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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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アメリカでもっともポピュラーで歴史のあるSFドラマ「スタートレック」。1960年代にそれまでにはなかった画期的な映像と壮大なストーリーでお茶の間を夢中にさせたドラマとして長年語り継がれ、日本でもスカパーの放送局で現在も様々なシリーズがリピート放送されております。オリジナルのシリーズは1966年からスタートし、全3シリーズ79エピソードが制作されていますが、残念ながら世代ではないのでリアルタイムでは見ることができず、まだ全てのエピソードを通して見ることができていないのですが、個人的に馴染みがあるのは、テーマ曲です。



スタトレのテーマ曲は、日本では1970、80年代に日本テレビで放送されていた「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテーマとしても使用されていたので、どちらかと言えば、スタートレックよりもウルトラクイズの曲というイメージのほうが強いのですが、メイナード・ファーガソンの代表曲の一つであり、日本でもかなり有名な曲です。この曲を聴くと未だにニューヨークに行きたくなってしまいますが(苦笑)、スターウォーズがまだなかった時代に毎週ブラウン管からこの曲が流れていたんですね。テレビが夢の玉手箱だった時代の作品だけあって、この曲を聴いただけでもこのドラマの魅力が存分に伝わってきます。








ところでメイナード・ファーガソンと言えば、ロッキーのテーマ「Gonna Fly Now」でも知られていますが、スタートレックに続く大型SFドラマとして、1970年代に放送されヒットした「宇宙空母ギャラクティカ」のテーマもファーガソンが演奏しています。この曲は、昨年亡くなられたグレン・A・ラーソン(この作品では、製作総指揮&脚本も担当)と、ナイトライダーのテーマを手掛けたことでも知られるスチュー・フィリップスが共同で作曲したものですが、ファーガソンの雄大な演奏によって何倍にも魅力が増幅されて聴きごたえがあります。SFドラマの音楽=ファーガソンを決定付けた曲のようにも聴こえますね。







スタートレックと言えば、宇宙船エンタープライズ号を指揮するカーク船長を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょうが、個人的にはやはりスタートレック=スポックのイメージがありますね。スポックは、地球人との混血の異星人でおかっぱ風の髪型と尖った耳が特徴でしたが、日本のバラエティ番組のコントでもよくものまねされていたのが思い出されます。先月末にスポックを演じたレナード・ニモイ氏が亡くなられたそうです。当初、スポック役は、「スパイ大作戦」や「スペース1999」に出演したマーティン・ランドーにオファーされていたそうですが、自身のキャラと合わないとランドーがことわり、ニモイ氏が演じることになったそうです。ニモイ氏も後に「スパイ大作戦」にレギュラー出演していましたが、そういえば、このシリーズでもランドーが演じたローランの後釜のグレート・パリス役で出演していましたね。ランドーとは色々と因縁があったようですね。




スタートレックシリーズには、劇場版6作品に連続出演しており、2009年に公開されたリブート作品や、二年前に公開された「スター・トレック イントゥ・ダークネス」にもスポック・プライム役で出演。劇場版4作目に当たる「スタートレックIV 故郷への長い道」では、監督を担当されています。23世紀の地球を救うためにエンタープライズのクルー達が1986年のサンフランシスコにタイムワープして、絶滅寸前のザトウクジラを連れ帰ろうするユニークなストーリーを描き、自身もスポック役で出演されていましたが、水族館の水槽の中にいるクジラと一緒に泳いでいるスポックの姿が大変印象に残っております。



また、ニモイ氏は、スタートレック放送当時に「Mr Spock's Music From Outer Space」というアルバムも出されていたみたいですね。半世紀にわたりスポック役を演じられてきたので、ニモイ氏以外のスポックを見ると、どうしても未だに違和感が拭えませんが、次回作からもう見られないのかと思うと残念でなりませんね。レナード・ニモイ氏のご冥福をお祈り致します。








