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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/05月

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2016年も残すところ後5日。今年もスカパーで壊かしの日本のアクションドラマを数多く見ることができましたが、9年ぶりに爆走!ドーベルマン刑事を見ることができたし、キイハンターや時代劇の「影の軍団」シリーズなど、千葉真一やJACのメンバーが出演している作品をたくさん見ました。


キイハンターは、早くも30話台に入っておりますが、恐怖の報酬のオマージュ的なエピソードがあったり、幽霊話や、先脳話など、多彩なストーリーが展開して面白いです。32話「暗殺教室」は、国際テロ組織がからんだ話で、三人の殺し屋と千葉真一演じる風間が対立し、伊豆大島の三原山を舞台に繰り広げられたアクション編でしたが、三原山の黒い山肌を前転しながら軽快に転げ落ちていく風間がカッコ良かったですね。17話「まだ殺しは終わらない」のロープウェイアクションや、23話「必死の逃亡1対3」の手錠でつながれた風間と男(草野大吾)が険しい山岳地帯で決死の逃亡を続けるスリリングなアクションも見応えがありました。




東映チャンネルに加入してから千葉真一の空手映画なども数多く見ていますが、キイハンターと並んで、この頃よく見ているのが「ザ・ボディガード」という1974年制作のテレビドラマ。民間の身辺警護会社「ザ・ボディガード」のメンバーが様々な難事件に挑むアクションドラマで、千葉真一が主人公の鷲見秀介を演じています。ザ・ボディガードのメンバーには、千葉治郎(役名/倉田治郎)、志穂美悦子(新美ジュン)などJACのメンバーの他に、目黒祐樹(江本雄一郎)や雪村いづみ(宮城花恵)が出ています。ニ代目水戸黄門で人気を博した西村晃がザ・ボディガードのボス役(伊達正)を演じています。


志穂美悦子さんがまだ新人扱いなのが時代を感じさせますね。丁度「キカイダー01」でビジンダーをやっていたのと同時期でしょうか、初々しいです。OPの紹介シーンでは、牧場の柵を前方宙返りで飛び越えるアクションを披露していますが、ナレーションで西村晃に「新美ジュン。男のようなおかしな少女」などと紹介されていて、ちょっとかわいそうになったが(苦笑)、当時はこういう言い回しも普通にアリだったんですね。劇中でも男勝りのキレのあるアクションを見せています。


「宇宙刑事ギャバン」の一条寺烈こと大葉健二さんも出演していますが、ボディガードのメンバーではなく、毎回、敵の下っ端の役で顔出ししていて、かなりの確率で千葉ちゃん達に倒されます(苦笑) 。所謂やられ役ですね。ギャバンと言えば、ザ・ボディガードのあるBGMがギャバンの戦闘時に使われていたBGM(電子星獣ドルが登場する時によく使用されていた)とそっくりな曲があって驚いた。ゴレンジャーなど初期の戦隊シリーズでよく聴いた馴染みのあるBGMもザ・ボディガードからの引用だと知りました。さすが宙明節。1度聞いたら耳に残るメ口ディばかり。ザ・ボディガードを見ていると、ゴレンジャーやギャバンなどの往年の特撮ものを見ているような気分になりますね。


13話ほど拝見しましたが、今のところとくに印象に残っているのは、当時のプロボクサーの沢村忠がゲスト出演していた2話「よみがえる栄光の日々」と、海外(ロサンゼルス)ロケが行われた前後編の「東京 - ロス・大追跡」と「グランドキャニオンの殺人者」。当時のロスの風景を見ることができ、ディズニーランドや、グランドキャニオンの樣子や小型機を使ったスカイアクションもあり、なかなかのスケール感でした。千葉ちゃんのスキーアクションもあったり、見所たっぷりでした。桜木健一がゲストで出ていた「大いなる恐喝」も新美ジュンのメイン回で面白かった。



