、パンも任務中に銀行に勤める娘と出会ってしまって、誤って娘を拳銃で撃ってしまう(強盗を飼う警部)なんて話もありましたね。殉職したブラックのこともあるし、そういう経験を経たゴッドがデジコンを任務から外した理由はよくわかる。逆にデジコンが全くこの任務に関与しなかったら、とのような展開になったのかが気になった。夏木マリ氏が高級クラブの歌手で、典子の友人役を演じていたり、「電子戦隊デンジマン」でデンジイエロー役だった津山栄一氏が典子の弟の信彦役で出演していたりと、ゲストも多彩で面白かった。




最終話「死人たちは二度死なない」は、ハングマンが司法機関に切り込み、国家権力と最後の戦いに挑む壮大なストーリーになっていた。劇中で「一つ間違えれば内閣の命取りになるぜ」というマイトのセリフがあったが、そう言えば、後のリクルート事件を思わせるような内容でしたね。当時の竹下内閣は、その事件によって内閣総辞職に追い込まれたが、ドラマでは、輸入食料品の闇カルテル問題を巡る帝都物産の贈賄事件に絡んだ司法機関の汚職が描かれていた。


その公判で警察側の有力な隠し玉とされていた証人の男が電車にはねられて死亡するが、ゴッドは、男の事故死に偽装殺人の疑いがあると睨んで、ハングマンに調査をさせる。しかし、その犯罪に関与している一味がハングマンの存在に気づき、マイト達は、アジトを暴かれて逃げ回ることに。タミーが警察に見つかった専用車で逃げたために、第2のアジトも警察に見つかってしまい、ハングマンもいよいよジ・エンドか?と思いきや、なんとかスリリングに逃げ切り、最後はいつものように罪人達に罪を自白させ、事件を解決させた。それにしてもタミーのあの行動は解せなかったですね(苦笑)。正体が知れ渡ったため、しばらくの間、ハングマンは解散すると言う流れになったが、最後に秘密部屋でゴッドとマイト達が全員で手を合わせるシーンは感慨深いものがありました。




「ザ・ハングマン2」の放送も期待したいところですが、なんと、この秋にチャンネルNECOでの放送が決定したみたいです。リアルタイム以来30年ぶり。楽しみですね。




拍手[4回]

今月は、ちょうど一年前にスタートした『ゴリラ警視庁捜査第8班』『代表取締役刑事』など一連の石原プロ作品が最終回を迎えますが、同じくチャンネルNECOで放送中の『ザ・ハングマン』も残り4回で終了します。


当初、リーダーだったブラック(林隆三)が殉職して、シリーズ後半からは、マイト(黒沢年男)がリーダーとなり、新たにメンバーに加わったデジコン(名高達郎)と、一旦メンバーから離れ復活したドラゴン(ディオン・ラム)、タミー(夏樹陽子)、パン(植木等)の五人体制に生まれ変わったハングマンですが、やはり、後半は、初期のハードな風味が薄れて少し軽妙になり、ユニークな作戦が展開するストーリーが多くなったように思います。40話台でとくに印象に残ったのは・・・



「リモコン・ヘリ 空爆処刑」

メッキ工場が川に廃液を垂れ流して公害問題を引き起こし、住民に抗議される。しかし、工場主の白石は、工場には廃液の浄化装置が設置されていて、川が汚染されるはずがないと反論する。そんな時、工場の従業員が水門から転落死する事件が起きる。これと同様の問題を起こした工場が相次いで移転していることを不審に思ったハングマンは調査を開始。デジコンが問題の町工場に潜入し、事件の真相を探る。


土地の明け渡しを狙って人為的に公害を引き起こし、市長ぐるみであくどい金儲けを企む悪党達とハングマンが対立するエピソードでしたが、今では、日本であまり聞かなくなった公害問題をドラマの中で描いているのが興味深い。中国などでは今でもよくある話だが、30年前の日本もまだまだこのような問題を数多く抱えていた時代だったのでしょうね。元ゼロ戦のパイロットだった白石の夢がヘリで大空を飛ぶことだったと言うことで、クライマックスは、ラジコンヘリを使ったハンギングシーン。ラジコンヘリの機銃で総攻撃される悪党達の姿が笑えた。このシーンを見ていたら、エアーウルフの機銃掃射シーンをふと思い出してしまった。


キャスティングも中々興味深かった。工場主の息子コウジ役を番組のエンディング曲「あ・れ・か・ら」を歌っていたヒロスケ氏が演じていた。親父の工場を継ぐのを拒んで、歌手デビューを夢見る若者という役どころで、実際にクラブで弾き語りするシーンもありました。公害反対運動のリーダー的存在のマキタ役をザ・ガードマンの初回にも出演していた小林昭二氏が演じ、大山市長役を中山昭二氏が演じていた。小林氏と中山氏と言えば、共にウルトラマンシリーズで隊長役を演じられた(ムラマツキャップ&キリヤマ隊長)ことでも有名ですが、まさかハングマンで、しかも悪党役で共演していたとは意外だった。このエピソードを見た当時の子供達の反応が気になるところ(苦笑)。



先週放送の「生か死か!? ドラゴン危うし」の回でドラゴンが船上爆死し、ディオン・ラムが降板した。最終回まで残り僅かでのドラゴンの退場は、なんとも中途半端に感じたが、おそらくスケジュールの問題などがあったのでしょうね。最終回にしてようやくドラゴンのメイン回で、ディオン・ラムのキレのあるアクションシーンをたらふく見ることができたが、もっとたくさんメイン回を見たかった。最終回までは、4人体制になってしまうハングマンですが、「ハングマン2」では、ヨガ(沖田さとし)がメンバーに加入して、再び五人体制になっていた。残念ながら、チャンネルNECOでは、ハングマン2は放送されない模様。間が空いてもいいのでぜひともいつか放送してもらいたいものですね。

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