10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
テレビドラマ『600万ドルの男』『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』などに主演したリー・メジャースの隠れた名作『超高層プロフェッショナル(Steel)』が去年、日本語吹替えつきでBD&DVD化された。この映画でリーは、主演並びに製作総指揮を務めています。
ハイエス・プラザ・ビルの鉄骨組立てを請負う建築会社のボス・ビッグ・ルー・キャシディが高層階から転落死し、娘のキャスが父の仕事を受け継ぐことになった。期限の3週間以内に9階分の鉄骨を組立てるため、キャスは、マイク・キャットンに現場監督を任せる。マイクは、様々な技術を持った仲間を呼び集めて、早速仕事にとりかかる。しかし、マイクは、親友の死が原因で高所恐怖症になっていた。一方、ルーの弟で悪徳業者のエディは、彼らに様々な妨害行為を仕掛けてくる。
ダークマンみたいな建設中の鉄骨ビルで派手に飛ぶわ蹴るわの豪快なアクションを繰り広げる映画はよくあるが、この映画のようにとび職人たちが淡々と鉄骨を組み上げていくだけのアクション映画って、おそらく数少ないだろうし、こう言う類のは、始めて見たような気がする。34年前の映画なのでもちろん一切CGなしの実写映像だから、登場人物たちが高層に組み立てられている細い鉄骨の上を平均台のようにバランスを取りながら渡っていく姿が実にスリリングである。一歩足を踏み外せば墓場行きの過酷な現場の中で、陽気に愉快に鉄骨を上げていく職人達がとにかく魅力的でカッコ良い映画。
リーが演じるマイク・キャットンは、建設のプロフェショナルでありながら、高所恐怖症に陥っていると言う設定。それを知った仲間達と一時不仲になったり、何とかそのトラウマを克服しようと自ら進んで鉄骨の上を歩いてみせたり、現場責任者の悲哀をひしひしと感じさせてくれる。中盤の、エディに盗まれた鉄骨をマイク達が取り返すシーンは、いかにもアクション映画的な醍醐味であり面白い。最大の見所は、やはりラストの仕上げのシーン。巨大な四角い枠の部品をぶら下げた3機のヘリが建設中のビルの上空にやってきて、鉄骨の柱の先っぽによじ上っている職人達がその四角い枠と鉄骨を鮮やかに連結させていくところは、中々見応えがあった。
冒頭でジョージ・ケネディが演じる建築会社のボス・ルーが46階から転落するシーンがあるが、実際にスタントマンが飛び降りたものの着地に失敗し、そのスタントマンは、死亡してしまったそうです。ちなみにそのスタントシーンは、劇中で使用されています。スタントマンの事故死は、この時代のアクション映画やドラマでは、結構よく耳にしたが、そう言う裏話を聞いたせいもあってか、余計にハラハラさせられた。
この映画、1983年にフジテレビの『ゴールデン洋画劇場』で放送され、その時制作された日本語吹替え版がDVDに収録されています。リー・メジャースの声は、広川太一郎氏が担当。『ダンディ2 華麗な冒険』のトニー・カーティスや、『Mr.BOO!』シリーズのマイケル・ホイみたいなハイテンションな駄洒落は聞けないものの、ニヒルで渋いリーのイメージにぴったりのまさにハマリ役。エアポートシリーズや『大地震』、日本映画の『復活の日』などに出演していたジョージ・ケネディの声は、エアーウルフのドミニクなどでも知られる富田耕生氏。型破りのクレーン技師・タンクの声は、特攻野郎Aチームのコングや日本のヒーローものの敵ボスの声などでお馴染みだった飯塚昭三氏が演じている。タンク役の俳優、どこかで見たことあるなと思ったら、ナイトライダーのクラシックカー泥棒(「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!」)の話で犯人役をやってたアルバート・サルミだった。
