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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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映画が大ヒットしてテレビシリーズが製作された作品が結構ありますね。古くは「奥さまは魔女」、ロボコップも劇場版3作が公開された後にテレビシリーズが製作された。シュワちゃんが主演したトータル・リコールは、最近再映画化されたが、1999年に「トータル・リコール2070」と言うテレビシリーズが作られた。スーパーマンやザ・インターネット、デッドゾーン、まもなく日本でも新シリーズがスタートするニキータなど、他にもたくさんありますが、これもその一つ。ジェイソン・ステイサム主演でヒットした『トランスポーター』のテレビシリーズ「トランスポーター ザ・シリーズ」


原案は、映画版にも携わったリュック・ベッソン。主演は、「プリズン・ブレイク」のジェームズ・ウィスラー役や、「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」では、メイソン・ギルロイ役を演じていたクリス・ヴァンス。トランスポーターと言えば、危険な運び屋と言うイメージ。ブラックのスーツを着込み、007のようなクールでタフ・ガイの主人公フランク・マーティン。天才的なドライビングテクニックを持ち、契約厳守、名前は聞かない、依頼品は開けないと言う3つのルールを自分に課して、完璧に任務を遂行する。テレビシリーズでは、映画版にも出ていたタルコニ警部に加え、情報収集のプロのカーラや、車のメカニックのディーターなどの新たな仲間が登場しています。


映画版と同じくテレビシリーズでも激烈な格闘シーンとカーアクションが展開しています。車は、アウディA8が使用されており、初回の冒頭から派手な走りを見せている。のっけから繰り広げられる立体駐車場でスピーディーなカーチェイスと銃撃戦が映画さながらの迫力。最初の依頼は、元アメリカ陸軍将軍の令嬢デリア・ウィガートをベルリンから父親がいる隠れ家まで送り届けるというもの。デリアが入った高級の下着ショップでフランクが謎の男達と格闘する。棒やマネキンやスカーフなどを使ったアクションもキレが良く、中々スタイリッシュな立ち回りを見せてくれる。デリアを無事父親の元へ送り届けるが、今度は、パリの空港まで送ってくれと父親に頼まれるフランク。父親は、悪事に手を染める仕事のパートナーから脅迫を受けているらしく、内通者にも狙われているので、デリアを母がいるアメリカへ帰そうとしていた。しかし、しばらくして、何者かに隠れ家が襲撃され、父は死亡。デリアは父から渡されたUSBメモリーを持って、フランクと共に逃亡する。フランクは、自宅でデリアを匿うが、しばらくしてデリアは、タクシーを使って一人で空港に向かうも、その途中、内通者に拉致されてしまう。カーラの協力でデリアの居所を掴んだフランクは、飛行場に行き、デリアを拉致した組織と対決する…。


飛行場では、フランクが乗るアウディがデリアと彼女を拉致した組織が搭乗している小型ジェット機を追跡するカーアクションが展開。フランクがアウディのルーフをオープンにして、離陸寸前のジェット機の翼に飛び移り、ジェット機の右側のエンジンを破壊し、機内に乗り込んでデリアを救出するのだが、そこでナイトライダーのパイロット「殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!」のマイケルのアクションシーンを思い出してしまった。ナイトライダーのその話では、拉致された女性を救うため、マイケルがナイト2000でジェット機を追跡。ナイト2000を自動走行させ、マイケルがジェット機に乗り移り、方向舵を利かなくしようとマイケルが必死に尾翼にぶらさがるシーンがある。あのアクションも生身でやっているので、物凄く迫力があったが、あれと状況がよく似ていた。2話目では、アウディが華麗なバックターンや片輪走行を見せるし、結構ナイトライダーを意識しているかもしれないなこの作品…。


ベッドシーンがやたら多いのがあれですが、カーアクションドラマとしては、久しぶりに良い感じの作品です。









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最近の海外ドラマは、オープニングタイトルが短い上に、テーマ曲も印象に残るものが少ないですね。2000年代以降の作品は、とくに味気ない。1990年代ぐらいまでは、ドラマのイメージを印象付ける大きな役割を果たしていたと思うのですが、今の傾向は、ちょっと寂しい限り。昔ほどたくさん見ているわけではないのですが、最近一番印象に残ったオープニングは、『HAWAII FIVE-0』ぐらい。と言ってもこの作品は、リメイクだし、テーマ曲もオリジナルのアレンジ曲だから他の作品とは、一緒くたにはできませんね。