随分前にサンテレビで見た「ザ・ゴリラ7」もまた見たくなってきましたね。まだ未見の「燃える捜査網」や「大非常線」も放送して欲しいですね。



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東映チャンネルで放送中の「特別機動捜査隊」は600話台に突入。青木義朗演じる三舟班と、里見浩太朗演じる高倉班の2体制が板についてきました。高倉主任の出番が若干増えてきた感じがしますが、やはり、三船主任の活躍のほうが目立ちますね。607話の「砂の塔」のエピソードで、三船と高倉が顔合わすシーンがありましたが、このような三船班と高倉班の合同捜査の話をもっと見たいですね。現在、1973年に放送されていたエピソードが流れていますが、ゲストでよく見かけるのは、桜井浩子、小林幸子、隅田和世、中庸介などなど・・・。


桜井浩子氏と言えば、「ウルトラQ」の記者役や、「ウルトラマン」のフジ・アキコ隊員などで知られていますが、「非情のライセンス」や「特捜最前線」など、数多くの刑事ドラマでもよく見かけました。小林幸子氏は、演歌歌手として有名ですが、若い頃は、女優として数多くのドラマに出演していたようです。「アイフル大作戦」や、「キカイダー01」にも出ていましたね。隅田和世氏と言えば、やはり、「キカイダー01」のリエコ役を真っ先に思い出しますが、当時、「ダイヤモンド・アイ」「鉄人タイガーセブン」「電人ザボーガー」など特撮作品に数多く出演していました。 


さすがに73年にもなると、顔馴染みの役者さんを見かけることが多くなってきましたね(笑)。「ドラえもん」ののび太のパパ(2代目)の声でも知られる中庸介氏の他に、福崎和宏、片岡五郎、小林稔侍と、80年代の刑事ドラマで活躍したお馴染みの俳優さんたちの姿を確認できました。他にもあっと驚くような意外なあの人がゲスト出演していたり、見所は色々ありましたが、それらのことも含めて600話以降でとくに印象に残ったエピソードをいくつかご紹介致します。








「金と毒薬と老嬢」

死体を乗せたワゴン車が謎の洋館に消えた。洋館の主は、イヴォンヌ、アンジェラと名乗る鹿鳴館時代の優雅な生活を営む老嬢であった。その屋敷の奥深く、地下の冷凍室に100体近くの死体があるという。全体的な品不足の中で、解剖用死体の買い占めである。そして、老嬢の行くところ、次々と買い占めが続く。麻薬、食料品、果ては暴力団もお手上げだという武器・弾薬に至るまで。はたして三舟班は、この怪奇な難事件の手がかりをどう見い出すのであろうか。(予告ナレーションより)


予告のナレーションを聞いただけでも面白過ぎる内容なんですが、本編も期待通りの面白さでした。今回のメインは、鹿鳴館時代の貴婦人の格好をする超お金持ちの二人の老女。その二人が犯罪現場から盗み出した死体を洋館の地下の冷凍室に保管し、解剖用死体として売買して金儲けをする。


日傘をさして優雅に歩行者天国を歩いたり、レストランを借り切って二人だけで食事を楽しんだり、天真爛漫、やりたい放題の老嬢達。江戸川乱歩の明智小五郎シリーズのような奇異な世界観。三舟班のメンバーが様々に変装したり(いつもクールな三船主任までも老嬢達の召使いに変身)、人体の代わりに鯖を使って人体解剖の練習をする若い医師達、突然、視聴者に語りかける三船主任など、目まぐるしい愛憎劇が繰り広げられる通常回とは異なり、コミカルかつエキセントックな数々の演出に度肝を抜かれました(苦笑)。


アンジェラ役は、昭和の名脇役女優の沢村貞子。矢野組の親分役に、かつて刑事役でレギュラー出演していた森山周一郎も出演していたりと、内容と同様にゲスト陣も中々ゴージャスな面子がそろっていました。







「恋の裏通り」

欲望渦巻く夜の社交場ナイトクラブ「環」。そこに中年男とホステスの男女の出会いがあった。人生半ばを独り身で過ごし、砂を噛む思いに明け暮れた50男カギモト。若さ溢れるホステスしのぶの効し難いまでのまぶしい魅力。が、男を騙し騙されるホステス稼業に荒んだしのぶの心にカギモトの思いが通ずべくもなかった。前後して発生するホステス仲間のダニ、財津殺人事件。しのぶがこの事件の容疑者となった時、その人生は足元から崩れ始める。その時初めてカギモトの深い愛情に目覚めるのであった。(予告ナレーションより)


