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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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ホームドラマチャンネルで放送中の『奥さまは魔女』は、現在シーズン6が放送中。主人公の魔女・サマンサの夫ダーリン役を演じてきたディック・ヨークがシーズン5で降板し、シーズン6からディック・サージェントが二代目ダーリンを演じている。



どんな作品においてもそうですが、慣れ親しんできたキャラを演じる役者が途中で交代してしまうと違和感を持ってしまいますね。ナイトライダーのメカニックのエイプリルがボニーに代わった時も、初見時は、ものすごく違和感があった。日本のテレビ放送では、先にエイプリルが登場しているエピソード(シーズン2)が放送されたので、キットのメカニックと言うと、やはり、未だにエイプリルのほうを真っ先に思い浮かべてしまう。エイプリルは、1シリーズしか登場していないのに、かなり強烈な印象が残っています。



同じく、ダーリン役と言えば、やはりディック・ヨークのハマリ役と言う認識。数十年前に地上波の再放送で始めてこのドラマを見た時は、ディック・ヨークのダーリンしか見たことがなく、今回、ディック・サージェントのダーリンを始めて見ているが、ヨークとサージェントって顔の作りがやや似ているし、ギョロ目で時折漫画チックな表情を見せるヨークに対し、サージェントは、柔和な表情で穏やかな大人のイメージ。サージェントのダーリンもそれほど違和感はないと言うか、ヨークほどに表情のインパクトはないが、親しみやすいキャラだと思った。吹替えは、ヨークもサージェントも柳澤愼一氏が担当しているが、微妙に演技が変わっていると言うか、サージェントの時は、ヨークの時よりもちょっと落ち着いた感じの声になったように思います。



ちなみにダーリン役は、元々はディック・サージェントが先にオファーされていたが、契約上の関係で出演することができなかったらしい。もし、サージェントが初代ダーリンを演じていたら、シーズン8まで続く人気シリーズになっていたかわかりませんが、やはり、ディック・ヨークの存在感はとても大きかった気がします。シーズン5の最期のほうになると、ダーリンは出張中という設定になり、ヨークの出番が減っていた。この頃のヨークは、持病の腰痛が悪化して、立っていたり歩くのも困難だったようだが、シーズン5の最終話に当たる「しゃべると消える【Samantha and Darrin in Mexico City】」では、動き回って元気な姿を見せていましたね。




 

ディック・ヨークの最期の出演エピソードとなったこの話は、仕事の契約のため、サマンサとダーリンはメキシコに向かうが、商談で使わなければならないスペイン語を喋る度に、ダーリンの姿が消えてしまうという珍現象が発生。またまた、エンドラのいたずら魔法によって大騒動が勃発する。サマンサは、慌てて自宅に戻り、ダーリンにかけた魔法を解くようエンドラを説得する。ようやくエンドラの魔法から解放されたと思いきや、今度は、自国語を喋ると姿が消えてしまう逆現象が起こる。サマンサはダーリンに翻訳の魔法をかけて、ダーリンの言葉を操ろうとするが・・・。




昔のアメリカドラマの最終回は、最終回らしくない結末になるものが多いですが、このエピソードも別段最終回を意識したものにはなっていなかった。しかし、サマンサがダーリンの仕事に付き合う形で、二人で一緒にメキシコへ行くところや、サマンサがダーリンの危機的な状況を魔法で救い、二人が絶妙なコンビネーションを見せるなど、ファーストシーズンを思い起こさせる展開で印象に残った。でも、もう少しヨークのダーリンを見たかった・・・。そう言えば、1977年にサマンサとダーリンの娘タバサの成長後を描いた『TABITHA』と言うドラマが製作されたそうだが、残念ながら人気を得ず、1クールで終了してしまったそうだ。サマンサ役のエリザベス・モントゴメリーや、ダーリン役のヨークかサージェントのうちの誰かがサブレギュラー的に出演していたら、人気が出ていたのかも??しれないですね。