スパイ大作戦にラロ・シフリンのあのテーマ曲がなかったら、登場人物たちがどれだけ綿密なスパイ工作を仕掛けても、緊迫感やワクワク感は半減していただろうし、スタートレックもあの雄大なテーマ曲がなかったら物足りなかっただろうし、アメリカ横断ウルトラクイズも盛り上がらなかったかもしれない(苦笑)。もちろん、ナイトライダーやエアーウルフ、Aチームなどもあの雄大なテーマ曲達がなかったら、どれだけアクションがカッコ良くてもいまいち盛り上がらず、印象に残らなかったかもしれません。


1980年代は特攻野郎、じゃあ、70年代はと聞かれて思い出すのは…?ハイウェイパトロールの二人の白バイ隊員が活躍する「白バイ野郎ジョン&パンチ(CHiPs)」。1977年からスタートし、6シーズン制作された人気ポリスアクションシリーズ。日本では、1979年に日本テレビで放送され人気を博した。1998年には、「帰ってきた白バイ野郎ジョン&パンチ」で復活したそうですが、なんとその劇中に、ナイト4000?らしき赤い車が登場したらしい…。







80年代の「野郎」とついたタイトルでAチームと双璧をなすのが「冒険野郎マクガイバー」。豊富な科学の知識を武器に、様々な困難を潜り抜け事件を解決するスペシャリストの主人公・マクガイバーの活躍を描いたアクションシリーズ。1988年頃にTBSで僅かながらゴールデンタイムで放送された後、深夜帯に移動して放送されていました。シーズン7まで制作されていますが、日本では、日本語吹替えを収録した全7シーズンのDVD-BOXが発売されております。ナイトライダーやエアーウルフと並んでこのドラマのオープニングも好きでしたね。とてもさわやかな曲で、たまに聞きたくなります。








90年代、海外ドラマもCG時代に突入し、大胆にCGアクションを展開させていたのが1994年にスタートした『ハイテク武装車バイパー』シリーズ。ナイトライダーの進化系のイメージが強かったこの作品ですが、ベース車両のダッジ・バイパーが「ディフェンダー・モード」と呼ばれるシルバー色の武装モードに変形する時もCGが活用されていました。ナイトライダー以上にぶっ飛んだアクションもわりと多かったし、シーズンごとに主役のキャストが入れ替わったり、SF色の強いストーリーも面白かった。しかし、深夜帯の放送だったためか、日本では、知名度が低いのが残念。なお、日本では、シーズン3は未放映。オープニングテーマは、2バージョンあり、シーズン1~3まで使用されたテーマ曲も良かったが、個人的には、シーズン4のテーマ曲が印象に残っています。

バイパーについて知りたい方は、こちらへとうぞ→http://krx.tuzigiri.com/viper.htm









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AXNで放送中の『パーソン・オブ・インタレスト』シーズン2は、現在10話まで進んでおりますが、前のシーズンよりもややソフト路線?を歩んでいると言うか、コミカルな描写もやや増えてきた感じがします。第7話「選択」には、初回に出ていたレオン・タオが再び登場し、リース達の仕事に協力します。一方、フィンチは、リース君と共に今回のターゲットである心臓外科医のマデレイン・エンライト医師がいる病院へ。いつもオフィスの中でリース君に情報を与えているだけのフィンチが現場入りとは珍しい。


マデレインは、エネルギー企業のトップ・オリバー・ヴェルトの心臓手術を行おうとしていたが、見知らぬ男から医療ミスを起こしてオリバーを死亡させろと言う脅迫を受ける。マデレインの同姓結婚の妻・エイミーには、スナイパーの銃口が向けられている。そう言えば、最近向こうでは、同姓婚が合法化されて、同性愛者にも普通のカップルと同じ権利が与えられると言ったニュースを聞いたが、このドラマの中でも、同姓婚が扱われていてタイムリーなエピソードだと思った。日本でも20年ぐらい前に「同窓会」と言う同性愛をテーマにしたドラマが放送されて当時、話題を呼びましたが、それ以降は、その手のドラマは見かけなくなりましたね。


