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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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『西部警察』の数ある名作エピソードの中で一際緊迫感のあるアクションが展開した「バスジャック」


渋谷行き城西交通のバスがジャックされ、十人の乗客が人質に取られてしまう。リキ達が乗る覆面車が接近するも、犯人の激しい銃撃を受けて静止できない。ゲンの乗る覆面車と共にバスに体当たりするも、犯人の発砲によって白パトが横転…。都内の市街地でバスを取り囲むパトカー軍の画は、とにかく迫力満点。さらに、バスには、大気速度計をつけた風圧爆弾がセットされていて、時速0kmになると爆発する仕掛けになっていると言うからさあ大変。ジョーがダンプからバスの屋根に乗り移って、中の様子を確認すると、なんと人質の中に大門の妹、明子の姿が…。


バスの中では、犯人が人質たちをぞんざいに扱い、人質になぜかドラえもんの歌を歌わせる。さすがテレビ朝日(笑)だけあってか、他局のアニメの歌は歌わせられないもんだから無理矢理ねじ込んだ風にも見えるが、ダーティハリーの「ボートこげこーげよー!」の言わばドラえもん版ってわけですね。やがてバスは、パトカーに誘導されて空き地の中を周回。この辺の展開は、「無防備都市」の倉庫に追い込まれる装甲車の展開とよく似ています。


大門は、バスを強引に停車させるが、バスは、爆発しなかった。バスジャック犯は、どうやら大門に恨みを持っており、犯人には、兄がいて、兄弟で犯行を企てた模様。警視総監を現場に呼んで謝罪させろ!と言う犯人の要求に対し、大門は、その要求を拒否して、明子だけを残して他の人質を釈放しろと逆に犯人に指示を出す。自分の妹を犠牲にしてまで人質を救おうとする団長。やはり、只者ではありません。バスに一人残った明子をいかにして救い出すか。ここから大門と明子のまさに兄妹の絆を基にした緊迫の展開が繰り広げられる。ラストのバスの爆破シーンがまた圧巻で、バスから猛烈に広がる炎とその結構間近の地面に寝そべっている大門と明子の画が凄まじい。


このエピソードを撮影中に木暮課長役の石原裕次郎さんが倒れて、以後、長期休演を余儀なくされた。出番途中で倒れてしまったためか、木暮課長が登場する場面には、顔を出さずに(代役の人が)体の一部だけ見せたりする不自然なカットが多く、使い回しされているセリフもある。そんなアクシデントを乗り越えてできた名作エピソードでもあります。


今月から発売されている新しいDVDシリーズ「西部警察キャラクターコレクション」の『団長① 大門圭介』には、このエピソードも収録されているそうです。ちなみに、収録内容は、


・PART-Ⅰ 第13話 「大門危機一髪」 <大門BOX②収録>
・PART-Ⅰ 第24話 「獅子に怒りを!!」 <大門BOX①収録>
・PART-Ⅰ 第88話 「バスジャック」 <大門BOX③収録>
・PART-Ⅰ 第113話 「狙撃手、大門」 【初DVD化】



去年発売されたDVD-BOXには、入らなかったエピソードを追加した全4エピソードが収録されています。以後、「タツ 巽総太郎」「リキ① 松田猛」「ハト① 鳩村英次」など、歴代の刑事達にスポットを当てたキャラクターコレクションDVD全9巻が続々発売される予定だそうです。あら、ゲンとか一兵とか大将はないんですね・・・。どんなエピソードがセレクトされるのか興味はあるのですが…。ジョーなんかは、結構面白いエピソードいっぱいあるのに…。








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「明日への激走」
ガースさん・こんにちは。

>≫さらに、バスには「大気速度計をつけた風圧爆弾がセットされていて時速0kmになると爆発する」仕掛けになっていると言うからさあ大変。そこでジョーがダンプからバスの屋根に乗り移って、中の様子を確認すると、なんと人質の中に大門の妹・明子の姿が…。

>「バスジャック」は「城西交通の路線バスがジャックされる事件が発生・ところが、このバスには風圧爆弾が仕掛けられていた…」と言うストーリーですが、「走行中のダンプを利用してジョーがバスに飛び移る」や「先導する覆面パトカーと白パトが体当たりをしてバスは廃工場へ誘導される…」な展開がありましたね。

PARTⅢの「謀殺のタイムリミット」はバスジャックを思わせる「暴走するタンクローリーに大気速度計付爆弾が仕掛けられた」内容でしたが、ファーストシーンからパトカー隊がタンクローリーを包囲するシーンに始まり、本編の展開を通じ「事件発生→ファーストシーンへつながる展開」に圧倒されました。

話がそれますが、「特捜エクシードラフト」の「明日への激走」には「ある一定の速度になるとスイッチが作動し、減速すると毒ガスが発生する」装置が仕掛けられた車が登場しますが、バスジャックや謀殺のタイムリミットに登場する大気速度計爆弾を思い出しました。