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D-LIFEで放送中の『チャーリーズ・エンジェル』。国内では、シーズン3までのDVD-BOXが発売されていますが、シーズン4以降はまだ出ていません。チャーリーズエンジェルは、地上波初放映時に、いくつかカットされたシーンがありましたが、国内版のDVD-BOX発売時に、オリジナルキャストによって、カット部分に吹替えが新録されています。現在D-LIFEで流れているHDバージョンもその新録された吹替え音声が使用されているみたいです。と言うことは、カット部分の新録がなされていないシーズン4以降の放送は無理?少なくとも今のHDバージョンでの放送は望めないということなのでしょうね。現にD-LIFEでもシーズン1→3までを繰り返し放送するだけで、シーズン4以降はまだ一度も放送されていない。海外では、2年前に『Charlie's Angels The Complete Series』と言う全5シリーズのエピソードを完全収録したコンプリートボックスが発売されましたが、国内版は、このままシーズン3止まりになってしまうのでしょうか。そうならとても残念なことです。


シーズン4と5は、つい最近チャンネル銀河で見たが、こっちは、以前の再放送用の素材が使用されていました。画面は4:3サイズで、日本独自の編集がなされていて、いくつかのシーンがカットされているので放送時間が若干短い。テレビがHD化されてから、昔の海外ドラマは、以前のテレビ用素材を使用した放送がめっきり少なくなってしまったが、だからこそ逆に今となっては大変貴重なものになりつつあります。



ところで以前も書きましたが、初代エンジェルの一人ジル・マンローを演じたファラ・フォーセットは、映画出演のためにシーズン1で降板してしまいましたが、シーズン3と4の中で、合わせて6エピソードにゲスト出演しています。今回は、そのうちの2本についてご紹介致します。




ジル監禁!テラスの惨劇【Mother Angel】

ペントハウスで殺人を目撃した少女サマンサは、チャーリー探偵事務所に助けを求めるが、エンジェル達は、サマンサが作り話をしていると思い相手にしなかった。赤ん坊のサマンサの面倒を見たことがあり、彼女のことをよく知るジルが単独で調査をし、殺人が本物の事件であることを突き止める。エンジェル達も本格的に調査に乗り出すことになり、ジルは、サマンサのボディガードを担当することになるが・・・。


前回のゲスト初登場時(FⅡ大暴走!帰ってきたジル)は、ジルがヨーロッパから数年ぶりにチャーリー探偵事務所に戻ってきたと言うことで、エンジェル達の歓迎ムードが凄く出ていたが、今回は、わりと普通に迎い入れられて、ジルも普通に事件の調査をやっています。お転婆娘に翻弄されて、ついには、娘と共に殺人犯に拉致されてしまうジル。地味ながらも全体的に満遍なくジルの活躍が描かれていたが、いまいちインパクトに乏しい。意外に印象に残ったのは、サブリナのメイド姿ぐらい。やはり、このエピソードでもエンジェル達とジルが協力し合う展開が少なく、探偵事務所で4人が会話するシーンはあるものの、それ以外は、ほぼジルの独断場と言う印象。これは、脚本上の都合なのか、ジル役のファラ・フォーセットのスケジュールが原因だったのか判然としないが、もう少し4人が揃って活躍する場面が見てみたかったですね。



復讐!レースに散った青春【Angel In a Box】

クリスがジルと間違われて何者かに誘拐されてしまう。エンジェル達は、ジルを呼び出し、ジョージアン・アクレスという名のリゾートホテルに向かう。クリスを誘拐したリゾートホテルのオーナー・カラズナは、最愛の息子ディノをレース事故で失っていた。ディノは、ジルの友人だった。カラズナは、ディノが死んだのは、ジルが彼を弄んだからだと逆恨みをし、彼女に復讐しようとしていた。


今回は、クリスが誘拐されたことによって、幸か不幸か初代エンジェル復活と言った印象のストーリーになっていたのが良かった。ジルのテニスシーンが見られたり、ハンチング帽とつけ髭で変装しているボスレーとジルのツーショットが多かったり、ジルがケイトとサブリナと連携して、捜査を進めて行くところなど、シーズン1の番外編を見ているような感覚になった。クライマックス、ジルは、またしてもクリスと共に犯人に拉致されてしまうのですが、敵の隙をつき素早い行動力で危機を脱し、最後は、セスナ機に乗り込み逃走しようとする犯人達とジルを含めたエンジェル達4人が激しい銃撃戦を繰り広げる。今まで見たジル・ゲストエピソードの中で一番印象に残ったと言うか、初代エンジェルと最後にクリスが合流して、4人で犯人を追いつめる展開が面白かったですね。