事情を知った二人は、さっそく動き出す。リース君は、スナイパー探しを、そして、フィンチは、病院のコンピュータから情報を引き出し、リースに指示を与える。リース君、いつもながら仕事が早いです。フィンチから情報を得ると、あっという間にスナイパーを見つけ出して倒してしまいました。最早スーパーマンレベル(笑)。しかし、スナイパーは、一人だけじゃなかったようです。黒幕のアステリア・ウェズリーは、元MI6、引き連れている部下は、元特殊空挺部隊らしいですが、そんなこと気にも留めず、いきなりウェズリーに掴み掛かるリース君は、やはり今回も超人でした。一方、フィンチは、変装して手術室に潜り込み、マデレインの補佐役として彼女に付き添う。フィンチの手術着姿、中々様になっていました。本当の医師に見えてしまう程。どうやら病院にもウェズリーに通じる内通者がいるようで、リース君は、ファスコと共に急いでエイミーの保護に向かいます。ウェズリーの目をそらせるため、警官と無意味な喧嘩沙汰を起こすファスコ。相変わらず不憫なお役目ご苦労様…。


病院の中や、エイミーの周囲に紛れ込む意外な内通者の正体…など、意外な展開がてんこもりで中々面白いエピソードだった。リース君は当然として、今回は、フィンチも体を張って頑張っていたところが良かったですね。しかし、今回一番目立っていたのは、間違いなくレオン。フィンチの愛犬ベアーとのやりとりや、ウェズリーの情報を見事に調べ上げ、計画の阻止に大いに貢献するところなど、レギュラーメンバーを上回る大活躍。ファスコの立場が危うい(笑)。そう言えば、今回、カーター刑事は、本筋とは関係ないところで単独行動していたが、体に爆弾を巻きつけられていたマーク・スノウ捜査官の謎の行動もこれからの展開の重要なポイントになってきそうですね。あと、ラストでリース君と携帯で会話をしていたウェズリーの最後の言葉も気になります。こいつもまた再登場するのでしょうかね。リース君の敵がますます増えていく…。






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AXNで先月からスタートした「パーソン・オブ・インタレスト」シーズン2。シーズン1の時は、英語表記だったタイトルが、今シーズンからカタカナ表記に変わっています。英語じゃアピールしにくいからなのでしょうかね…。まあそれはさておき、初回「緊急プラン」から波乱含みの展開で始まったシーズン2。マシンの開発者フィンチが天才ハッカーのルートと呼ばれる女に誘拐されてしまいます。ルートの目的は、フィンチからマシンの在り処を聞き出すこと。リースがフィンチを救出しようと街中に設置されている監視カメラの向こう側にいるマシンに必死に呼びかける。あらら、このマシン、とうとう「自己」を持ち始めたのか?かなり優秀な人工知能が備わっていると見ればいいのでしょうか。そのうちキットみたいに喋り出すんじゃないか?(苦笑)。そろそろマシンじゃなくてちゃんとした名前をつけてやって欲しいわ。


リースの言葉にマシンが反応し、彼のそばにあった公衆電話が鳴る。リースが受話器を取ると、マシンがいくつかの単語を伝えてきた。リースがその単語を調べていくうち、それが社会保障番号のヒントになっていて、その社会保障番号は、レオン・タオのものと判明する。しかし、その人物は、フィンチとは全く関わりのない人物であった。どうやらフィンチは、マシンに自分以外の危険な状況下にある人達の情報を最優先するプログラミングをしているらしい。レオンは、大金を盗んでネオナチに命を狙われているらしく、リースは、フィンチのことはひとまず置いて、レオンの護衛に当たる。ネオナチのメンバーをあっという間に容赦なく撃ち殺したり、部屋の中から窓の外へポイッと軽く放り出したり、今シーズンもターミネーター張りの超人的な活躍を見せるリース君。ファスコは、もはやリースの相棒と言うよりは、部下的に存在になりつつありますね…。リースに仕事を依頼されてもすぐにドジ踏んでるようでは、リースの足を引っ張るだけ出し、なかなか相棒のような関係にはなれないか。


フィンチ救出編の後編に当たる第2話「欠陥」では、ルートの正体がいよいよ明らかになる。リースの必死の訴えに動じたのか、マシンが誘拐犯に関する情報を伝えてきた。ナイトライダーでも洗脳されたキットがマイケルの必死の説得によって、洗脳が解けてしまう話があったが、マシンも人間の感情に反応できるようになったんですかね。1991年にテキサス州で行方不明になった少女・ハンナがルートだと確信したリースは、カーターと共にテキサスへ急行する。ハンナの父親の話で、クレジット会社から今でもハンナ宛ての郵便物が届いている事がわかり、ハンナともう一人トレント・ラッセルと言う男の共同名義で口座が開設されていたことも判明する。その口座には、麻薬ディーラーから奪った10万ドルが入金されていた。図書館職員のバーバラの自宅から「アルジャーノンに花束を」の本が16冊見つかる。それは、毎年同じ日、ハンナが失踪した日に贈り届けられたものだった。そして、その本は、ハンナが図書館で最後に借りた本であった…。


