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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/04月

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AXNで放送中の「SUPERGIRL/スーパーガール」は、来週最終回。アメリカでも4月にシーズン1の放送が終了したばかりですが、早くもこの秋に放送局を移動してシーズン2がスタートするそうです。その最初の2話には、あのスーパーマンが登場し、スーパーガールと夢の共演を果たす予定になっているんだとか。スーパーマンを演じる役者はまだ決まっておらず、一体誰が演じるのか注目を集めています。



スーパーマンと言えば、これまで数多くの俳優が演じてきましたが、私にとってのスーパーマンは、やはりなんと言ってもクリストファー・リーブ。長身でガタイが良くて、横分けヘアーがびっしりキマるハンサムな男・・・と言うのがスーパーマン役の必須条件のように思いますが、クリストファー・リーブは、その全てを兼ね揃え、まさにスーパーマンになるために生まれてきた男と言っても過言ではないくらいスーパーマン役がハマっていましたね。日本語吹替版でささきいさおさんがスーパーマンの声を担当していたことも功を奏して、クリストファー・リーブのスーパーマンは、日本でも未だに絶大な人気を誇っています。


ヘンリー・カビルのイケメン・スーパーマンも良いけど、なぜだかまだ慣れないですね。甘いフェイスのブランドン・ラウスのスーパーマンも悪くはなかったのですが、結局、「スーパーマン・リターンズ」の一作だけで彼のスーパーマン役は終わってしまったし、いまいち印象が薄い。今度の新作では、誰がスーパーマン役を演じるのか。リーブの再来か?はたまたリーブを超えるハンサムマンがあらわれるか?それともこれまでとは、また全く異なるタイプの人になるのか?非常に気になります。



メリッサ・ブノワのスーパーガールは、最初はキュート過ぎるのではないかと若干違和感を持ったが、これはこれでアリ・マイ・ラブ。ヘレン・スレイターの大人びたスーパーガールも良かったが、ブノワのキュートなスーパーガールにすっかりどんのめりしてしまった。魅力的な敵キャラも多いし、ストーリーも新しくもあり、少し懐かしい感じで見られる。セカンドシーズンも待ち遠しいですが、ここでファースト・シーズンで気になったエピソードをいくつかご紹介しておきましょう。






レッド・クリプトナイト

赤いクリプトナイトの影響を受けて、悪の人格を現わにし危険な人物になってしまったカーラ。ナショナル・シティの一般市民に襲い掛かり、自分の友人達にも攻撃を仕掛ける。


カーラが悪のスーパーガールとなって、平和な町を脅かす。正と悪、二人のスーパーマンが激突した映画『スーパーマンⅢ/電子の要塞』を彷彿とさせる内容。クリプトナイトのせいでカーラが悪の心を目覚めさせ、隠していた本音をストレートに吐露して友人達を傷つけていましたが、カーラ自身も自分が普段着ているあのコスチュームがダサいと思っていたんですね(笑)。確かに悪カーラが着ていたライダースーツのような黒いコスチュームはカッコ良かった。でも、あの格好だとスーパーガールと言うよりもダークエンジェルですね(苦笑)。


「スーパーマンⅢ」のように正と悪のスーパーガールが分離して、二人が激突する展開になるのかと思いきや、宇宙人のハンクの活躍により一件落着。しかし、本音をむき出しにしてしまったために周囲の人間達と気まずくなってしまったカーラ。片思い中のジェームズとも険悪なムードになってしまってちょっとかわいそうでした。キャットさんはカーラに自社ビルの屋上から突き落とされて死にそうな目にあったにも関わらず、わりとあっさり彼女を許していました。普段はネチネチ愚痴っているキャットさんですが、心は意外と寛大ですね(笑)。







フラッシュ

命の危険にさらされたのをきっかけに、特殊な音波を出す能力に目覚めたシヴォン。シヴォンは、カーラをビルから突き落とすが、そこにに超高速のスーパーヒーロー、フラッシュがあらわれ、カーラを救った。フラッシュは、スーパーガールと共にライブワイヤーと「シルバー・バンシー」となったシヴォンと対決する。