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この夏は、2つのSFドラマに注目しているのですが、一つは、D-LIFEでスタートした「サイバー諜報員~インテリジェンス~」。脳内にマイクロチップを埋め込まれ、いかなる状況下でも瞬時に世界中のネットワークにアクセスできる生身のハイテク兵器と化したNSA(アメリカ国家安全保障局)の諜報員ガブリエル・ヴォーンの活躍を描くスパイアクション。ガブリエルのマイクロチップを守るために女性エージェントのライリーが彼の護衛かつ相棒となり、二人が様々な難事件に挑んでいく。ガブリエルには同じくCIA工作員の妻アメリアがいるが、アメリアは、ムンバイで起きたテロ事件の囮捜査中にイスラム武装勢力「ウシェカレトイバ」と呼ばれるテロ組織へ寝返って、行方不明になっている。


初回を見た印象としては、最新のCG技術を駆使したガブリエルの脳内映像は、中々見応えがあるし、アクションも映画スケール並みに迫力があった。ただ、『チャック』などに似た既視感のある内容で、いまいち突出したものがなく、インパクトに欠ける。ジン・コンが率いる中国の組織が出てくるあたり、現在のアメリカの情報戦においての敵は、やはり中国なのでしょうかね。『Hawaii Five-0』だと、日本のヤクザが敵として描かれていて、日本も相当目をつけられている印象を受けるが(苦笑)、サイバー時代に突入して、情報戦も複雑かつ混迷を極めているこのご時勢。サイバー化された人間がいかに有能に情報戦を潜り抜けていくのか今後の展開に期待したいですが、どうやらこのドラマ、1シリーズで終了してしまったらしい。「サイバー諜報員」と言うタイトルのつけ方が面白いですね。スパイ大作戦のノリでつけたのかな・・・。


そう言えば、中国人のジン・コン役を演じている俳優、どこかで見かけたなと思っていたら、『Hawaii Five-0』でサン・ミン役を演じていたウィル・ユン・リーだった。この人、意外にも『刑事ナッシュブリッジス』にもゲスト出演していましたが、最近もアクションものでよくお見かけしますね。









もう一つは、AXNで放送中の『オールモスト・ヒューマン』。「LOST」「パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット」のJ・J・エイブラムスが手掛ける近未来SFアクションもの。アンドロイドと人間が共生している2048年の世界。刑事ジョン・ケネックスのチームは、凶悪犯罪組織インシンジケートの検挙の際に、奇襲攻撃を受けて瀕死の重傷を負う。17ヵ月間の昏睡の後、ジョンは奇跡的に目を覚ますが、片足を失い、チームが全滅したことを告げられてショックを受ける。復帰したジョンは、人間と同じ感情がプログラムされた旧式タイプのドリアン(DRN-0167)をパートナーにし、様々な凶悪犯罪に立ち向かう。


トラウマを抱えて心を失った刑事と、人間の心を持ち、情に厚いアンドロイドがコンビを組んで、犯罪に挑んでいくスタイルの未来型バディコップもの。バディものの刑事ものと言えば、日本では、トミーとマツやあぶない刑事、アメリカドラマでは、刑事スタスキー&ハッチ、マイアミバイスなど今までさまざまな作品がありましたが、このドラマでは、片方が人間以上に人間的なアンドロイドとの組み合わせ。


2048年の未来世界の映像は、どことなくロボコップやトータルリコールの世界観が入り混じったような感じに見え、アクションはやはり映画並みのスケール感がありド派手でカッコ良い。ジョンとドリアンの言葉のやり取りを聞いていると、どこか懐かしくて、従来型のバディコップものを彷彿とさせる雰囲気を感じさせてくれる。ジョンは、最初にコンビを組んだアンドロイドをいきなり車から放り出して破壊したり、少し粗暴な一面も見られ人間味が薄く、逆にジョンの良き理解者として振舞うアンドロイドのドリアンのほうがより人間的に見えてしまう・・・といった凸凹現象を狙った風の刑事ドラマなのでしょうが、どことなくナイトライダーのマイケルとキットの関係のような雰囲気もあって、このあとの展開も色々気になります。しかしながら、この作品もサイバー諜報員と同じく1シーズンのみで打ち切り終了となってしまったそうです。