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近頃ここだけ1985年ブログになってしまっているぼやきでございますが(笑)、丁度30年前にスタートした海外ドラマと言えば、『冒険野郎マクガイバー』です。主人公のマクガイバーが豊富な科学知識を使って様々な危機を乗り越え事件を解決していくドラマでしたが、マクガイバーは当初は、アメリカの諜報機関のエージェントとして東欧に渡り活動していた言わば、「スパイ」的な存在だったわけです。冷戦終了後は、フェニックス財団のフリーエージェントになって、アメリカ国内で活躍するようになっていましたが、確かにマクガイバーが放送されてた頃は、世界情勢が目まぐるしく変化していた頃でした。ベルリンの壁の崩壊で東西ドイツ統一され、東欧革命と共に冷戦が終結し、マクガイバーの最終シーズンの放送された1991年にソ連が消滅した。



マクガイバーと同時期に放送されていたエアーウルフも、主人公のホーク達がCIAのアークエンジェルの要請を受けて、エアーウルフで様々な敵国へ向かい、スパイのような活動を繰り広げていましたが、エアーウルフの場合は、冷戦の終結の直前に番組が終了し、結果的には、タイミングの良い終わり方だったと思いますが、もし、シーズン4以降も番組が続いてたら、どのようなストーリー展開がなされていたのかが今でも時々気になることがあります。




マクガイバーは、シーズン7で終了しましたが、同じくシーズン7で最終シーズンを迎える「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」の吹替え版を視聴中。元CIAエージェントの主人公マイケル・ウェスティンが自分を突然解雇した関係者とその真相を探りながら、自分のスパイの知識や経験を人助けに役立てるスパイアクション。当初はコミカルなタッチで描かれていましたが、シーズンを重ねるうちに、どんどんシリアスな方向へドラマが展開し、スパイコメディものから、最終シーズンは、本格的なスパイアクションものに変わっています。シリーズが進むに連れ、マイケルの仲間も増え、挙げ句は、マイケルのママや弟もスパイ活動に参加し、家族ぐるみでスパイするという新手な展開も見せました。



シーズン6で弟のネイトを殺した黒幕に辿り着き、その後、凄腕のCIAスパイのオリビアと対決したマイケルですが、シーズン7では、なんと古巣のCIAに戻り、ドミニカ共和国を拠点にするテロ組織のリーダー・バークを追う潜入作戦に参加しています。フィオナやサムやジェシーなどかつての仲間達とは、9ヵ月間顔を合わせておらず、フィオナはマイケルに愛想尽かして、新しい彼氏を作っていた。マイケル役のジェフリー・ドノバン自身が監督を務めた第2話では、誘拐されたフィオナを助けるため、マイケルがサム達の前に姿を現し、ある作戦を打ち立てる。この話では、マイケルとフィオナが初めて出会った時のエピソードが描かれていたが、一目惚れしたのはなんとマイケルのほうだったんですね。その時交わした二人の会話が今回の作戦で活かされ、フィオナは無事に救い出されたのですが、久しぶりの再会を惜しむこともなく、フィオナがマイケルに別れのキスをする場面が印象的でした。


フィオナとの別れも済み、スパイの任務に力を入れるマイケル。バークのバックには一体どんな黒幕が隠れているのか。3話ではマイケルの母のマデリンとフィオナがコンビを組んで、ネイトが作った借金の返済を迫る男を撃退する展開が痛快でした。久々におっかないママさんが帰ってきた感じで、ちょっと懐かしかった。


遅ればせながらまだ3話しか見れていませんが、はたしてどのような最終回を迎えるのか?まさか、マイケルの仲間たちからまた死人が出たりしないよな・・・!???時代が違うのであれだが、もし今冷戦構造が生きていたら、マイケルは、ソ連などの東欧諸国でどんなスパイ活動を繰り広げていたのでしょうね。マクガイバーのように、アメリカ国内に留まらず、世界で活動するマイケルの姿も見てみたかったですね。




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2014年もあと僅かとなりました。今年も様々な海外ドラマを見てきましたが、特に印象に残ったのは、惜しくも1クールで終了した「オールモスト・ヒューマン」。テレビドラマの枠を超えた近未来描写や、刑事とアンドロイドのコンビワークもいよいよ熟してきたところで終わってしまったのでもったいなかった。日本でこのようなSFドラマと言えば「スターウルフ」ぐらいまで遡らないと見当たらないけど、アメリカは予算と自由があるからか、21世紀に入ってもこの手のSFドラマはこれまで数多くあり見てきましたが、その中でもオールモスト・ヒューマンは、中々及第点というか自分の中では面白いほうに入るドラマだったと思います。