「ウルトラマンA」の美川のり子隊員でも知られる西恵子がホステスのしのぶ役でゲスト出演。この方も特別機動捜査隊によく出ていますよね。しのぶに好意を抱く初老の男・カギモト英吉役は多々良純。多々良さんと言えば、やはり、「宇宙刑事ギャバン」の乗馬クラブのオーナー役がとても印象に残っていますが、この方も数多くの時代劇や特撮作品でお見かけしました。


ウルトラマンA時代のうら若き西恵子と多々良純の年の差を乗り越えた愛情劇が展開したこの回ですが、そう言えば、歌手の八代亜紀が特別出演していました。ナイトクラブ「環」で、当時大ヒットした「なみだ恋」を歌い上げたり、しのぶに英吉の思いを伝える役回りをしたり、少ない出番ながらも印象に残る演技を見せていました。八代亜紀さんと言えば、「トラック野郎・度胸一番星」などの映画に出演しているのは知っていましたが、刑事ドラマで見るのは初めてだったので、中々新鮮でしたね。



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幼少の頃に見ていた土曜夜のテレビ番組のメニューと言えば、6時からあばれはっちゃくシリーズ→6時30分:タイムボカーンシリーズ→7時:まんが日本昔ばなし→7時30分:クイズダービー→8時:8時だよ全員集合!→9時Gメン'75(または土曜ワイド劇場orゴールデン洋画劇場)が定番でございましたが、まあ考えてみると、当時は、見たい番組ばかりでしたね。とくに土曜の9時台は、見たいものがかぶりまくりで、どこにチャンネルを合わせたらいいのか迷いました。あの頃、今みたいにブルーレイレコーダーがあったら、毎日24時間フル稼働で全チャンネルの番組を録画していたことでしょうね(笑)。


土曜の夜9時と言えば、フジの映画枠とかテレ朝の2時間もののサスペンスドラマを見ることも多かったですが、TBSのGメン'75も外せなかった。TBSの土曜夜9時と言えば、80年代には、やはりスクール・ウォーズ、ポニーテールはふり向かないなどの大映ドラマが放送されていたこともありましたが、今から約半世紀近く前に放送されていたのが、現在東映チャンネルで放送中の「キイハンター」



国際犯罪者とスパイ天国の大都会・東京に国際警察特別室を設置し、警察の手には負えない事件を解決する「キイハンター」。メンバーは、元国際警察外事局諜報部員のキャップ・黒木鉄也(丹波哲郎)、ジュネーヴで諜報員活動をしていた元フランス情報局諜報部員の津川啓子(野際陽子)、二輪・四輪ともに抜群のドライビングテクニックを持つ島竜彦(谷隼人)、元毎朝新聞社会部の敏腕記者で鋭い推理力とズバ抜けた身体能力で危険な潜入捜査に挑む風間洋介(千葉真一)、メンバー最年少の18歳、「記憶の天才」の異名を持つ谷口ユミ(大川栄子)たち、5人のメンバーの活躍を描くハードボイルドアクション。



『キイハンター』という言葉はこのドラマのために作られた造語であり、「Key 鍵 (道具)、鍵 (暗号)」とは解決の手がかりを意味し、それにおどりかかる「Hunter (狩人たち)」と言う意味でつけられたそうです。当然ながら、番組開始時の1968年には、まだ私はこの世に存在しておらず(笑)、今回初めて東映チャンネルで記念すべきキイハンターの初回を視聴致しました。そう言えば、1968年(昭和43年)頃のテレビってまだ白黒だったんですね。当時、ウルトラマンや仮面の忍者・赤影のようにカラー放送の番組もあったみたいですが、キイハンターがカラー化されたのは、1970年に放送された第105話からだそうです。初回は、東映アクションの鬼才・深作欣二が監督。通常1時間もののドラマは、約10日間ぐらいで撮り終えるらしいですが、このキイハンターの初回は、なんと、2か月を費やして撮影されたそうです。初回から力の入れ具合が半端ないですね。