有名な俳優を使ったにも関わらず不評に終わった『アルカトラズ』など、時々ハメをはずすこともあるJ・J・エイブラムスですが、最近だとフリンジやパーソン・オブ・インタレストなどテレビシリーズのヒット作も多いし、スタートレックやスターウォーズの最新作など、SF映画の金字塔にも名前が浸透してきている人なので、このオールモスト・ヒューマンの続きにも大いに期待したいところですが。投げっぱなしだけは勘弁して欲しいなあ・・・(苦笑)。








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スカパーでは、すっかり1970、80年代の懐かしい海外ドラマを見かけなくなってしまいましたが、テレビのHD化によって以前の再放送用の素材が使えなくなってしまったか、あるいは放送権が切れてしまったなどの理由があるのでしょうね。新しい作品もいいけど、最近そればかりになってどこの有料チャンネルもバランスが崩れてしまっているのが残念。スーパードラマTVは、スーパーチャンネル時代の時のほうが夢のような編成でしたね・・・。


現在、『スパイ大作戦』は放映されているが、『新スパイ大作戦』は中々放送されない。5年前のエアーウルフ放送時は、『新エアーウルフ復讐編』も放送してくれていましたが、その時みたいに、スパイ大作戦も新シリーズの放送をお願いしたい。あと、日本でも放送当時人気だった『白バイ野郎ジョン&パンチ』や、『バイオニック・ジェミー』、『空飛ぶ鉄腕美女 ワンダーウーマン』、デビッド・ハッセルホフが主演した『ベイウォッチ』シリーズなどももう一度最初から見てみたい。90年代に放送された『ハイテク武装車バイパー』は、国内では、未だに第3シーズンだけ放送されていないんですよね。もちろん他のシーズンももう一度見てみたいが、3シーズンがやはり一番気になります。




2000年代前半期(2002年頃)に関西のサンテレビで再放送されていた『女刑事ペパー』。この頃のサンテレビは、ゴールデンタイムに『ナイトライダー』を放送したり、11時台に日本のなつかしの刑事ドラマを放送したり、懐かしいドラマをたくさん放送していましたね。『女刑事ペパー』は、この時の再放送で見て、お気に入りになってしまったのですが、主演のペパーを演じるアンジー・ディキソンの大人びた容姿とクールな雰囲気が良く、ビル刑事役のアール・ホリマンとのコンビネーションも抜群に面白かった。第1シリーズは、フジテレビで放送されましたが、その時ペパーの声を演じたのは、現国会議員の山東昭子氏。ビル→羽佐間道夫、ジョー→小林清志、ピート→下条アトムと言う豪華な声優陣でした。第2シリーズ以降は、放送局が変わったためか、声優陣も一新されてしまったが、どちらかと言えば、第1シリーズの吹替えメンバーのほうが好きでしたね。オープニングもとても印象に残りました。











『刑事スタスキー&ハッチ』と言えば、ベン・スティラー主演のリメイク映画が公開されたが、あのリメイクももう10年前の作品なんですよね・・・。そのラストシーンには、オリジナルで主演した二人(ポール・マイケル・グレイザー&デビッド・ソウル)がカメオ出演していました。残念ながら、このシリーズは、リアルタイムで見ることができず、地上波の再放送も全く見ることができなかった。2005年頃に発売された日本語吹替え版付きのDVDでようやく見ることができたのですが、そのDVDも結局シーズン1留まりで、それ以降のシーズンはDVD化されなかったのがとても残念。バディもの刑事ドラマの最古、日本の刑事ドラマ(トミーとマツやあぶない刑事など)にも多大なる影響を与えた作品です。スタスキー&ハッチの二人が乗っていた赤いフォード・グラントリノによるカーアクションは、毎回ド派手で迫力がありましたね。シーズン1のオープニングテーマは、『スパイ大作戦』のラロ・シフリンが担当していました。