こう言う映画も今だったらCGバリバリの映像になってしまうんだろうな。実写だからいろんな意味で説得力がある極めてレアなアクション映画でした。
映像だけでもくらくらしてめまい起こしそう…。
ハイエス・プラザ・ビルの鉄骨組立てを請負う建築会社のボス・ビッグ・ルー・キャシディが高層階から転落死し、娘のキャスが父の仕事を受け継ぐことになった。期限の3週間以内に9階分の鉄骨を組立てるため、キャスは、マイク・キャットンに現場監督を任せる。マイクは、様々な技術を持った仲間を呼び集めて、早速仕事にとりかかる。しかし、マイクは、親友の死が原因で高所恐怖症になっていた。一方、ルーの弟で悪徳業者のエディは、彼らに様々な妨害行為を仕掛けてくる。
ダークマンみたいな建設中の鉄骨ビルで派手に飛ぶわ蹴るわの豪快なアクションを繰り広げる映画はよくあるが、この映画のようにとび職人たちが淡々と鉄骨を組み上げていくだけのアクション映画って、おそらく数少ないだろうし、こう言う類のは、始めて見たような気がする。34年前の映画なのでもちろん一切CGなしの実写映像だから、登場人物たちが高層に組み立てられている細い鉄骨の上を平均台のようにバランスを取りながら渡っていく姿が実にスリリングである。一歩足を踏み外せば墓場行きの過酷な現場の中で、陽気に愉快に鉄骨を上げていく職人達がとにかく魅力的でカッコ良い映画。
リーが演じるマイク・キャットンは、建設のプロフェショナルでありながら、高所恐怖症に陥っていると言う設定。それを知った仲間達と一時不仲になったり、何とかそのトラウマを克服しようと自ら進んで鉄骨の上を歩いてみせたり、現場責任者の悲哀をひしひしと感じさせてくれる。中盤の、エディに盗まれた鉄骨をマイク達が取り返すシーンは、いかにもアクション映画的な醍醐味であり面白い。最大の見所は、やはりラストの仕上げのシーン。巨大な四角い枠の部品をぶら下げた3機のヘリが建設中のビルの上空にやってきて、鉄骨の柱の先っぽによじ上っている職人達がその四角い枠と鉄骨を鮮やかに連結させていくところは、中々見応えがあった。
冒頭でジョージ・ケネディが演じる建築会社のボス・ルーが46階から転落するシーンがあるが、実際にスタントマンが飛び降りたものの着地に失敗し、そのスタントマンは、死亡してしまったそうです。ちなみにそのスタントシーンは、劇中で使用されています。スタントマンの事故死は、この時代のアクション映画やドラマでは、結構よく耳にしたが、そう言う裏話を聞いたせいもあってか、余計にハラハラさせられた。
この映画、1983年にフジテレビの『ゴールデン洋画劇場』で放送され、その時制作された日本語吹替え版がDVDに収録されています。リー・メジャースの声は、広川太一郎氏が担当。『ダンディ2 華麗な冒険』のトニー・カーティスや、『Mr.BOO!』シリーズのマイケル・ホイみたいなハイテンションな駄洒落は聞けないものの、ニヒルで渋いリーのイメージにぴったりのまさにハマリ役。エアポートシリーズや『大地震』、日本映画の『復活の日』などに出演していたジョージ・ケネディの声は、エアーウルフのドミニクなどでも知られる富田耕生氏。型破りのクレーン技師・タンクの声は、特攻野郎Aチームのコングや日本のヒーローものの敵ボスの声などでお馴染みだった飯塚昭三氏が演じている。タンク役の俳優、どこかで見たことあるなと思ったら、ナイトライダーのクラシックカー泥棒(「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!」)の話で犯人役をやってたアルバート・サルミだった。
こう言う映画も今だったらCGバリバリの映像になってしまうんだろうな。実写だからいろんな意味で説得力がある極めてレアなアクション映画でした。
映像だけでもくらくらしてめまい起こしそう…。
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