この回では「バリアス7と毒ガス発生装置の車が並走し、ドライバーの男をドラフトレッダーが説得するシーン」や「速度計付毒ガス発生装置が仕掛けられた車に乗った父子を助けるべくバリアス7のレッダーが走行中の車に乗り移ろうとする・・・」と言う手に汗握るシーンも見所でした。
9人のコリない日本人 2013/05/19(Sun)13:40:35 編集
Re:「明日への激走」
>ファーストシーンからパトカー隊がタンクローリーを包囲するシーンに始まり、本編の展開を通じ「事件発生→ファーストシーンへつながる展開」に圧倒されました。
普段とは一風違った見せ方になっていて面白い展開になっていましたね。

>話がそれますが、「特捜エクシードラフト」の「明日への激走」には「ある一定の速度になるとスイッチが作動し、減速すると毒ガスが発生する」装置が仕掛けられた車が登場しますが、バスジャックや謀殺のタイムリミットに登場する大気速度計爆弾を思い出しました。
この話は未見ですが、特撮でも特殊な爆弾が使われる話がよくありましたよね。科学戦隊ダイナマンの「決死の爆弾レース」では、オートレースに参加中の弾が両手を縛られ、時速20キロを下回ると爆発する感知爆弾をつけたバイクで暴走する話がありましたが、まさにバイク版バスジャックと言う感じでした。
【2013/06/10 00:12】
バスジャック映画 「狂った野獣」
西部警察の「バスジャック」よりも5年前に遥かに先に東映がカーアクション第2弾として1976年5月に公開されたのが中島貞夫監督の「狂った野獣」。出演者は渡瀬恒彦、川谷拓三、片桐竜次、室田日出男、志賀勝、星野じゅん、まだ無名だった笑福亭鶴瓶、そして本作の主題歌を担当する三上寛らが出演。渡瀬さんはこの映画のために大型免許を取得しており、ラストのバス横転シーンも渡瀬さん自らが担当。片桐さんは命綱無しでヘリにぶら下がりますが、片桐さんもさすがに怖がっていたとか…。ちなみに76年に公開された「暴走パニック 大激突」「狂った野獣」の興行はイマイチで、東映カーアクション路線はたったの2作で打ち止め…。しかし、この2作のノウハウは大都会シリーズや大空港、西部警察シリーズ、大激闘マッドポリス等のアクション系統の刑事ドラマに受け継がれていたとか…。
マイケル村田 2016/10/16(Sun)20:24:14 編集
Re:バスジャック映画 「狂った野獣」
>渡瀬さんはこの映画のために大型免許を取得しており、ラストのバス横転シーンも渡瀬さん自らが担当。

免許を取りたてとは思えないアグレッシブな凄まじい走りを見せられていましたよね。バスを横転させる時もスタントマン顔負けの豪快なドライブテクニックを見せられていましたし。

>片桐さんは命綱無しでヘリにぶら下がりますが、片桐さんもさすがに怖がっていたとか…。

そう言えば、この間「ラストコップ」というコミカルな刑事ドラマでも主人公がヘリにぶら下がるアクションをやっていました。今はCGがあるから簡単に作れますが、昔はガチのスタントですもんね。やはり、CGよりもガチのほうが迫力がありますよ。どうしてもね・・・(苦笑)。


>「暴走パニック 大激突」「狂った野獣」の興行はイマイチで、東映カーアクション路線はたったの2作で打ち止め…。しかし、この2作のノウハウは大都会シリーズや大空港、西部警察シリーズ、大激闘マッドポリス等のアクション系統の刑事ドラマに受け継がれていたとか…。

逆に言えばこの2作がなければ、大都会や大空港などのカーアクション路線の刑事ドラマが生まれていなかったということにもなるんですよね。カーアクションのない西部警察なんて考えられないですよね(苦笑)。
【2016/11/24 00:22】
こんーなこといいーな、でーきたらいいーな
ガースさん、こんばんは。

>≧どんなエピソードがセレクトされるのか興味はあるのですが…ジョーなんかは、結構面白いエピソードいっぱいあるのに…。

>バスジャックが収録されているDVD第14巻にはジョーがメインとなる「鮮血のペンダント」が収録されていますが、PARTⅢの「鮮血の絆」や「灼熱の追跡」「新人ジョーの夜明け」「鮮血のペンダント」「マシンX爆破命令」あたりをそろえたら「ジョーのキャラクターコレクション」ができそうですね。

>≧渋谷行き城西交通のバスがジャックされ、十人の乗客が人質に取られてしまう事件が起きた。リキ達が乗る覆面車が接近するも、犯人の激しい銃撃を受けて静止できない。ゲンの乗る覆面車と共にバスに体当たりするも、犯人の発砲によって白パトが横転…という都内の市街地でバスを取り囲むパトカー軍団の画は、とにかく迫力満点。