続編ものも数多く見ましたが、まず「HAWAII FIVE-0」シーズン4は、最終話でまたスティーブの宿敵ウォー・ファットが登場していましたね。ウォーファットと言うと、シーズン3でファイブオーに乗っていたヘリを撃墜されて、半身が焼けた見るも無残な姿になってしまいましたが、ウォーファットが出てくる度に、ある種のホラー映画を見ているような、ウォーキングならぬ「ウォーファット・デッド」みたいな感覚になってしまうのですが(苦笑)、シーズン5でもこの二人の対決が気になるところです。「ナイトライダーネクスト」で主人公のマイク・トレーサーを演じたジャスティン・ブリューニングがキャサリンの元恋人で一時期レギュラー出演していましたが、このままサブレギュラー的に出演するのかと思いきや、あっという間に射殺されてしまったのが残念でしたが、もう少しスティーブとの絡みを見たかったなあ。同じくチンの高校時代の友人役でゲスト出演したホルヘ・ガルシアは、シーズン5でレギュラー出演することが決定した模様。ますますLOSTの同窓会ドラマになってきたような・・・(苦笑)。



「ウォーキング・デッド」は、スカパーのFOXで今年の春にシーズン4の後半、秋からはシーズン5前半が放送され全て見ました。今のところ主要メンバーであるリックとダリルはまだまだ不死身のようですが、シーズン5でも複数のメンバーが犠牲になりました。最近は、ウォーカーに殺されるのではなくて、相手が人間である場合が多いですよね。シーズン5の初回に登場した人食い族のギャレス率いる若者達の存在感は衝撃的でした。ガバナーの時のように1シーズン使ってリックとギャレス達の激闘が描かれるのかと思っていただけに、わりとあっけなくリック達に倒されてしまったのが意外でしたが。その後に登場したドーン婦警がリック達の新たなる強敵になるのかと思いきや、これもまた衝撃的な展開であっさり決着がついてしまい、これからリック達がどのような行動を取って行くのか後半の展開もとても気になります。



日本でもBSのD-LIFEで昨年から放送されているスティーブ・キング原作の「アンダー・ザ・ドーム」。突如巨大な透明のドームに閉じ込められてしまったチェスターズ・ミルの住人達の葛藤を描くSFドラマですが、そのシーズン2がこの秋から放送中で、まもなく最終回を迎えます。ビック・ジムの暴走はますます肥大する一方、アンジーをはじめ、シーズン1からいたレギュラーの住人達が次々と死んだかと思ったらまた生き返ったり、ペットセメタリー的な(苦笑)不思議な現象も続いています。謎の卵の導きによって、バービー達はトンネルを発見し、そこの崖下に身を投じてドームからの脱出に成功。そして、ドームの入口となる赤い扉を開いて、再びドームの中に戻り、住人達を脱出させようとするが、ビックジムが余計なことをしたせいで、出口が塞がってしまいまたしても希望を失うことに。

ドームの収縮の影響からか、ドーム内では急激に気温が下がり始めて雪が降り、住人は凍死寸前。凍結した道路でバービーとジュリアが乗る車が横転し、ジュリアは足に怪我を負って身動きが取れなくなるなど過酷な状況が続く最中、ドームの収縮が勢いを増して、閉じ込められた住人達は圧死の恐怖に怯え始める・・・。と言う具合にかなり激烈な展開が続いていますが、このまま謎が謎のままで終わるのは勘弁して欲しいなあ・・・と思っていたら、どうやらシーズン3の製作が決定しているようなので、これからもっといろんな謎が解明されて行きそうですね。残念なのは、ビック・ジムの声を担当されていた中村秀利氏がお亡くなりになられてしまったこと。この方、長年ブルース・ウィリスの声を演じてきた野沢那智氏の後を継いで、ダイハード5などでブルース・ウィリスの吹替えを始められたばかりなのに、突然の訃報に驚きました。ビック・ジムの雰囲気と中村さんの声が非常にマッチしていて気に入っていただけに、来シーズンから聞けなくなるのは本当に残念ですね。



