10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
007シリーズ23作目『スカイフォール』。前作の『慰めの報酬』から早4年。ボンド役がダニエルクレイグに代わってからシリーズのイメージも様変わりしたと言うか、極めて作りがシリアスになった。ロジャー・ムーア時代の遊び心満載のユニークな仕掛けやボンドカーによるアクションも見かけない。超人のような不死身さを持ちつつも、どこか人間味を失わない情熱的なジェームズ・ボンドと言った印象があります。
NATOの工作員の情報が入ったハードディスクが何者かに奪われ、そのディスクを取り戻すため、新人女性エージェントのイヴと共にトルコの町で作戦を展開するジェームズ・ボンド。フランス人の傭兵パトリスを追って、街の中で凄まじいカーチェイスとバイクアクション、列車の上での猛烈な格闘などのっけから激しいアクション。しかし、イヴの誤射によってボンドは、被弾し、真っ逆さまに峡谷に落下して行方不明になってしまうと言う衝撃的な展開から物語が始まる。
情報漏洩の責任を取らされ、更迭寸前のMのコンピュータが何者かにハッキングされ、MI6本部が爆破された。死んだと思われていたボンドは、無事で数ヶ月間安全な場所に身を隠していたが、その知らせを耳にして、Mの元へ戻り、職務復帰を果たす。上海でパトリスを見つけるも、黒幕の正体を掴めなかったボンドは、パトリスの所持品を手がかりにマカオへ向かい、セヴリンと言う女性と接触。セヴリンを監視する謎の集団と戦うが、船の上で彼女と共に囚われの身になってしまう。到着した島で黒幕のラウル・シルヴァと顔を合わすボンド。シルヴァは、MI6の元エージェントで、香港で活動中に中国当局に捕らわれ、Mに見捨てられた事を根深く恨んでいた。
後半から、ボンドとラウルのクールな対決が描かれますが、ラウル・シルヴァ役のハビエル・バルデムは、中々インパクトのある濃いフェイスです。この映画のために金髪にしたらしいですが、ちょっと浮いている感じが絶妙な雰囲気を醸し出していて良い。そして、中盤には新しいQが登場している。一気に若返りましたが、初代Qを演じたデスモンドを全く彷彿とさせないところが逆に新鮮であり、少し物足りなさもあるが、この映画の中では、唯一ユニークな場面だった。
ところで今回のボンドガールは、一体誰になるんでしょう。冒頭でボンドに誤射したイヴなのか、それともボンドの案内役をつとめたセヴリンなのか。公式では、一応、セヴリンということになっているけど、それにしては、途中で殺されるし、出番も短いし、いまいち印象に残らないボンドガールだった。まあ、今回は、ラウルの標的にされて、ボンド以上に存在感があったMなのでしょうね。M役のジュディ・デンチ最後の出演作ってこともあるし…。
ロンドンの地下鉄駅構内での追跡劇は、スリリングで、電車の脱線シーンも中々リアルで迫力があった。なんとのあの脱線シーン、実物大の客車を使って撮影されたようです。クライマックスは、夜のシーンで、いまいち盛り上がりに欠ける展開だったが、そういう控えめで地味めなところもクレイグ=ボンドの真骨頂と言うべきか。
ラストに新たなMが登場して、いよいよ世代交代完了、007シリーズの新時代の幕開けを予感させるところで映画は終わってしまうが、結局「スカイフォール」とはなんだったのか?。日本のスカイツリーに対抗しているのか、はたまた、冒頭で奈落の底に落ちて失墜したボンドを皮肉っているタイトルなのかと色々考えたが、終盤、ボンドが生まれ育った屋敷があるスコットランドの地名として出てくる。そこには、ボンドの両親の墓もあり、劇中でボンドの生い立ちも語られている。ボンド自身がその屋敷をダイナマイトで吹っ飛ばしてしまう辺り、やはり、「過去への決別」「スパイとして再出発」と言う意味がこめられているのかもしれない。
NATOの工作員の情報が入ったハードディスクが何者かに奪われ、そのディスクを取り戻すため、新人女性エージェントのイヴと共にトルコの町で作戦を展開するジェームズ・ボンド。フランス人の傭兵パトリスを追って、街の中で凄まじいカーチェイスとバイクアクション、列車の上での猛烈な格闘などのっけから激しいアクション。しかし、イヴの誤射によってボンドは、被弾し、真っ逆さまに峡谷に落下して行方不明になってしまうと言う衝撃的な展開から物語が始まる。
情報漏洩の責任を取らされ、更迭寸前のMのコンピュータが何者かにハッキングされ、MI6本部が爆破された。死んだと思われていたボンドは、無事で数ヶ月間安全な場所に身を隠していたが、その知らせを耳にして、Mの元へ戻り、職務復帰を果たす。上海でパトリスを見つけるも、黒幕の正体を掴めなかったボンドは、パトリスの所持品を手がかりにマカオへ向かい、セヴリンと言う女性と接触。セヴリンを監視する謎の集団と戦うが、船の上で彼女と共に囚われの身になってしまう。到着した島で黒幕のラウル・シルヴァと顔を合わすボンド。シルヴァは、MI6の元エージェントで、香港で活動中に中国当局に捕らわれ、Mに見捨てられた事を根深く恨んでいた。
後半から、ボンドとラウルのクールな対決が描かれますが、ラウル・シルヴァ役のハビエル・バルデムは、中々インパクトのある濃いフェイスです。この映画のために金髪にしたらしいですが、ちょっと浮いている感じが絶妙な雰囲気を醸し出していて良い。そして、中盤には新しいQが登場している。一気に若返りましたが、初代Qを演じたデスモンドを全く彷彿とさせないところが逆に新鮮であり、少し物足りなさもあるが、この映画の中では、唯一ユニークな場面だった。
ところで今回のボンドガールは、一体誰になるんでしょう。冒頭でボンドに誤射したイヴなのか、それともボンドの案内役をつとめたセヴリンなのか。公式では、一応、セヴリンということになっているけど、それにしては、途中で殺されるし、出番も短いし、いまいち印象に残らないボンドガールだった。まあ、今回は、ラウルの標的にされて、ボンド以上に存在感があったMなのでしょうね。M役のジュディ・デンチ最後の出演作ってこともあるし…。
ロンドンの地下鉄駅構内での追跡劇は、スリリングで、電車の脱線シーンも中々リアルで迫力があった。なんとのあの脱線シーン、実物大の客車を使って撮影されたようです。クライマックスは、夜のシーンで、いまいち盛り上がりに欠ける展開だったが、そういう控えめで地味めなところもクレイグ=ボンドの真骨頂と言うべきか。
ラストに新たなMが登場して、いよいよ世代交代完了、007シリーズの新時代の幕開けを予感させるところで映画は終わってしまうが、結局「スカイフォール」とはなんだったのか?。日本のスカイツリーに対抗しているのか、はたまた、冒頭で奈落の底に落ちて失墜したボンドを皮肉っているタイトルなのかと色々考えたが、終盤、ボンドが生まれ育った屋敷があるスコットランドの地名として出てくる。そこには、ボンドの両親の墓もあり、劇中でボンドの生い立ちも語られている。ボンド自身がその屋敷をダイナマイトで吹っ飛ばしてしまう辺り、やはり、「過去への決別」「スパイとして再出発」と言う意味がこめられているのかもしれない。
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