>「バスジャック」をDVDで見ましたが、コーナーラウンジでくつろぐ団長の所へ「大門君、一大事だ!城西交通の渋谷行バスがジャックされた!」と二宮係長から緊急の連絡が入り城西交通のバスを発見したジョー・リキの黒パトが並走するファーストシーンで始まるんですよね。PARTⅡ初回の「暴走する観光バスを包囲するパトカー隊」を思わせる谷さんやゲンの覆面車と警邏中の白パトも加わりバスを止める→先導していた白パトがバスジャッカーの狙撃で横転するシーンも良かったです。

>≧バスの中では、犯人が人質たちをぞんざいに扱い人質になぜかドラえもんの歌を歌わせるシーン…さすがテレビ朝日(笑)だけあってか、他局のアニメの歌は歌わせられないもんだから無理矢理ねじ込んだ風にも見えるが、ダーティハリーの「ボートこげこーげよー!」の言わばドラえもん版ってわけですね。

>調子はずれな「ドラえもんのうた」がバスから聞こえてくるシーンは見ているだけでギャグじゃなかろうか?と見ていて感じましたが、人質のおじさんにバスジャッカーの坂本が「ドラえもんのうた」を歌わせるシーンはダーティハリーの「ボートこげこーげよー!」のシーンが元ネタなんでしょうね。

「バスに爆弾が仕掛けてある。嘘だと思ったらバスを止めてみな」と捜査課に電話をかけてきた共犯の男が「総理大臣を電話の前に呼べ」「警視総監を呼んで謝罪させ、新聞記者に記事を書かせろ」というシーンを見ると、「大都会PARTⅢ」の「脱出路」で「警視総監に裸踊りをさせろ」とスナックジャックの犯人がとんでもない要求を黒岩たちに突きつけるシーンを思い出しますが、暴走するバスを見て「ちきしょう!」と叫ぶジョーがダンプを貸してくれと運転手に頼みこみ「刑事さん、ガンバレヨ!」と声をかける運転手と「ダイナミック・シチュエーション」をBGMに大気速度計爆弾を確認しようとするジョーのシーンも手に汗握るシーンでしたが、空き地にバスとパトカー隊が到着するシーンや坂本の運転するバスの狙撃→大気速度計のメーターがゼロになりつつある中、団長は・・・というシーンも凄まじかったです。
9人のコリない日本人 2017/03/26(Sun)19:22:32 編集
Re:こんーなこといいーな、でーきたらいいーな
>バスジャックが収録されているDVD第14巻にはジョーがメインとなる「鮮血のペンダント」が収録されていますが、PARTⅢの「鮮血の絆」や「灼熱の追跡」「新人ジョーの夜明け」「鮮血のペンダント」「マシンX爆破命令」あたりをそろえたら「ジョーのキャラクターコレクション」ができそうですね。

ジョーのキャラクターコレクションはすでに発売されていますが、「鮮血のペンダント」は収録されませんでしたね。


>PARTⅡ初回の「暴走する観光バスを包囲するパトカー隊」を思わせる谷さんやゲンの覆面車と警邏中の白パトも加わりバスを止める→先導していた白パトがバスジャッカーの狙撃で横転するシーンも良かったです。

「バスジャック」には、ジョーがダンプからバスの屋根に飛び乗るアクションシーンがあるので、これもある意味ジョーのメイン回ですよね。観光バスの追尾と言えば、「大都会PARTⅢ」の「頭取集団誘拐」のサロンバスも頭に浮かびますね。


>>調子はずれな「ドラえもんのうた」がバスから聞こえてくるシーンは見ているだけでギャグじゃなかろうか?と見ていて感じましたが、人質のおじさんにバスジャッカーの坂本が「ドラえもんのうた」を歌わせるシーンはダーティハリーの「ボートこげこーげよー!」のシーンが元ネタなんでしょうね。

今同じことやったら、クレヨンしんちゃんか、プリキュアの歌を歌わせそうですね(苦笑)。

>「バスに爆弾が仕掛けてある。嘘だと思ったらバスを止めてみな」と捜査課に電話をかけてきた共犯の男が「総理大臣を電話の前に呼べ」「警視総監を呼んで謝罪させ、新聞記者に記事を書かせろ」というシーンを見ると、「大都会PARTⅢ」の「脱出路」で「警視総監に裸踊りをさせろ」とスナックジャックの犯人がとんでもない要求を黒岩たちに突きつけるシーンを思い出しますが、

今だったら「総理大臣を辞めさせろ!」とか、「アメリカ大統領を連れて来い」とか、「警視総監をスカイツリーのアンテナに登らせろ!」とか言うんでしょうかね(苦笑)。
【2017/04/11 12:19】
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