第1回「裏切りのブルース」・・・黒木を訪ねてスイスからエレナと言う女性がやってきた。エレナは、島たちにペンダントの写真を見せるが、写っていた男は、黒木ではなく、彼の国際警察外事局諜報部員時代の同僚の藤崎(南原宏治)だった。藤崎は、国際警察特別室の室長・村岡(仲谷昇)の依頼を受けてジュネーブに派遣され、そこで黒木の名を借りて、エレナの婚約者になった後、何者かに殺された。そして、エレナも黒木達と会った後、車で轢き殺されてしまう。黒木は、エレナが出していた新聞広告を手がかりに調査を開始する。



モノクロと言えど、なんせ夢がでかいスケールがでかい。50年前のドラマは、独特の緊張感があって今見るとなかなか魅力的です。風間のセリフで「日本の政財界人の一部じゃ汚職なんかで儲けたあぶく銭をスイスの銀行に溜め込んでいる奴がいるって噂だ」というのがあったが、今だったらタックスヘイブンことになるのかななどと考えたり(苦笑)、今も昔も相変わらず、裏で小汚いことをする政治家と国際犯罪者とスパイの巣窟の日本でありますが、そう言う闇の世界を鋭く描いているのがこのキイハンター。


この回の見所は、なんと言っても「007は二度死ぬ」に出演し、すでに国際的俳優として名を馳せていた丹波哲郎さん演じる黒木と、「特別機動捜査隊」の三船刑事役でも有名な青木義朗さん演じる殺し屋との対決。往年の刑事ドラマファンにとっては、たまらない顔合わせですよね。カーチェイスやダイナマイトを使ったアクションもありつつ、ストーリー的には大どんでん返しもあったりと、ハードボイルドな内容で面白かった。風間役を演じる千葉真一さんは、初回は、アクションの見せ場はなかったですが、第3話では、走行中の幌つきのトラックに飛び乗ったり、さっそく軽快かつスピーディーなアクションを見せていました。



キイハンターと言えば、あのジャッキー・チェンも心酔した千葉さんのスーパーアクションの宝庫ですからね。とくにそこを注目しながら見続けていきたいです。レギュラーメンバーには、この後、第60話から川口浩演じる吹雪一郎が加入。川口浩と言えば、私にとっては、水曜スペシャルの川口探検隊(笑)ですが、俳優・川口浩はあまり知らないのでそこにも注目したい。第92話からは、宮内洋が演じる壇俊介が登場。仮面ライダーV3などでもハードなアクションを見せていた宮内さんですが、キイハンターでは、どんなアクションを見せていたのか気になりますね。




そして、キイハンターと言えば、やはりこのオープニング。ドラマの内容と同じく壮大感のある音楽も然ることながら、オープニング映像だけでこれだけハラハラドキドキさせてくれるドラマはなかなかお目にかかれない。カットの切り替えが早い早い。早くカラー版のエピソードも見たいですね。








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東映チャンネルで今週からスタートした「爆走!ドーベルマン刑事」。サンテレビでの再放送以来、約14年ぶりに拝見しましたが、当然のごとく画質が向上して映像が綺麗になっていました。サンテレビで見た時は、電波が弱かったためか、若干粒子の荒い映像になっていたのですが、10数年ぶりにやっと普通の映像で見ることができました。




爆走!ドーベルマン刑事のエピソードについては、ガースのお部屋の「爆走! ドーベルマン刑事」のエピソードリストをご参照ください。




さて、改めて見た初回ですが、ゲストが中々豪華でした。連れ去られた赤ん坊の父親役に真田広之。レギュラーメンバーに平田刑事役の矢吹二朗や五十嵐刑事役の志穂美悦子もいて、当時のJACの人気スター勢ぞろいといった印象でしたが、ただ、今回の真田氏は、地味な役柄だったため目立った見せ場もなく、派手なアクションシーンがなかったのがちょっと残念でしたね。「人造人間キカイダー」や「機動刑事ジバン」など特撮で博士役をよくやっていた伊豆肇が警視総監役で出演していたり、犯人役側には、梅津栄、きくち英一、今井健二など、西部警察をはじめ、当時の刑事ドラマで顔馴染みの俳優さんがたくさん出ていました。当時の梅津栄氏は、「マッドマックス」のトーカッター(ヒュー・キース・バーン)みたいな雰囲気があってカッコ良いですね(笑)。その梅津氏演じる男が車で暴走して、ルーフにしがみついている酒井刑事(星正人)を振り落とそうとするカーアクションシーンがありましたが、もしかしたらマッドマックスを意識したものだったのかもしれませんね(笑)。