90年代のスタスキー&ハッチ、『刑事ナッシュブリッジス』のナッシュ&ジョーも最高のコンビでしたね。80年代に一世風靡した『特捜刑事マイアミバイス』のドン・ジョンソンが再びバディもの刑事ドラマに主演したことでも話題になった作品ですが、当初は、ドン・ジョンソン演じるナッシュと、その家族を中心としたシリアスなドラマ展開だったのが、シーズン2以降からは、チーチ・マリンが演じるジョーとナッシュがコンビを組んで事件を解決するコミカルな作風が定番になり、それが受け入れられたのか、以後シーズン6まで続く人気シリーズとなりました。ナッシュ=野沢那智、ジョー=青野武の二人のハイテンションなやりとりが楽しめる吹替え版がよりドラマを面白く盛り上げていましたね。










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先月からD-LIFEでも放送スタートした「奥さまは魔女」。ホームドラマチャンネルでは、シーズン5まで進んでおりますが、このドラマ、全8シリーズ製作されているのでようやく折り返し点に入ったところですね。シーズン5と言えば、番組スタートからサマンサの最愛の夫・ダーリンを演じてきたディック・ヨークがこのシーズンをもって降板してしまうそうです。子供の頃、土曜の夕方に地上波で再放送されていてよく見ましたが、ダーリンと言えば、やはりディック・ヨーク。二代目ダーリンのディック・サージェントのほうは、印象に残っていないと言うか、見た記憶が残っていない。


ディック・ヨークの降板の原因は、このドラマの前に出演した映画の撮影中に落馬事故に遭って、それ以来激しい腰痛に襲われるようになり、その持病が悪化したせいだと言われている。落馬事故と言うと、スーパーマンのクリストファー・リーブのことも思い出してしまうが、ディックもこのドラマの出演後は、その治療とリハビリのため、テレビドラマの出演はなくなり、表舞台から姿を消してしまった。もし落馬事故がなかったら、最後までダーリン役を続けていただろうし、70、80年代の数多くの名作ドラマで彼の姿を見ることができたかもしれない。ナイト2000の中でデビッド・ハッセルホフと軽妙なやりとりをするディック・ヨークなんかも見てみたかったなあ・・・。


番組がスタートしたのが1964年と言うことで、今年で丁度半世紀、生誕50周年を迎えました。リメイクや様々な亜流も登場したが、やはり今見てもコメディドラマの古典として一番存在感のあるドラマですね。見るのは、地上波での再放送以来ですが、ダーリンてサマンサの母親のエンドラに相当理不尽ないたずらを受けていたんだなあ(苦笑)。エンドラだけじゃなくて、サマンサの関係者が登場する度に、ひどい仕打ちを受けていた印象。その時のディック・ヨークのリアクションとか表情が面白いんですよね。あと、シーズン4に登場したサマンサのいとこのセリーナは、エリザベス・モンゴメリーが二役で演じていたんですね。地上波で見た時は、全く気づかなかった。個人的に一番印象に残ったエピソードを一つご紹介しますと、



シーズン3「夢のような新車<Super Car>」

なんとエンドラがダーリンが欲しがっていた新車「リアクターマッハ2号」をプレゼントした。半信半疑だが喜びを隠せないダーリン。しかし、その車は、エンドラが魔法を使ってデトロイトの自動車研究所から盗み出したものだった・・・。


このエピソードでは、珍しくエンドラがいつものようにいたずらではなく、ダーリンのために良い事をする話・・・のように見えたが、やはりいつもの通りの展開。しかも今回は、かなり悪質(苦笑)。開発中の車をプレゼントして、ダーリンを自動車泥棒の犯人にするつもりなのか。でも、本人はいたって悪気はない様子で、ダーリンに良い思いをさせてやったと開き直っているところがなんともエンドラらしい。


 

ところで、このエピソードに登場するライムグリーンメタリックの車「リアクターマッハ2号(Reactor Mach II)」は、自動で開く蓋式のルーフとドア、U型のハンドル、サスペンションは水圧式、425馬力のエンジン、ダッシュボードにはレーダーまで装備されていると言う宇宙船のような車。ハンドルは、ハンドルと言うよりも操縦桿といった感じで、ドラマの中でダーリンが事細かく説明していました。この車は、1965年に自動車デザイナーのジーン・ウィンフィールドによって製作されたプロトタイプで、シャシーのベースは、1956年式のシトロエンDS。エンジンは、シボレー・コルヴェアのものを使用していたそうです。バットマンや、スタートレックのエピソードにも登場したことがある当時は、まさに「夢の車」だったようですね。