スーパーガールにあの超音速ヒーロー「フラッシュ」が登場。ザ・フラッシュと言えば、1990年頃に日本でも放送されていた「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」を思い出しますが、実は、この作品も最近「THE FLASH/フラッシュ」と言うタイトルでリブートされ、日本でも現在地上波でファーストシーズンが放送されているそうです。超最速の稲妻男と電気人間ライブワイヤーの対戦は、中々良い勝負をしていましたが、ややフラッシュが苦戦している感じに見えましたね。


ライブワイヤーとコンビを組んでいたシルバー・バンシーも存在感のある敵キャラだった。シルバー・バンシーの正体は、キャットコーに新しく雇われたシヴォンと言う女性。前述の「レッド・クリプトナイト」の回で、シヴォンは、ライバル社にネタを提供しようしていたことを悪カーラにばらされて会社をクビになり、カーラに恨みを持つようになる。叔母から自分がシルバー・バンシーであると告げられたシヴォンは、豹変し、特殊な音波を武器にカーラ達に襲い掛かる。音波攻撃のインパクトも然ることながら、メイクも物凄いインパクトがありました。





今時こんなフェイスメイクが見られるなんて(笑)。日本の古き良き特撮を見ているような気分になりましたね。レッド・トルネードもそうだったけど、こういうメイク、もっとじゃんじゃんやって欲しいわ(苦笑)。


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アメリカでは、20世紀の名作アクション映画やドラマのリメイクが相次いでおりますが、かつてメル・ギブソン&ダニー・グローバーのコンビで大ヒットしたあの映画「リーサルウェポン」がテレビシリーズ化されたそうです。







オリジナルのリッグスとマータフと比べると、ややインパクトに欠ける二人ですが、昔の日本のアクション刑事ドラマでもよくやっていた車の屋根にしがみつきのカーアクションがあったり、アクションは、結構期待できそうですね。ジャッキー・チェンとクリス・タッカーのコンビで人気を得た「ラッシュアワー」もテレビシリーズ化されたそうです。こちらは、まもなく日本でも(AXNで7月から放送)見ることができます。









去年製作が発表された「冒険野郎マクガイバー」リメイク版のパイロットの予告編も公開されました。






冒険野郎マクガイバーと言うよりも、「ヤングマクガイバーの大冒険」という感じに見えちゃいますが(笑)、今回のマクガイバーは、20代の設定だそうで、1990年生まれの俳優ルーカス・ティルが演じています。これも気になるが、そう言えばFOXクラシックはいつシーズン2を放送してくれるんでしょうね(苦笑)。





そして、リメイクと言えば、「白バイ野郎ジョン&パンチ」も現在新作映画を製作中。来年公開される予定だそうですが、こちらも早く映像を見てみたいですね。FOXクラシックでは、放送中のシーズン2。パンチの車が盗まれたり、シンディが大事故に巻き込まれたり、ジョンとパンチがスーツを着て、大物実業家のボディガードをするなどなど、様々なエピソードがありましたが、個人的に特に印象に残ったものをいくつかご紹介致します。







英雄登場

Repo Man


スクールバスの運転手が心臓発作を起こし、バスが暴走を始める。ジョンは、橋の上からバスの屋根に飛び乗り、見事にバスを停止させた。その様子がテレビで放送されたことからジョンは町の人達から英雄視される。ジョンは、サイン責めにあい、パンチまで握手を求められ人気者になってしまうが・・・。



ジョンがダーティハリーのごとくスクールバスに飛び乗って、バスの暴走を食い止めたことから一躍人気者になる一方、ジョンとパンチの評判を落とそうとする悪徳自動車回収者のウェアと言う男があらわれ、ジョン達がウェアを捕まえるため捜査を進める。二人が制服ではなく、私服を着て捜査をしている姿は、まるでスタスキー&ハッチのように見えてしまった(苦笑)。


ハイウェイでの疾走感溢れるカーチェイスシーンや、クライマックスの追跡&ホイルローダーの暴走など、見応えあるアクションが多かったですが、なんと言っても今回は、ジョンが橋の上からバスの屋根へ飛び乗るアクションが一番印象に残りました。このシーンを見た時、ダーティハリーと共に、西部警察PARTⅢで歩道橋の上からバスの屋根に飛び乗ったハトも思い出してしまった(苦笑)。


自動車回収者のドイル・ウェアを演じていた俳優、どこかで見たことあると思ったら、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」の「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフスペシャルⅡ」前半(ERUPTION)のエピソードにコーブ役で出ていたミルズ・ワトソンでした。








