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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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この正月にAXNでシーズン1・2が一挙放送されていた「NIKITA / ニキータ」。レギュラー放送のほうは、21話まで進んでいましたが、この一挙放送で23話の最終回まで放送されたのでとりあえず全て見てしまった。シーズン2は、全体的にテンポが良くて、アクションもハイスケール&スピーディーな演出満載で面白かった。ニキータがマイケルとバーコフと連携してオーバーサイト、そしてディヴィジョンを追い込んでいく展開、ひたすら「24」のようなめまぐるしい情報戦と駆け引きと対決の連続だったと言う印象。まあ、「24」シリーズのスタッフが作っているので、話も画的にも似たような雰囲気になるのは、ご愛嬌でございますね。


ニキータやマイケル、アレックスと個々の登場人物達の過去が明るみになり、その関係性もなかなか興味深かったが、一番印象に残ったのは、やはりマイケルと元恋人のカサンドラの関係。カサンドラは、イギリスの情報局「MI6」の諜報員であり、マイケルの子供も生んでいる子連れ諜報員であるところが面白い。17話でさらに二重スパイであることが判明し、マイケルと永遠の別れをしたが、おそらく次シーズンにも登場しそうな予感。監房に閉じ込められていたパーシーが表に出て再びディヴィジョンの司令塔に戻るまでの緊迫した展開も見応えあり、最終話でのニキータvsパーシーの戦いも面白かった。本国では、シーズン3が放送中ですが、パーシーは、良い敵役だったのでまた登場して欲しいですね。しかし、決着がついてしまったのでもう出てこないだろうなあ。過去を振り返る場面でまた出てくるのだろうか…。


「24」と言えば、最近新しいテレビドラマに出演中のキーファー・サザーランドが制作総指揮と主演を務めた「The Confession -コンフェッション-」を拝見。これ、本国では、ショートシリーズとして全10話が動画サイトで配信されたらしいのですが、日本でもすでにWEB上で公開されていて、AXNでは、10話一挙連続で放送されていました。このドラマでキーファーは、殺し屋役を演じていて、人を容赦なくズバスバ殺しているのですが、銃を持ったらやっぱりバウワーにしか見えない(苦笑)。ジャックは、CTUに所属し、一応国のために戦っていたが、やっていることは殺し屋と大差なかったから(苦笑)、その鬼畜ぶりがこのドラマの主人公にも受け継がれているように見えた。吹替え版の声は当然ながら小山力也氏で、やはり24と匹敵するほどの緊迫したやりとりが味わえる。物語は、キーファーが演じる殺し屋がとある教会にやってきて、神父にこれまでの罪を告白するところから始まり、殺し屋と神父との意外な関係が明らかになるところから、ますます引き込まれました。神父役のジョン・ハートの演技も見応えありましたね。これ、1話10分ほどのストーリーなのですが、24のように連続で見たほうが面白いと思います。そう言えば、24の映画版ってどうなったっけ?…。調べたら今年の夏から撮影開始とか言ってるけど…。


 

http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/7920.html


 

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もう師走です。2012年も一ヶ月を切りました。早いですね。今年も様々な海外ドラマを見てきましたが、ええと、何見たっけ???・・・となるぐらい、たくさん見たような気がします。この春に開局したBSの海外ドラマ専門チャンネル「D-LIFE」で見た『リベンジ』は、質の良いゴージャスなサスペンスものと言う感じで意外に面白かった。来年の春には、日本にシーズン2がやってくるらしいが、タケダも復活してくれるのか、大変気になるところ。このチャンネルで初めて「バーン・ノーティス」を見たが、思ってたよりもスリリングでスタイリッシュ、アクションも豪快でのめりこんでしまった。クリカンの吹替えも当初は、違和感があったが気づいたら結構馴染んで楽しめた。シーズン5の吹替え版も早く放送してもらいたいところです。「リベンジ」の後番組として放送された「ミッシング」は、元CIAエージェントのおばちゃんが何者かに連れ去られた息子を取り戻すべく奮起するお話だった。ローマが舞台になっていて、えらくお金がかかっているドラマだが、2クールも続くのか…と思っていたら、案の定10話で終了し、シーズン2の製作は、キャンセルされてしまったとか。ローマの風景は綺麗だったし、おばちゃんのハッスルな姿も堪能できたし、ストーリーも綺麗に完結していたので、続編はなくても問題ないようにも思うが・・・。