他にも「HOMELAND」のシーズン2や、「サイバー諜報員」「NIKITA/ニキータ」のファイナルシーズンなども見たり、見始めたけど時間の関係で途中で断念した作品もいくつかありました。来年も引き続き、面白そうな作品を見続けていこうと思います。



と言うことで、今年も海外ドラマの話題で閉めとなりますが、2014年も我がブログをご愛好頂きありがとうございました。来年も面白かった作品を古今東西に渡って逐一ご紹介して行こうと思いますのでよろしくお願い致します。それでは、皆さん良いお年をお迎えください。




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と言うことでなつかしの海外ドラマ・オープニング特集第3弾。地上波及びスカパーから消えてしまった古き良き海外ドラマのOPをご紹介致します。





ドラグネット

ドラグネット(Dragnet)は、1951年から59年まで計8シリーズに渡ってNBCで放送されたリアル路線の刑事ドラマ。ロサンゼルス警察の刑事ジョー・フライデーと、そのパートナーが様々な難事件に挑むもので、アメリカでもっとも知られる有名な刑事ドラマであり、これまで何度もリメイクされています。元々は、ラジオドラマから始まり、ラジオと平行してテレビドラマも放送され、1954年には、劇場映画も公開された人気シリーズだったようです。1967年には、テレビシリーズが復活し、計4シリーズ放送され、その後1989年、さらに2003年にもリメイクされています。

1987年には、ダン・エイクロイドとトム・ハンクス共演の「ドラグネット 正義一直線」と言う映画が公開されていますが、これは、オリジナルを茶化したパロディ映画になっており、もちろん日本でも公開され、日曜洋画劇場などで一時期よく放送されていました。今回は、オリジナルのほうではなく、1987年版の映画のオープニングテーマをご紹介致します。この曲は、バラエティ番組やニュース番組などでもよく使用されていましたが、曲の終わりの部分のメロディが一番印象に残っていますね。











特捜班CI-5

ソ連や共産圏のスパイやテロリスト、麻薬組織など、国家の保安を揺るがす犯罪に果敢に挑む特別犯罪捜査班「CI-5」(Criminal Intelligence 5/クリミナル・インテリジェンス・ファイブ)の活躍を描いたイギリスの刑事ドラマ。1978年から83年まで計5シリーズ放送され、日本でも人気を得た作品。CI-5を指揮するコーレイ部長の吹替えを、「刑事コジャック」でテリー・サバラスの声を担当したことでも知られる森山周一郎氏が演じ、その部下の刑事ドイルは、ナイトライダーのキットの声でもお馴染みの野島昭生氏が演じています。ドイルの相棒ボーディの声は、最近は、プリズン・ブレイクでティーバッグを演じたロバート・ネッパーのフィックスをされている若本規夫氏。ちなみに、西部警察の大将(山県刑事)は、ボーディをインスパイアしたようなイメージの刑事に見えるのですが、何かしらの影響を受けていたのでは・・・。











新スパイ大作戦

オリジナルの全7シリーズはスカパーのチャンネルでリピート放送中ですが、その前作の終了から15年を経て復活した新シリーズ。日本では「新スパイ大作戦」のタイトルで日本テレビで放送された。前作に引き続き、ピーター・グレイブスが再びジム・フィルプスを演じ、前作でバーニーを演じたグレッグ・モリスの息子のフィル・モリスがIMFの新メンバー・グラント役を演じたことでも話題になりました。当初ケイシーと言う女性メンバーがいたが、第1シリーズの中盤のエピソード(女帝エメリア)で作戦中に死亡してしまい、『V』でビジターの女司令官ダイアナを演じたジェーン・バドラーが新メンバー・シャノン役で後に登場していました。1960年代にスタートした前作は、作戦で使われる技術がチープに見えましたが、15年後に放送された新シリーズは、映像も作戦中に見られる技術描写も様変わりしていて、時代の進歩を感じさせられましたね。