白昼の銀行強盗

Rally 'Round The Bank


銀行のドライブスルー窓口を狙った強盗事件が発生する。ジョンとパンチは、強盗犯の車を追跡するが2度も取り逃がしてしまう。そんな時、シカゴからパンチの母親が来ることになった。ジョンとパンチは、空港へ母親を迎いに行き、久しぶりにパンチは親子水入らずの時間を過ごすが、ジョンは、なぜ突然母親がやってきたのか疑問を抱く。



ジョンとパンチが青色のミニサイズの車に乗り、ラリーを隠れ蓑にして銀行を襲う強盗犯達を追う。初めてパンチママが登場していましたが、ウォーターベッドで溺れている姿が微笑ましくて印象的でした(苦笑)。ダンスパーティのシーンでは、シーズン2の初回の「パトカー直撃銃弾の嵐」に続いてパンチが多数の人達と一体感のある見事なダンスを披露していたが、今回は、ギトレア警部もダイナミックに踊っていましたね(笑)。








今回は、二人組の犯人達が乗るミニサイズの車のカーアクションがたくさんありましたが、小回りの利く車だけあって、軽快かつスピーディーに公道やゴルフ場を走り回っているところが痛快でしたね。トレーラーのコンテナの下を潜ったり、ミニの車が通れるぐらいの高さに調整されたシャッターの下を潜り抜けたり、小さい車の特性を活かしたスリリングなカーアクションが数多く見られ面白かった。交差点でミニの車とぶつかりそうになった一般車がターンして急停車し、その車のホイールキャップがはずれてジョンのバイクに当たるアクシデント?っぽい場面もあり、ちょっと気になりました。


クライマックスは、巨大な水路でミニサイズの車とジョン&パンチ&ギトレアの白バイが派手なチェイスを繰り広げていたがこれも中々見応えがありました。そう言えばあの水路、ナイトライダーの「凶悪バイク・ギャング!顔を消した男!!(THE ICE BANDITS)」や、映画「激走!5000キロ」など、往年のレースものの映画でもよく使われていましたね。



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近頃は、日本のヒーロー同士が争っているかと思えば、アメリカのヒーローも争っていますよねえ(苦笑)。「あれは何だ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「タケ・・・」いや、スーパーマンだ!!・・・のフレーズが懐かしい昨今でございますが、そのスーパーマンも最近は、バットマンと白熱のバトルを繰り広げています。敵は正義にあり?お互いの正義をぶつけ合う時代なのかもしれませんね。それはさておき、そのスーパーマンの妹分とも言うべき存在の「スーパーガール」がなんとテレビドラマで復活。日本では、AXNで先月から放送されています。


30年以上前に公開された映画版のスーパーガール(演:ヘレン・スレイター)は、美形かつグラマーでお姉さんっぽい大人な魅力がありましたが、今回スーパーガールを演じているメリッサ・ブノワは、口角がクイっと曲がっててひたすらキュート。見た感じ20代前半ぐらいだと思ったが、現在27歳で去年年下の俳優と結婚したそうです。映画版のヘレン・スレイターは、当時21歳ぐらいでスーパーガールを演じていたことを考えると、やはり当時の大人は早熟だったのでしょうね。私服のメリッサの姿は、10代にも見えるし、年々、見た目で年齢を当てるのが難しくなっていますね(苦笑)。



24年前、スーパーマンと従妹のカーラ・ゾー=エル(スーパーガール)の住むクリプトン星は崩壊の危機に陥り、彼女の両親は、カプセルにカーラを乗せカル=エル(スーパーマン)のいる地球へ送った。カプセルは、無事に地球に辿り着き、13歳のカーラは、地球で成長し、キャットコー・メディアでアシスタントとして働くごく普通の24歳の女性として生活していた。しかし、義理の姉アレックス・ダンバースが乗った飛行機が墜落しそうになり、それを助けたのをきっかけにカーラは、隠していた能力を使い、ヒーローとして生きることを決心する。