「アルジャーノンに花束を」の本をヒントについに真犯人を突き止めるリース達。一方、フィンチは、監禁されている間、ルートからマシンのことをしつこく聞かれるが、何とか押し黙っている感じです。フィンチと同じくマシンの情報を知るデントン・ウィークスに対しては、やや荒い拷問をするルート。フィンチには直接危害を加えず、情報を得るために見ず知らずの人達さえも簡単に殺してしまおうとする中々恐ろしくて手強い女ですが、もしかしたらルートは、本当にフィンチの相棒になりたいのかもしれませんね。リース君は、宅配業者に変装して警察に乗り込み、あっという間に調書を盗み出したり、いつもながら仕事が早い。監視カメラに語りかける姿がまた一際様になってきたリース君。今回は、一瞬マイケル・ナイトに見えたよほんと(笑)。リースとルートの直接対決も早く見てみたい。








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BS258「D-LIFE」が開局してから丸1年。早いもんですね。最近のテレビには、BSチューナーが内蔵されていますから、アンテナさえ立ててれば無料でいつでも見られる日本発の海外ドラマ専門チャンネル。せめて20年早くあらわれて欲しかったところです。できたらもうちょっと古い作品もチョイスしてくれるありがたいのでございまずが…。


さて、先月から始まった『リベンジ』のシーズン2。シーズン1は、D-LIFE開局と同時にスタートし随分と話題になりましたが、なんと言っても注目だったのは、主人公エミリーの復讐に力を貸すタケダ役があの真田広之氏であったこと。シーズン1も少ない登場でありながら存在感を見せていましたが、なんとシーズン2は、スケジュールが合わず出演しないんだとか。エミリーとタケダのやりとりをもっと見てみたかったのに、これは非常に残念。で、なんと真田さんの代わりに新たなタケダ役として登場したのが、ケリー・タガワと言う俳優。ナイトライダーやエアーウルフにも出てきたようないかにもな東洋人みたいですが、あれ…この人もしかして…と思ったら案の定、『HAWAII FIVE-0』でヒロ・ノシムリ役をやってた人じゃないですか。さらに振り返ると『刑事ナッシュブリッジス』でS.I.U.を仕切っていたA・J・シマムラ役のケイリー=ヒロユキ・タガワ氏です。髪の毛剃ってるからしばらく気づかなかったが、ナッシュの頃は、長髪で後ろ結んでたよな…。



A・J・シマムラ役を演じていた頃のケリー・タガワ氏。



まあでもいくら知ってる俳優だとしてもあまりにもイメージが違いすぎて、どうにもしっくりいかない(苦笑)。しかも、武術道場の師範代みたいな雰囲気で日本のどこかの島でエミリーを修行させているし、随分とよくある映像になってしまい、少しズレてしまった感が歪めない。


シーズン2は、前のシーズンから一年後と言う設定で物語が展開します。エミリーの父デビッド・クラークは、テロ組織に資金を提供した罪をなすりつけられて逮捕され、終身刑を言い渡された挙句獄死した。父の復讐を果たすため、娘のアマンダ・クラークは、武術を身につけ、慈善事業家のエミリー・ソーンになりすましてグレイソン一族に近づく。シーズン1最終話でグレイソン・グローバルのCEOコンラッド・グレイソンを告発するためにワシントンへ向かう途中、飛行機に仕掛けられた爆弾によって爆死したと思われていたコンラッドの妻ヴィクトリア・グレイソンは、やはり生きていたみたいです。一応前シーズンでグレイソン一族への復讐を済ませたエミリーでしたが、新たな事実を知ってさらに復讐の鬼となる。タケダに連れ去られた偽アマンダは、いつの間にかジャックの子供を身ごもっており、それもエミリーの心に火をつける原因となっているようです。ノーランは髪型が変わって以前の怪しさがなくなって普通の好青年になってしまった印象。