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今月は、Hawaii Five-0のシーズン4やパーソン・オブ・インタレストのシーズン3など、AXNの人気アクションドラマシリーズが軒並最終回を迎えておりますが、そんな中、ファイブオーと共に2010年から放送されてきた『NIKITA/ニキータ』がついにシリーズ完結。先々月スタートしたファイナルシーズンですが、なんと6話しかなく、あっという間に終わってしまった。チャーリーズエンジェルもファイナルシーズン(シーズン5)は1クールしかなかったけど、ニキータはその半分の短さ。これもしかしたら打ち切りか?と思ったが、最初から予定通りの話数らしく、アメドラでは珍しくスッキリした完結となっていた。



ニキータは、1990年に『レオン』『フィフス・エレメント』などを代表作に持つリュック・ベッソン監督によって映画化され、1997年からテレビシリーズが製作され、シーズン5まで放送された。2010年からスタートしたこの新シリーズは、二度目のテレビシリーズ化ですが、前シリーズのニキータ役が白人(ペタ・ウィルソン)だったのに対し、新シリーズはなんと東洋系のルックスの女優がニキータを演じたことでも話題になった。マギーQは、ハワイ出身のアメリカ人で母親がベトナム人だそうですが、最初見た時は、結構インパクトがありましたね。新シリーズには、ニキータの片腕として活躍するアレックスと言う訓練生が出ていますが、ファーストシーズンは、アレックスのほうがニキータっぽい感じがあって、彼女のほうが主人公みたいに見えました。



政府の秘密組織「ディヴィジョン」によって優秀な暗殺者にされたニキータは、その最高責任者のパーシーを打倒すべく、訓練生のアレックスや上司であり恋人のマイケル、天才ハッカーのバーコフらの協力を得ながらディヴィジョンのミッションを妨害し、パーシーの悪行のデータが詰め込まれている「ブラック・ボックス」の行方を追う。しかし、アレックスは、自分の両親がニキータに殺害された事実を知り、一時期ニキータと決別。マイケルの元恋人でMI6の工作員のカサンドラとその息子の登場や、パーシー失脚後は実質アマンダがその後釜となってディヴィジョンのボスの座に居座るなど様々な動きを見せる中、セカンドシーズン最終話でついに、あのパーシーがニキータによって倒される。


サードシーズンでは、ニキータらは、ライアンを総括役とする新生ディヴィジョンのチームとして様々な活動を見せた。ニキータとマイケルは婚約するが、ある任務中にマイケルが右腕を失い、マイケルを救うため止むを得ず彼の右腕を切断したニキータとマイケルの関係に深い溝が生まれる。そして、最終話、アマンダは、最終プランを実行。ニキータは、毒を仕込まれたマイケルの命を救うため、大統領の暗殺を実行しようとする。


おおまかにサードシーズンまでのあらすじを紹介しましたが、さてファイナルシーズンは、大統領暗殺の濡れ衣を着せられたニキータが警察やFBIやメディアに追われる中、自分の無実を証明するために奔走するところから始まりました。ショップの陰謀でアメリカがパキスタンと一触即発の状況になり、第三次世界大戦勃発か?と話はますます壮大さを見せる中、アマンダがパキスタンにある軍事施設の制御室から空母打撃軍アイゼンハワーに向けて撃とうとしていたミサイルの発射を、間一髪のところでニキータが食い止める。世界は平和を取り戻したかのように見えたが、ミサイルで吹き飛ばされて死んだと思われていたアマンダが生きていて、なんとアマンダはライアンを拉致して彼を死に追いやってしまった。怒りに燃えるニキータのチームは、復讐を開始する。


ということで、最終6話は、世界大戦までに発展する壮絶なストーリー展開を見せ、仲間を失ったニキータは、暴走の末、軍事産業MDKのメンバー達を次々と暗殺してしまうという波乱の結末に。ニキータをはじめ、ディヴィジョンのメンバーを薬漬けにしてコントロールしてきた冷徹なアマンダも最後は、美しい顔に傷をつけてしまって痛々しい姿のまま・・・。6話しかなかったからか、かなり畳み掛けるようなアップテンポなストーリー展開でしたが、そのせいか緊迫感がさらに増して見応えがあった。



バーコフの父親が登場したり、ライアンが悲惨な死を遂げてしまう展開は意外だったが、何より最後の最後で見せたニキータの暴走がスリリングで、ファーストシーズンのひたすら孤独にクールに暗躍していた頃のニキータを彷彿させていたのが良かった。チームプレイもいいけど、やはりニキータには孤独が似合いますね。