スーパーマンの妹分ともあって、そのパワーは、スーパーマンと匹敵するほどズバ抜けているが、初回では、まだ自分のパワーを使いこなせず、悪戦苦闘するスーパーガールの姿が見られました。やはり気になるのは、スーパーマンとの競演。初回に顔は出さなかったものの、体だけ映るスーパーマンの姿を確認。第3話では、スーパーマンを憎むベン・クラルとスーパーガールがスクラップ場でバトルする場面で、クラルに苦戦していたスーパーガールをスーパーマン(やはり顔は見せない)が助ける場面がありました。現在6話まで拝見しましたが、もしかしたら、後のエピソードにも登場するかもしれないですね。


敵キャラも中々ユニークなのがたくさん出てきます。特に印象に残ったのは、第5話に登場した「ライブ・ワイアー」。ラジオDJのレズリー・ウィリスがラジオでスーパーガールを叩きまくったことで、キャットコー・メディアCEOのキャットと揉め、ラジオを降板させられて交通情報担当に左遷される。そのレズリーが乗ったヘリにトラブルが起こり、スーパーガールがヘリを救助するが、その時、スーパーガールが雷に打たれ、彼女の未知の特性を秘めたDNAが雷と共にレズリーの体内に流れ込み、レズリーは、電気人間「ライブ・ワイアー」に変化してしまう。自分が生み出した怪物と戦うことになったスーパーガール。ライブワイアーの電気ムチのような武器で苦戦していたが、最後は、わりとあっさり弱点をついて倒していました。


第6話に出ていた赤色の戦闘用アンドロイド「レッド・トルネード」も中々インパクトありました。イド・ゴールドバーグと言う俳優が着ぐるみを着て演じていましたが、最近、日本の特撮では、こういう顔出しの敵は、見かけなくなったし、そのせいもあるのかものすごく懐かしい気分で見てしまいましたね(苦笑)。7話以降もユニークで楽しい敵がたくさん出てきそうです。




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FOXクラシックで2月からスタートした「白バイ野郎ジョン&パンチ シーズン2」。ディスコ調にリニューアルされたオープニングテーマはリズム感が良く、アクションはさらに派手になり、ますますパワーアップして面白くなっています。もちろん、ジョンとパンチのコンビネーションも絶好調。初回の「パトカー直撃銃弾の嵐」では、当時ヒットした映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタのごとく、パンチが華やかなダンスを披露していたのが印象的でした。6話まで拝見しましたが、他にも面白いエピソードがたくさんありましたね。






塩素ガス輸送作戦

The Volunteers


ジョンとパンチたちが追っていた強盗犯の車が化学薬品倉庫に逃げ込み、そこで激しく衝突し炎上した。近くには、危険な塩素ガスを満載したタンカートラックが複数台止まっており、爆発する恐れがあるため、ジョンとパンチ、そしてジェーンの3人がタンカー輸送の警護にあたることになった。200km先にある工場に向かって、タンカーの車列は走り始めるが、まもなく、その進路で大事故が発生し、タンカーの車列は、足止めを食らう。


まさにジョン&パンチ版「恐怖の報酬」と言う感じのエピソードで、パニック映画さながらの迫力のあるシーンが数多く見られた。冒頭から強盗犯の車とジョン&パンチの派手なカーチェイスが展開し、化学薬品倉庫で車が横転し、大きな炎をあげて大爆発する。危険な塩素ガスを積んだタンカーの車列が進む先で大事故が起こり、囚人を捕まえたり、檻から逃げ出して、マーケットに入り込んだトラの捕獲にあたるなど、ジョン&パンチが様々なトラブルを解決していくところが面白い。パンチが店の売り出し中の生肉を放り投げてトラを誘い出し、見事トラを檻に戻すことに成功するが、ステーキ用のロースを使ったために、店主に叱られてしまうところは、ちょっと理不尽でかわいそうでしたね(苦笑)。


さらに、他の町の警察と市会議員に進路妨害されたり、落石で道が塞がれ、落ちてきた岩石がロビーのトラックのバルブに当たって塩素ガスが漏れ出すなど、幾度となくトラブルが続出し、ジョン&パンチが忙しなく対応に当たる姿がとても印象に残った。最後は、怪我したロビーの代わりにジョンがタンカーを運転し、まさに白バイならぬ、「トラック野郎ジョン&パンチ」になっていましたね(笑)。