爆走!ドーベルマン刑事というタイトルだけに、ドーベルマンの警察犬が活躍するドラマだと誰しもが思うでしょうが、実際に出てくるのは、アレックス・バロン・シーザーと名付けられた3匹のシェパード。原作漫画「ドーベルマン刑事」の主人公・加納刑事の通称が『ドーベルマン』であって、犬は全く関係がなかったみたいです。この3匹のシェパード達、シリーズの中で想像を超える活躍をしていますが、なんといっても一番印象に残っているのは、第2話「飛べ!警察犬アレックス」でアレックスがセスナ機を操縦する場面。犬が小型飛行機を操縦してしまうと言う前代未聞の活躍を見せてしまうのですが、このドラマの犬達の名演技はなかなかインパクトがありましたね。アレックスがモルヒネ漬けにされてしまうという(第19話「白バイ警官をマークせよ!」)ショッキングなストーリーもありましたが、この時の犬の演技もジーンとくるものがありました。



このドラマの最大の見せ場は、やはりなんと言っても今では撮影不可能とも言える超過激なバイクアクション。第3話「血の追跡!」の河川敷での荒々しいバイクチェイスや、黒バイ隊とダンプのバトル(第4話「カッコマンVS黒バイ部隊」)、ターボ・チャージャーエンジンを搭載した赤色の改造バイクと黒バイ隊との壮絶な追跡戦(第11話「挑戦・目黒の赤い星!」)、第20話「指名手配の少女を救出せよ!」では、加納のバイクがモノレールのホームに突進するなど、ハードで凄まじいバイクチェイスが堪能できます。



このドラマが放送されていた1980年代初頭頃の普通二輪免許取得者の数は、約50万人いたそうですが、現在は、17万人となり、バイクを運転する人がますます減少する一方らしいです。80年代初頭には、暴走族ブームなどもあり、若者=バイクのイメージがありましたが、それも今は昔。70年代には、「ワイルド7」なるバイクアクションドラマがありましたが、90年代以降、バイクアクションをメインにしたドラマは、全く見かけなくなりました。そう言えば、5年前に公開された映画版「ワイルド7」では、久々に市街地でド派手なバイクアクションが繰り広げられていましたね。PSU本部ビル攻撃時に、ミサイルポッドを積んだサイドカーが登場したり、ホンダ・CB1100、カワサキ・W650、スズキ・GSX1300Rハヤブサなどなど名立たる日本のバイクが活躍していました。若者にまたバイクを浸透させるなら、もう一度爆走!ドーベルマン刑事のようなバイクアクションドラマを復活させるしかないですね(苦笑)。




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東映チャンネルで放送中の「鉄道公安官」【全42話】は、現在32話まで放送され残り10話ほどになりました。来月からこの放送時間に「キイハンター」が放送されるとのことでそちらも非常に楽しみだったりするわけですが、鉄道が舞台だけあって毎週が全国縦断ロケのような内容のこのドラマ。1979年当時に日本を走り回っていた様々な列車を見ることができたり、各地方の懐かしい風景も堪能できます。



ゲスト出演者も当時活躍していた豪華なスター達がたくさん出ています。ボクサー役の峰岸徹に、駅弁売りの長谷直美【太陽にほえろ!のマミーなど】、「それは車中で起った」には、佐藤仁哉、西沢利明、菅貫太郎と「夜明けの刑事」でジローさん刑事の3代目のパートナー・中村刑事を演じていた山本伸吾。「裏切りの途中下車」に早乙女愛【新ハングマンのマリア他】、「アグネスの鎌倉秘密旅行」には、サブタイトルにも名前が出てる当時人気絶頂のアイドルだったアグネス・ラムが登場し、島村泉役の夏目雅子と二人の水着美人が夢の共演。「東京-隠岐・犯罪特急」には、「特別機動捜査隊」の三船刑事こと、青木義朗がベテラン刑事役で出演。「泣き虫公安官事件簿」の坂上二郎【夜明けの刑事の鈴木刑事】、「宝石泥棒はトップモデル!?」の夏夕介【特捜最前線の叶刑事】などなど、刑事ドラマや特撮でお馴染みだった人達まで数多く見かけました。