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AXNで放送中の「オールモスト・ヒューマン」。近未来の世界で人間とアンドロイドの刑事コンビが様々な事件を解決していくSFアクション。近未来に実現するであろう技術や、未来に起こりうる犯罪など、近未来の描写が面白いですが、人間の刑事ジョン・ケネックスと、アンドロイドの刑事ドリアンの二人の関係を見ると、どこか懐かしい感じがして、20世紀の刑事ドラマを見ているような気分になる。リーサル・ウェポンのリッグスとマータフが未来世界へタイムスリップして、そこで事件を解決しているような、そんな感覚のドラマに見える時があります。まあ、マータフはアンドロイドではなかったですが・・・(苦笑)。



現時点で8話まで見たが、全体的な感想としては、未来が舞台になっているが、話の内容は、結構古典的。昔のアメリカのSFものや、日本の刑事ドラマなどで見たような既視感のあるものもあったが、そこがこのドラマの良い所でもあるんですよね。本国では、残念ながら、そういう要素が受けなかったのか、1クールで終了してしまったみたいですが、これからもっとジョンとドリアンのコンビネーションが深まって面白くなっていきそうなのに、そこで打ち切りになってしまうのは、とても残念。持論ですが、やはり、この手の刑事ものは、最低でも2クールは続けて欲しいといつも思うのですが、近未来が舞台だし制作費の関係もあるのか、なかなか難しいのでしょうね。



今まで見た中で一番印象に残った話は、「命の時間(Arrhythmia)」。病院に銃を持った男があらわれ、男は、「心臓血管外科を呼べ」と要求をするが、まもなく倒れ急死した。死亡したのは、レオナルド・リーという男で、3年前に末期の鬱血性心不全と診断され、バイオメックの最高級の心臓を移植していた。しかし、リーが心臓を移植した記録はなく、自分が死亡する時間を知っていた上に、「奴らに殺された」と言う謎の言葉を残していた。ジョン達は、臓器の密売組織を探り始める。



ジョンとドリアンが事件現場の病院に行くと、そこには、ドリアンと同型のアンドロイド(DRN494)がいた。DRN494は元警官で今は病院の保安要員になっているが、古いデータのせいで、間違えて刑期を終えた男を捕まえてしまうなど、軽くドジっぷりを見せる。その古いデータファイルをDRN494に送ったのはドリアンだった。ドリアンもちょっと暴走気味のようだが、彼がDRN494を連れ出したのにはちゃんと理由があって、ジョンが自分を警官として甦らせてくれたように、DRN494も警官として甦らせたいらしい。



わがままなドリアンの要求に戸惑うジョンだが、結局納得して、3人で事件の捜査をする・・・と思いきや、そんな展開にはならず、DRN494は、ほとんどパトカーの中で待機状態だった。ドリアンがDRN494に銃を渡して、不審者を捕まえるように指示していたが、DRN494はそれをことわる。どうやらDRN494には、過去に担当した事件で、人質に取られた男の子を救うため、犯人を殺してしまった経験が忘れられないらしく、それ以来銃を握るのが怖いらしい。人間のようにトラウマも植え付けられてしまうアンドロイドなんですね。劇中では、欠陥品扱いのドリアン・アンドロイドですが、人間以上に感情的で人情味があるのは凄いと言うか、ドラえもん並みと言うべきか・・・。私的には、ナイトライダーのキットとカールの関係のように、もっと二人が宿命のライバル的にやりあうのかと思ったが、ともに欠陥品同士のドリアン達がそうなるはずもなく、互いに欠点を理解した上で、友情を分かち合っている姿が印象に残った。



このドラマは、様々な未来映像で楽しませてくれるが、この話では、まず、冒頭の病院の場面で、患者を診察しているドクターがなんとホログラム。中盤に出てくる未来の火葬場は、人間を一瞬に灰にして、跡形もなく消してしまう。お金の支払いはビットコイン。ドリアンは、アンドロイドだけに様々な機能が備わっているようだが、目玉は取り外し可能のカメラにもなるらしい。



はっきりした結末があるかどうかはわかりませんが、残りの話も色々と楽しめそうですね。




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