愛の手錠

Family Crisis


渋滞の処理中に、ジョンは偶然にも甥のウェス・ミラーと出会う。ウェスは、友人を車に乗せ高校に向かう途中だったが、ジョンは、ウェスが高級車を運転していることに疑問を持つ。パトロール中に、窃盗犯の男を目撃したジョンとパンチは、バイクで逃走した男を追跡するが、そこへ突然、女が乗るバイクがあらわれる。女は、ハイウェイパトロール・ロサンゼルス本部のパトカー要員、シンディ・ケーヒルだった。シンディは白バイ警官に憧れていて、自分のバイクで窃盗犯を捕まえようとしたのだが・・・。


シーズン2の新レギュラーのシンディ・ケーヒル(ブリアン・リーリィ)が初登場するエピソードでもありますが、なんといっても今回の注目は、スパイアクション映画撮影用に作られた特殊な黒いスーパーカーがダイヤ強盗に利用されてしまうところ。スーパーカーのボディは、特別に頑丈に作られていて、機関銃(音だけ)、火炎放射器、煙幕装置、オイル噴射装置などを装備。ベースは、おそらくコルベットC3で、ボディには黄色と緑のラインが描かれおり、ボディの後部も大胆にカスタムされていました。



  



シンディのパトカーとのカーチェイス時に、スーパーカーがボタンを押して煙幕を出し、さらにオイルをばら撒くシーンが見られますが、黒のスーパーカーであるところや、古いコンテナから発進したり、ラストにはシートイジェクト(座席射出)するなど、カーアクションの部分だけは、ナイトライダーのように見えた(苦笑)。とは言っても、このエピソードが放送されたのは、1978年なので、ナイトライダーよりもずっと前なのですが。街の中を豪快に突っ走り、鮮やかにターンをきめるスーパーカーがカッコ良く、ジョンとパンチ、そしてギトレア部長の白バイが連携してスーパーカーを追いつめるクライマックスのアクションシーンも見応えがありました。ジョンの「犯人は高飛びしました」というセリフには思わず大笑いしましたね。




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往年のサスペンススリラー系の名作が最近ドラマシリーズになって復活しているのをよく見かけます。例えば「ハンニバル」は、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスが主演して大ヒットした「羊たちの沈黙」を初めとしたハンニバル・レクター博士のシリーズのリメイクであるし、1960年代後半に公開されたロマン・ポランスキー監督の「ローズマリーの赤ちゃん」も最近「ローズマリーの赤ちゃん~パリの悪夢~」と言うタイトルでドラマ化された。この流れだと、「エクソシスト」とか「オーメン」辺りもいずれまた映画かドラマで復活しそうな気配を感じますが、サスペンススリラーで忘れてはいけないのは、やはり「サスペンス映画の神様」と呼ばれたアルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」


サイコは、1960年に公開されたヒッチコックの代表作。モーテルの管理人ノーマン・ベイツの異常な殺人を描いたモノクロ映画で、シャワーを浴びる女性が襲われる衝撃的な殺人シーンや、バーナード・ハーマンが作曲した音楽は、日本のテレビ番組でも多用されあまりにも有名。解離性同一性障害=多重人格やマザー・コンプレックスなど、当時としては、斬新かつ画期的な異常心理が表現され、ノーマンが別人格を露にするラストシーンも強烈なインパクトを残した。以後、シリーズ化され、第4作まで製作されました。


昔はこういうサスペンススリラー系の映画も地上波のゴールデン帯でよく放送されていましたね。私は、日曜洋画劇場で放送された「サイコ2」を先に見てしまったため、「サイコ」と言われると、どうしてもこの「サイコ2」のほうを思い浮かべてしまいます。「サイコ2」は、1983年の公開ですが、その当時すでにヒッチコックは他界していたため、別の監督によって製作されています。ノーマン・ベイツの吹替えを担当したのは、天知茂の「明智小五郎」シリーズをはじめ、当時サスペンスドラマの常連だった松橋登。松橋氏自身も明智小五郎シリーズで特異な犯罪者を演じていましたが、そのせいかノーマンの声を演じても全く違和感かなく、ぴったりマッチしていたのが印象的でしたね。ちなみに、この映画に登場したジョン・ハント保安官役のヒュー・ギリンという俳優は、ナイトライダーでもワルの保安官役を演じたり、当時は、エアーウルフなどいろんな作品で見かけましたね。