1話でさっそくヴィクトリアと再会したエミリー。ヴィクトリアは、コンラッドが起訴されるまでの間、政府に保護されていたとのこと。しかも、アメリコン・イニシアティブのメンバーのゴードン・マーフィン(白髪の男)と裏でつながっていた。コンラッドに資産を取られて身動きが取れないヴィクトリアは、 彼を呼び寄せて誘拐事件をでっちあげ、ゴードンを誘拐犯に仕立てて見事グレイソン家に戻る。自分を殺そうとした夫とまた手を組む辺り、中々の策士と言うかまさに悪女って感じ。デビッドを貶めたコンラッドとヴィクトリアとゴードンの三人がここに来て激しい生存競争をおっぱじめます。ゴードンは、自分の潔白を証明しようとエミリーに力を借りる。その見返りにエミリーは、ゴードンから行方不明の母カーラの情報を引き出そうとするが、ゴードンは、中々話そうとしない。イニシアティブからカーラを殺すように命令されたらしいが、それには従わなかったようです。追いつめられたゴードンは、エミリーを殺そうとするが、その時彼女を救ったのは、このシリーズの新しい登場人物であるタケダの弟子エイダン。


このシリーズは、エミリーの母カーラとエイダンがかなりキーポイントになりそうな予感がしますね。



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海外ドラマの新シリーズが気になる季節ですが、まもなく開局1年を迎えるBSの海外ドラマ専門局D-LIFEでは、来月からあの『リベンジ』のシーズン2がいよいよスタート。FOXチャンネルでは、バーン・ノーティスのシーズン5の吹替え版が3月から放送開始。『ウォーキング・デッド』の吹替え版も放送して欲しいのですが、まだかねえ…。注目は、AXNで4月からスタートする『HAWAII FIVE-0』のシーズン3。海に沈められてしまったコノの運命はいかに。『NIKITA / ニキータ』のシーズン3は、今秋の放送らしいのでまだ当分時間がかかりそう。それにしてもスパドラで放送された『ヒューマン・ターゲット』のシーズン2は、CGを使わないアクションシーンが多くて面白かったのに打ち切りになってしまったのは残念。


5月にシーズン2がスタートする『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』。シーズン1全視聴しましたが、アクションものと言えばそうかもしれないが、基本はサスペンスで、クールな演出が癖になるこのドラマ。日本の相棒みたいな雰囲気に派手なアクション成分とハイテクを組み合わせたような感じでそれなりに見応えがあった。わけありの元CIAのエージェント、ジョン・リースと、政府の依頼を受けてテロ対策用に巨大な監視システムを作り上げたコンピュータの天才ハロルド・フィンチのユニークなコンビネーションも印象に残るが、何より街中のあらゆる場所に設置されている監視カメラを駆使して、未来に起こりうる犯罪を未然に防ぐと言う斬新な設定が面白い。


今まで監視社会の問題を描いた映画は、過去に何度も作られているが、このドラマは、監視システムを犯罪捜査にフル活用して、監視社会を完全に「善」として描いているところも何気に新しい。正義のためなら監視もOK的な感じなんですけど、でもこれ、リアルにあるとちょっと怖いかもね…。そして、誰が加害者で誰が被害者なのかも最後までじっくり見ていないと判然としないところも今までにないタイプで面白い。実質行動を起こすのは、リース一人で、リースが毎回ターミネーター的な超人的な活躍をするのが見所の一つでもあるのだが、一方で脚に障害があり、体が不自由なハロルドの密かな行動にも目を引く。リースと殺された恋人との関係、ハロルドとその親友のネイサン・イングラムとの関係など謎に包まれた二人の過去がフラッシュバックで小出しで静かに描かれているのも何気に良い演出。アクション好きとしては、リースの人並み外れた戦いに目を奪われるし、次シーズンでももっと強烈な活躍を見せて欲しいと思っているのですが、それにしてもリース役のジム・カヴィーゼルがカッコ良いですね。


ジム・カヴィーゼル、あまり聞かない名前だなあと思っていたら、メル・ギブソンが監督したあの問題作「パッション」でイエス・キリストを演じた人だったんですね。最近では、『プリズナー No.6』のリメイク版でも主演しているし、知らず知らずのうちに結構いろんなところで見ていた。若い頃のケビン・コスナーとかジョージ・クルーニーにちょっと似てるかなあとも思ったけど、長身だしがっちりしてるから、このようなアクションものは、まさにハマり役だと思う。吹替え版の声もこれまた良い雰囲気にハマっているんですよね。ハロルド役の牛山茂氏もぴったりマッチしているし、まだまだこのコンビは見続けたい。






ニコラス・ケイジの『ザ・ロック』にF-18のパイロット役で出ていたカヴィーゼル…。




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