第22話「山口線・SL大追跡」から、「刑事くん」の主人公や、「大都会PARTⅢ」で虎田刑事を演じた星正人が小林健二刑事役で登場し、新しく東京鉄道公安室ゼロ課のメンバーに加わりました。「山口線・SL大追跡」では、加納竜演じる星野刑事と小林がある事件を巡って熱い対決を繰り広げていましたが、星正人氏と言えば、東映チャンネルで今月からスタートする「爆走!ドーベルマン刑事」にも黒バイ隊のメンバー・酒井刑事役で出演していましたね。鉄道公安官では、まだ大都会PARTⅢや爆走!ドーベルマン刑事ほどの活躍は見られないのですが、残りの話の中に小林メイン回があるのか注目しております。




現在27話まで視聴済みですが、その中からとくに印象に残ったエピソードをご紹介致します。







東北本線・美しき逃亡者

特急列車内で急病人が発生し、急病人の女性は郡山駅で降ろされ病院に運ばれる。女性の名前は、石田のりこ(永島暎子)で、彼女が持っていた携帯用のポットの中に殺虫剤などに使用される薬品が混入していた。ゼロ課は、のりこが大学の薬学部を受験せず、親から仕送りされていた大学の資金を使い込んだ末に自殺を図ったものとみて捜査を開始するが、榊はのりこが毒を飲んだ原因が他にあると推測し、上野駅へのりこを送った男の行方を探る。


東北を舞台に自殺未遂を起こした女性の謎を追って、榊達が郡山、仙台、鳴子を駆け巡る。第7話「こだま最終便の秘密」で初登場した夏目雅子演じるルポライターの島村泉がこけしの取材で仙台を訪れ、後に榊&星野と合流していたが、本筋とは関係のない役回りなのに、泉が大きな存在感を見せていましたね。ホテルのダンスショーや、カウンターバーのシーンは、三人が本当に楽しそうで、地方ロケならではの和やかなムードが漂っていました。ラストは、泉が犯人のライフルを奪い取って事件解決の功労者になっていましたが、それにしてもお美しい夏目さん。のりこのボーイフレンドの中平たかお役は、今週からチャンネルNECOでスタートした「ミラーマン」で主人公の鏡京太郎を演じた石田信之氏。







大混線・ニセ公安官現わる

列車内をパトロールしていた榊が公安手帳をすられた挙句、スリの現行犯で逮捕される。かつて榊に逮捕されたベテランのスリの金田(芦屋雁之助)が榊と瓜二つの顔を持つ男・熊野(石立鉄男・二役)とその恋人の混血娘・アン(ナンシー・チェニー)と手を組み、榊に罪をなすりつけたのだ。星野と本間は、榊に頼まれ真犯人を探し始めるが、列車内で本間がアンの罠にはまって痴漢と間違われ、本間も逮捕されてしまう。


主人公の偽者があらわれて、本物を罠に陥れるという筋書きは、当時の海外ドラマや刑事ドラマ、特撮などいろんなジャンルでよく見かけた定番のストーリーでしたが、このドラマでも主人公の榊とそっくりの男・熊野が登場し、榊が熊野達の罠にハマり3度も逮捕されてしまいます。榊だけでなく、中条静夫演じる本間も逮捕されてしまう展開は、意外でしたね。榊達を取り調べる刑事役を名古屋章が演じていたが、石立さんと名古屋さん、この二人がそろうと、東映の刑事ドラマと言うよりも大映のコメディドラマを見せられているような気分になりますね(笑)。


ベテランのスリ・金田役は、当時「裸の大将」で山下清を熱演していた芦屋雁之助。熊野の恋人アン役は、「探偵物語」のナンシー役や、「噂の刑事トミーとマツ」の初代・森村巡査を演じていたナンシー・チェニー。終始ドタバタのコミカルな展開が続くかと思いきや、ラストは、ちょっと悲しい結末でホロッとなりました。