あまりにも鮮烈なインパクトを残したサイコですが、これも最近テレビドラマでリメイクされております。リメイクと言っても、この映画の前段とも言うべき内容で、タイトルは、「サイコ前章 ベイツ・モーテル(BATES MOTEL)」。映画では、白骨化した母親の遺体と暮らすノーマンの異常心理が描写されていましたが、このテレビドラマでは、生前の若い頃の母親と少年時代のノーマンを軸に物語が展開します。ノーマンが異常な殺人者になっていく過程が丹念に描かれ、時代設定も現代に置き換えられており、とても新鮮。ノーマンの青春物語の側面もあり、母親ノーマとの関係や、ノーマンの恋愛模様も描かれています。



企画・製作総指揮は、「刑事ナッシュブリッジス」や、「LOST」の製作総指揮を担当したことでも知られるカールトン・キューズ。ノーマン役のフレディ・ハイモアは、「チャーリーとチョコレート工場」に出演したイギリスの若手俳優ですが、映画でノーマン役を演じたアンソニー・パーキンスの雰囲気や面影があって、まさにハマリ役。演技力も抜群で、とくにノーマンが急に人が変わったように怒り出す時の演技が絶品。ノーマンの母親ノーマ役のヴェラ・ファーミガは、個人的に他では、あまり見かけたことがない女優ですが、魅惑的な美貌とわがままで凄まじい執着心を兼ね揃えた母親のイメージにぴったりで、吹替えの演技も合わさって、中々見応えのある演技を見せてくれます。


ノーマンの同級生で彼に恋心を寄せるエマ役のオリヴィア・クックも良いですね。エマは、のう胞繊維症を患っていて、常に鼻にチューブを差した状態で動き回るのですが、その姿が可愛らしい。ノーマンが同級生のブラッドリーに夢中になっていることを知りつつも、常に彼のそばにい続けようとするエマの姿が健気です。しかし、最終話では、ノーマンのそんな態度に嫌気を差して、とうとう彼から離れてしまいます。そして、ノーマンが執着するブラッドリー役は、「トランスフォーマー/ロストエイジ」でテッサ役で出演していたニコラ・ペルツが演じています。


マックス・シエリオットがノーマンの異母兄弟で兄に当たるディラン役を演じていますが、ノーマンには、こんな頼りがいのある良い兄貴がいたんですね。ノーマンだけでなく、ノーマの危機を救うために保安官と銃撃戦を繰り広げたり、仲間のために人殺しまでやってしまう。ドラマの中ではちょっとしたヒーロー的な存在。他に印象的な人物と言えば、後半に登場していたジェイク・アバナシーですね。こいつもノーマを危機に陥れようとする人物ですが、吹替えの声が山路和弘氏だったこともあり、ワルだけどカッコいい雰囲気があった。




このドラマ、シーズン1は全10話で終了しましたが、本国では、すでにシーズン3まで放送済み。来月からシーズン4がスタートする予定だそうです。日本では、シーズン2に当たる「ベイツ・モーテル~サイコキラーの覚醒~」がWOWOWで放送中。ハンニバルは、どうやらシーズン3(全39話)で終了してしまったみたいですが、ベイツモーテルはまだまだ続きそうですね。「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」でカーティス・レマンスキー刑事を演じたケネス・ジョンソンがシーズン2から登場しているので、それも含め、今後のノーマンの変貌ぶりが気になります。



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往年の人気海外ドラマを放送するFOXクラシックでは、今月からナイトライダー、Xファイル、いずれもシーズン2がスタートしておりますが、来月からは、ついに待ちに待った「白バイ野郎ジョン&パンチ」のシーズン2が放送開始。シーズン1は、土曜の夜8時に放送されていましたが、シーズン2は、金曜の夜8時(2/5から)からの放送になるので、ご覧になられる方は、お間違えなきよう。



同じく、同チャンネルで放送中で、まもなくシーズン1が終了間近の「冒険野郎マクガイバー」を17話ぐらいまで拝見。シーズン1は、昔の古い映画のストーリーや映像を大胆に借用しているエピソードをわりと多く見かけますね。「ミニミニ大作戦」のカーアクションシーンをたんまり使用していた「少女イアナ」に続き、蟻の大群の恐怖を描いた1954年の映画「黒い絨氈」を彷彿とさせる展開の「失われた大地」、油田火災とダイナマイトを積んだトラックの恐怖を描いた1953年の映画「恐怖の報酬」を思わせるストーリーの「油田火災の恐怖」などなど。その他のシーズンにもこのようなエピソードがあるのかが気になりました。