 

続編ものでは、HAWAII FIVE-Oシーズン2は、そこそこ楽しめたが、いかんせん浮き立つCGアクションには、げんなりする反面、ストーリーについては、今後の展開が気になる。意外にアクションを頑張っていたのは、「ヒューマン・ターゲット」のシーズン2。シーズン1は、CG丸出し感のアクションが目立っていたが、このシリーズでは、1話1話が映画さながらのスケールに加え、アクションは、わりとリアルな表現に徹していたのが良かった。新しく加わった女性メンバーも良い味を出していた。シーズン2でチャンス達は、イルザが役員を務める財団の傘下に入り、護衛や救出の活動をするのだが、その財団がチャンス達の活動を快く思わず、イルザを役員から外そうとするエピソードがあった。思わずナイトライダーのジャガーノートの話を思い出してしまったではないか(苦笑)。

 

「V」リメイク版のシーズン2には、オリジナルのキャストもゲスト出演していたが、結局何がしたかったのか判然としないまま、10話で打ち切り。オリジナルでダイアナを演じたジェーン・バドラーが再びダイアナ役で登場し、ビジターの リーダー・アナの母親を演じていたが、スカパーで見た吹替え版は、ダイアナの声が変わっていたのが残念。やはり、ダイアナは、小宮和枝さんでないと。最終話に出てきたマーク・シンガーは、ドノバンではなく、別役で登場していた。本来は、磯部さんであってほしかったが、まあそれは大目に見よう。ニキータのシーズン2も前シーズンよりストーリー面、アクション面がパワーアップしていて面白い。前のシリーズで協力し合っていたニキータとアレックスが敵対し、ニキータは、マイケルと共にオーバーサイトと対立する。前のテレビシリーズ(1997年版)よりも対立構造が複雑だが、かなり面白くなっている。パーシーもディヴィジョンの中から外へ飛び出して、怪しい動きを見せ始めるし、アマンダも以前より一層魅惑的で謎めいている。ニキータは、本国では、シーズン3が放送中で、来年には、日本でも放送されるでしょうが、今後の展開がやはり気になります。

 

夏には、映画『幽幻道士』のテレビシリーズ「来来!キョンシーズ」をリアルタイム以来久しぶりに見たが、久々に子役達のアグレッシブな動きが見れて感無量。昔の子役は、結構無茶やらされてますね(苦笑)。しかしその分印象深く心に残るし、だからこそ人気作になったとも言えるし。最近の日本の子役は・・・あまり、印象に残ってないな・・・。キョンシーと来ればゾンビ。「ウォーキング・デッド」シーズン1・2をこの夏に一気見したが、テレビドラマでこれほどのグロ描写を展開させるアメリカ、やはり只者ではない(笑)。特にシーズン1は、都市を舞台にして映画のようなスケール感のある映像がてんこ盛り出し、本家のゾンビを超えるクオリティの高さに驚愕した。FOXでシーズン3が放送中だが、時間がなくてまだ見ていない。早く続きが見たい作品ナンバー1。





 

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最近は、ホームドラマチャンネルを見ることが多く、必殺シリーズやベイシティ刑事など色々と見ていますが、おや、どこからともなく聴き慣れた声が…アメドラ?ホムドラで懐かしい海外ドラマやっています。前にも何度かアメリカのドラマを放送していたことがあったが、最近は、韓国産が多いですよね、ここ…。スパドラやAXNが古いのをやらなくなったから、がっくりしていたんですが、久々にきました。ナレーションは、チャーリー?はたまたデボンさん?いや、中村正さんの声です。


『奥様の名前はサマンサ。そして、旦那様の名前はダーリン。ごく普通の二人は、ごく 普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、ただ一つ違っていたのは……奥さまは、魔女だったのです…』