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FOXでシーズン6が放送中の『バーンノーティス 元スパイの逆襲』。シーズン4から登場するジェシーや、なんと主人公のマイケル・ウェスティンのママまでメンバー入りして、過激なスパイ作戦が繰り広げられるという親子スパイものに変貌を遂げております。当初は、コメディタッチで愉快なスパイ活動が描かれていましたが、マイケルを解雇した組織の黒幕アンソン・フラートンの登場でさらなるシリアス路線に急展開中です。


アンソンの罠にはまり、爆弾犯に仕立てられ刑務所に入れられてしまったマイケルの恋人かつ相棒のフィオナ。マイケルがフィオナを救い出し、アンソンを追って最終決着をつけるところで最終回になると思っていたのですが、以外に早くアンソンが退場し、また新たな黒幕の存在が浮かび上がってきましたね。ウォーキング・デッドもそうだけど、アクション系のドラマがシーズンを重ねると、主要なメンバーのうちの誰かが必ずや殺されて、メンバー交代してしまうジンクスがありますが、バーンノーティスも例外ではなく、やはり犠牲者が出てしまいました。まさかフィオナが刑務所の中で??・などとは思わなかったが、彼女が死んでしまうとマイケルの士気も下がるし、後々の展開がつまらなくなるだろうから、まずありえない。するとやはり、真っ先にその対象として思い浮かぶのは、かつてホラー映画の名手であったブルース・キャンベルが演じるサム・アックス。


サムは、ネイビーシールズに所属の元海軍中佐で、バーンノーティスのスピンオフ作品「サム・アックス最後のミッション」では、海軍時代のサムが、コロンビアで凶悪な民兵達と戦う姿が描かれていましたが、ドラマの中で一際コミカルな存在感を発揮して良い味出してるサムが殺されるわけがない・・・か。ちなみに、このスピンオフは、シーズン4の終了後に放送されたものだが、最近の下手なCGアクション映画よりもアクション映画っぽくて中々面白かった。本家はマイアミが舞台になっているが、このスピンオフは、コロンビアの山岳地帯が舞台になっており、ランボーやチャック・ノリスの「地獄のヒーロー」シリーズとまではいかないが、あの手の古き良きアクション映画のテイストが垣間見られた。ドラマの冒頭で、髭面のマイケルの姿も拝めます。







サムの話はさておき、じゃあ一体誰が犠牲になるのか・・・。ジェシーじゃインパクトがないし、と言うことは残るはマイケルのママのマデリン?・・・シーズン6を見る前は、おそらくマデリンではないかと予測していたが、それは案の定裏切られました。シーズン1から度々登場し、シーズン3で結婚し、シーズン5で子供も生まれて家庭円満、着実に良い親父になっていたマイケルの弟ネイトがマイケルの宿敵アンソンと共に何者かに射殺されてしまう衝撃展開・・・。最初はギャンブル好きでどうしようもない雰囲気を醸し出していたが、不仲だったマイケルとの関係も修復し、このシリーズのキャラクターの中で一番成長を遂げていたネイトですが、マデリンと同じくいつの間にかマイケルに協力し、危険な仕事をやるようになっていた。兄貴の仕事に関わり過ぎてしまったゆえのこの最後は辛い。最初は、コミカルな雰囲気だったのに、日本のゴリラ第8班と一緒で変われば変わるもんです。でも、アクションシーンは相変わらずダイナミックな場面が多くて好きですね。



フィオナを無事救い出したものの、今度は殺された弟の犯人探しを始めるマイケル。第9話「忍び寄る魔の手」まで見たところですが、まだまだえげつない黒幕が出てきそうで一秒たりとも気が抜けません。アメリカではすでにシーズン7の放送が終了したみたいですが、このシーズンが事実上ファイナルシーズンになるみたいです。シーズン7で終了と言えば、「冒険野郎マクガイバー」もシーズン7で終了していますね。身近にある道具で武器を作って困難を乗り越えるという点では、ある意味「マクガイバーイズム」を継承していたバーンノーティスですが、いよいよこれもラストシーズンか・・・。まだまだ見ていたが、ジェフリー・ドノヴァンの新作のアクション映画も見てみたいし、丁度良い区切り目か・・・。




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