主人公が世界を舞台に様々な活躍を繰り広げるハイスケールなドラマ・・・と言えば、やはり、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」を真っ先に思い出しますが、マクガイバーも、南米からユーラシア、ヨーロッパ、中東アジアまで、いろんなところで活躍していますね。エアーウルフと同時代の作品だけに、東ドイツやらソ連など、懐かしい国の名前やキーワードがたくさん出てきて興味深いです。マクガイバーとエアーウルフが組んだら、さらに最強なドラマが生まれそうな予感がしますが、放送当時にぜひとも夢の共演を見てみたかった(苦笑)。


そして、数多くの映画やテレビで活躍した往年の俳優や、ナイトライダーやエアーウルフにゲスト出演していた俳優さんを数多く見かけます。「国境の死闘」には、中米の独裁国家を支配するライアソン役でジョン・バーノンが出演していた。ジョン・バーノンと言えば、映画では「ダーティハリー」の市長役が記憶にありますが、ナイトライダーでは、マイケルの宿敵であり、ナイト2000を奪い取ったキャメロン・ザカリー役。エアーウルフでもやはり、ホークの宿敵で、エアーウルフを奪い取ったジョン・ブラッド・フォード・ホーン(2代目)役を演じ、共に主人公の宿敵かつメカを奪う役どころで出演していたのが印象に残っています。


「ラストフライト」に、「がんばれ!ベアーズ」シリーズや、最近では、「エルム街の悪夢」の2代目フレディ役、リブート版「ロボコップ(2014)」で敵役を演じていたジャッキー・アール・ヘイリーが現金輸送車強奪犯グループの一人ターク役で出演していたが、いやはや若かったですね(当然みんな若いんだけど(笑))。「天使の微笑」には、「デッドフォール」「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」や、「デスパレートな妻たち」などテレビドラマでも活躍した女優のテリー・ハッチャーがペニー・パーカー役で出演していた。ちなみにテリー・ハッチャーは、マクガイバーのこのエピソードが俳優デビュー作だそうです。他にも懐かしい俳優さんをたくさん見かけましたね。







●ウェンディ・スカール(Wendy Schaal)



「死の罠」にゲスト出演。様々な罠が仕掛けられた屋敷にマクガイバーと共に閉じ込められてしまうCIAの諜報員のカレン役で登場。この方、80年代には、「インナースペース」や、トム・ハンクスが主演した「メイフィールドの怪人たち」など、映画でもよく見かけました。ナイトライダーの「謀略!デトロイト・マフィア!死の19番ホール」では、新聞記者役を演じ、エアーウルフの「走れホーク!! CIA暗殺部隊・頭上の敵機を叩け」には、何者かに命を狙われるホークを助ける謎の女の役を演じていましたね。「特攻野郎Aチーム」のシーズン4のエピソードにも、マクガイバーでの役名と同じく「カレン」と言う名前で出演していたみたいです。







●カイ・ウルフ(KAI WULFF)

 

「天使の微笑」にゲスト出演。元恋人のペニーに奪われた宝石を取り戻すため、マクガイバーとペニーを執拗に追い回す国家保安局のステファン・フロロフ少佐役で登場。やはり、80年代によく見かけた俳優さんの一人で、映画では、クリント・イーストウッド主演の「ファイヤーフォックス」にソ連軍の中佐役で出演していましたね。ナイトライダーには、レーサー役や、殺人マシーンのドライバー役などで二度ゲスト出ていました。ナイトライダーの役柄や、ロシア系のクールな顔立ちも相俟って、凶悪な悪党ばかり演じていた印象が強いですが、マクガイバーでは、敵役でありながらも、一途にペニーを想い続ける純な少佐役を演じていたのが新鮮でした。マクガイバーには、シーズン4の「アメリカズ・GTカップ」や、シーズン5の「密猟者」、シーズン6の「オシリスの瞳」と計4本のエピソードにゲスト出演していたようです。

ブルーサンダーのテレビシリーズや、日本では、パイロットのみビデオ化されたナイトライダーのバイク版「ストリート・ホーク」にもゲスト出演していたそうですが、ぜひともそれらのエピソードも見てみたい。 



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