このフレーズとテーマ曲も含めてこれは懐かしい。昔は、地上波で夕方によく再放送され、よく見ていました。アメリカドラマの代表的な名作『奥さまは魔女』。1964年から8年間放送され、日本でもヒットしたコメディドラマ。ホムドラでは、カラー版が放送されていますが、昔は、第1、2シーズンは、モノクロだったんですよね。DVD化に合わせてカラー処理が施されたそうで、カラー版は、今回初めて見ています。64年と言ったら、同時期に放送されていた逃亡者やナポレオンソロもやはり最初のシーズンは、モノクロでしたが、奥様と同様に途中のシーズンからカラーになっていました。サマンサとダーリンのウィットにとんだ会話が良い感じです。目ん玉クリクリのダーリンのボケっぷりも良い味出しています。当時は、CGがない時代なので、サマンサが魔法を使って物を消したり、出したりするシーンは、同ポジ撮影を多用して、相当手間をかけて撮影しているはずで、そういう部分が今の時代、逆に新鮮に映ったりします。日本では、昔の特撮で当たり前のようによく使われていた手法でしたね。


2話の「おおスイートホーム」の回では、サマンサと母親のエンドラが購入予定の家の下見に行き、魔法の力を使って、家のデザインをあれやこれやとやっていく場面があるのですが、植木やら家具やらいろんなものを出しては、すぐに消したり、かなり手の込んだ撮影がなされていて、改めてこの時代のドラマの凄さに気づかされます。家の向かいに住んでいるクラビツ夫妻のとぼけたやりとりを見ていると、まさにこれぞアメリカンテイストってな感じで、古き良きアメリカを感じさせてくれます。ナイトライダーにもこう言う感じのコメディリリーフが毎回ありましたねぇ。まぁ、キットも言わば魔法使いみたいなものでしたし…(苦笑)。


魔法と言えば、日本では最近、仮面ライダーが使っていますが、なんと奥様は魔女の日本版もホムドラで放送されているとか。日本版なんてあったんですね…せめて真似するなら、映像もフィルム風にするなりの徹底さが欲しかったところ…。


 

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今期…と言うか、最近スカパーで放送されている新作海外アクションドラマは、わりと真面目に…と言うと失礼になるが、極力CGを使わずに派手なアクションをやっている風に見える。爆発も以前は、CG丸わかりのもわもわ感バリバリの映像が目についたのだが、最近は、激しい銃撃戦に、カーチェイスシーンは、実車を横転・爆破はお手の物。テレビドラマでここまでやるかって言うぐらい派手なアクションをよく見かけますが、とくに勢いがあるのが『NIKITA/ニキータ シーズン2』。前シーズンでは、味方だったニキータとアレックスが今回は、敵同士となり、ニキータは、マイケルと共に、ディビジョンを操る組織「オーバーサイト」と新たな闘いを繰り広げている。


ニキータやマイケルの過去が明かされつつ、前シーズン以上にスリリングな展開と、ど派手なアクションが堪能できるシーズン2。「24」のスタッフが製作しているから、スリルやサスペンスの演出は、やはり超一流って感じです。しかし一時は、視聴率が危ぶまれ、シーズン2で終了?みたいな話も聞いたことがあるが、ファイブオーと同じく、どうやらニキータもシーズン3の製作が決まった模様。まだ9話ぐらいしか見ていませんが、確かに対立構図が若干変化したことによって今期もますます面白くなっているし、今後の展開が大変気になります。今期は、マイケルも大活躍しておりますが、昔の恋人もカサンドラや息子も登場し、ニキータが複雑な心境を浮かべるシーンをよく見かける。アレックスは、復讐の鬼と化して、自分の父親を殺したセルゲイ・セマクを追い、アレックスに協力するアマンダは、失脚したパーシーに変わってディビジョンの実質の最高責任者になったが・・・いやはや本当にこの女、一体何を考えているのか全くわかりません。9話では、拉致したバーコフを拷問に掛けていたが、いきなりハンマーでおもいきりバーコフの右手を殴りつけたり(お前はミザリーのおばはんか!<苦笑>)、細長い針を鼻の穴から脳脊髄に達するまで入れて精神を崩壊させるとか、見てるこっちが思わず悲鳴を上げたくなるほど、とにかく身震いするほどの冷徹・冷酷感を醸し出していた。


アマンダを演じている女優さん(メリンダ・クラーク)、前にもどこかで見たことがあるなあと思ったら、『刑事ナッシュブリッジス』の「シカゴの女刑事」で、犯人を追ってシカゴからやって来た女刑事カレンを演じていた人なんですね。カレンは、街中で見境なく銃を撃ったり、実は、汚職警官で犯人を撃ち殺そうとまでしたが、謎を秘めた感じがなんとなく、アマンダと被るキャラでした。ナッシュもカレンには、お手上げみたいな感じでしたよね確か…。



 


アマンダの謎をナッシュに解き明かしてもらいたい気もするが…(笑)


 

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『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』…長めのタイトルですが、AXN『HAWAII FIVE-0』シーズン2の枠で新たに始まった注目のクライムアクション。製作総指揮は、「エイリアス」「LOST」「FRINGE」など数々のヒットドラマを手がけるJ・J・エイブラムス。この人は、やはり2000年代以降で真っ先に思い浮かぶハリウッドの顔と言いますか、最近の映画やテレビドラマで名前を見かけない日がないくらい活躍されています。トム・クルーズのミッション・インポッシブルにも気づいたら監督や製作に携わっているし、スター・トレックのリメイクの監督もこの人。新作ドラマだけでなく、昔の名作ドラマのリメイクにも関わっていますが、ならば、ナイトライダーやエアーウルフもこの人に手がけてもらいましょうか(笑)。まあ一度見てみたいものですなあ…。


それは、さておき、カメラの小型化や情報網の発達により到来した監視社会。あらゆる場所に張り巡るカメラの映像やデータなどの情報を分析し、犯罪やテロを予測・抑止すると言うのがこのドラマの大まかな内容。そう言えば以前にも映画でありましたね。ジーン・ハックマン主演の「エネミー・オブ・アメリカ」を思い出しました。この映画では、テロ対策の目的として、国家安全保障局(NSA)が監視権限を拡大させるための法案を議会で可決させようとして、それを巡って起きた議員暗殺事件にウィル・スミス演じる弁護士が巻き込まれると言う内容でした。常時カメラで監視される社会の恐怖を描いていたが、この映画も気づけば公開されたのは、14年前のこと。政府の依頼によって極秘の監視システムを作り上げた億万長者にしてコンピュータの天才・ハロルド·フィンチは、死んだと思われていた元グリーンベレーのジョン・リースを雇い、さし迫った犯罪に関係する人物を探り出して犯罪を未然に防ごうとする。コンピュータの天才と元CIAの工作員の孤独な二人の絶妙なコンビネーションがなかなか面白い。


ジョン・リースって孤独な工作員と言うよりも、冷徹な殺人マシーンに見えますね。相対するフィンチは、頭はいいが身体に弱さがあり、人間味を持ち合わせているキャラクターと言う感じです。吹替え版では、「刑事ナッシュブリッジス」でハーベイの声を担当していた牛山茂氏がフィンチの声を当てています。億万長者でコンピュータの天才ってわりかしありがちな設定ですが、言うなれば、ナイト財団のボニーやエイプリルがキットを作り、マイケルがキットの情報を頼りに犯罪に立ち向かうように、フィンチが作った巨大な犯罪予測マシーンの情報を元にして、リースが犯罪を未然に防ぐ。それにバットマンのようなダークな世界が加味されたような雰囲気があります。喋るカッコ良い車や変身ヒーローは登場しないが、バットマン的なヒーローものの印象を持ちました。


今期は、これと「NIKITA/ニキータ」のシーズン2、「ヒューマン・ターゲット2」D-LIFEの「ミッシング」を見てるけど、アクション的には、ニキータとヒューマン・ターゲット2ですかね。リベンジの後釜ミッシングも元工作員の話でアクションもあり、元スパイのおばちゃん工作員(レベッカ・ベッカ・ウィンストン)のアグレッシブな姿がかなりのインパクト。しかし、これって10話で打ち切りなんですよね…。レベッカの夫のポールの声が磯部勉氏なんですが、ポール役のショーン・ビーンが時々ジャン・マイケル・ビンセントに見えてくるから困る(苦笑)。


 

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2010年から2年近く放送された『ザ・シールド』が最終回を迎えた。シールドは、AXNでこれまでに何回も放送されていますが、最初に見たのは、5年ほど前、スカパーに加入した時のこと。その時、丁度シーズン5の中盤辺りが放送されていたのですが、途中から見始めたので、話の流れを掴むのに大分時間がかかりました。当時は、続き物だと思っていなかったので、いきなりレンが仲間に殺される展開を見た時は、わけがわからなかったが、その後、シーズン1から通してみると、その内容のハードさに加えて、あのレンの死の衝撃とインパクトがさらに強烈に伝わってきてなんとも言えない気持ちにさせられたのを覚えている。


まあとにかくこのドラマ、シーズン1から過激で強烈な映像が次から次に出てきて、ストライクチームって本当に刑事なのか、刑事の皮を被った犯罪集団なのか、頭の中がこんがらがったが、ドラマの主人公ヴィックも最後は、頭がこんがらがってどうしようもない精神状態に陥っていたのではないだろうか。常々仲間を守るためと言ってきたヴィックが最後は、家族のために仲間を裏切り、自分だけ助かろうとした…。ベルトランの逮捕に利用され、最後は、ヴィックによって地獄に突き落とされたロニーも叫んでいたが、本当に酷いやつだ。でもなぜだか最後まで憎めなかったな…。最初は、家族と仲間を均等に守り抜こうとしていたヴィックだが、レンの死とシェーンとの不協和音が始まってから、そのバランスが音を立てて崩れ始めてしまった。そして、ヴィック以上にどうしようもない状況に落ちてしまったシェーンのあの最期の手紙が物凄く頭に焼きつく。シェーンもヴィックと出会わなければ、ダッチみたいに口上手に上司とうまくやっていたのだろうか。ダッチ自身も精神状態が不安定な時があって、首を絞めて猫を殺したり、色々問題のあることもやっていたが、ファーミントン署の中では、極めてマシな刑事だったな…。


それにしてもこの最終回の展開は、本当に無情と言う言葉しか思いつかない。ストライクチームが破滅に向かって突き進んでいるのは、わかっていたけど、まさしく見事な破滅ぶりだった。シェーンは、妻のマーラと子供のジャクソンを連れて逃げ回り、最後は、デビッド・ジャンセンの逃亡者のような感じになっていたが、リチャード・キンブルには、まだ救いがあったが、シェーン夫婦は、本当に救いようのない逃亡者だった。アクシデントとは言え、シェーンと同じくマーラ自身も人殺しをしてしまうし。しかし、一番かわいそうなのはやはりジャクソンとマーラのお腹の子供。未来まで奪われてしまったし。


移民局との取引で、これまでの全ての罪を自白し、免責を受けたヴィックは、自分と家族を守り抜いたが、結局、家族には、裏切られた挙句、どこかへ消え去られてしまった。家族の居場所を知らないまま、スーツを着てデスクワークの職に就いたヴィック。悪事を企てながらもこれまで現場一筋だったヴィックにとっては、地獄のような苦しみになるだろう。ヴィック、最後は、シェーンと撃ち合って死ぬと思っていたんだけど、それと同じくらい、生きながら殺された感じに見える。ヴィックのことだから、あのラストシーンの後、銃でオリビアを脅して家族の元へ向かったのかもしれない。本当に脚本がもの凄く良くできている面白い刑事ドラマでした。取調室でクローデットと話した後、監視のカメラの前に立ち、悪魔のような顔を浮かべたヴィックの姿が忘れられない…。


 

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