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東映チャンネルで『爆走!ドーベルマン刑事』が来月から放送されるそうです。週刊少年ジャンプで連載されていた漫画「ドーベルマン刑事」を元に、警察のオートバイ部隊・黒バイ隊と3匹の警察犬の活躍を描いたアクションドラマ。1980年にテレビ朝日月曜夜8時に放送されていた作品です。個人的には、バイク版「西部警察」と評しておりますが、毎回過激なバイクチェイスが展開しており、今では撮影不可能な豪快かつ痛快なアクションが楽しめます。私自身は、2002年のサンテレビの再放送で見たのが最初で、その時に、うちのHPにエピソードリストを作ってしまう程(ご興味のある方は、『ガースのお部屋』「爆走!ドーベルマン刑事」のページをご参照の程)、どハマりしてしまいました。


出演者は、黒バイ隊の加納隊長役を黒沢年男、矢部刑事を名高達郎、酒井刑事を星正人、平田刑事を矢吹二朗、森警部を荒井注、そして、晴海分署の西谷署長役を夏木陽介、警視庁の五十嵐刑事役を志穂美悦子と、当時アクション刑事ドラマや特撮作品などで活躍していた俳優陣が勢ぞろいしています。黒沢年男と名高達郎のコンビで思い出すのは、やはり、「ザ・ハングマン」シリーズですが、この二人、実はハングマンよりも先にこの作品で初共演していたんですね。「刑事くん」や「大都会PARTⅢ」、現在東映チャンネルで放送中の「鉄道公安官」にも出演し、数々の刑事ドラマで活躍した星正人や、元ドリフのメンバーで、天知茂版の明智小五郎シリーズの波越警部役でも知られる荒井注、「東京バイパス指令」や「Gメン'75」で小田切警視役を演じた夏木陽介、当時、JACのメンバーとして数々のアクション映画やドラマ作品で活躍したアクションスターの矢吹二朗、志穂美悦子などなど、当時の日本のアクション作品には欠かせない豪華な面々がレギュラー出演しているので、アクションは期待以上です。



スカパーでは、ホームドラマチャンネルでの放送(2006年頃)以来、約10年ぶりの放送となります。次いつ放送されるかわからないので、当時のアクションドラマ好きの方は、この機会を逃さぬように(苦笑)。




そして、この「爆走!ドーベルマン刑事」と同じく、テレビ朝日月曜夜8時のアクション刑事ドラマ枠で放送されていた「走れ!熱血刑事」が現在、日本映画専門チャンネルで放送中です。主演は、時代劇「暴れん坊将軍」で25年に渡り徳川吉宗を演じ続けた松平健。松平さんと言えば、太陽にほえろ!や華麗なる刑事にゲスト出演していたのは知っていましたが、アクション刑事ドラマの主演作があるのを知ったのはつい最近のことで、この作品を見るのは、今回が初めてです。やはり、これまで暴れん坊将軍のイメージが強かっただけに、現代劇の刑事役の演技は、中々新鮮ですね。自らジープを運転して豪快に川を渡ったり、竹の子族がいるホコ天でダンスを踊ったり、ガタイが大きいので拳銃を握る姿もサマになっていて中々カッコ良いです。






このドラマを象徴する場面と言えば、大介が運転するジープが豪快に川を渡るオープニングのシーン。初回でも大沢淳子と少女を乗せて豪快に川の上を走るシーンがあったが、跳ね上がった水しぶきをかぶって全員びしょ濡れになっていたのが印象的でしたね(笑)。






高速の料金所付近で愛住警察署の刑事たちが横一列になって銃を一斉に発砲するオープニングのシーン。当時は、こんな撮影もできたんですね。





山本大介刑事役の松平健の他に、監察の大沢淳子役を水沢アキ、速水達郎刑事役を荒木しげる、戸塚信吾捜査主任役を竜崎勝、岩下頑刑事課長役を宍戸錠、中村鉄男刑事を坂上二郎と、やはり刑事ドラマで見かけた俳優さんが数多くレギュラー出演しています。「仮面ライダーストロンガー」の主人公役でも有名な荒木しげるさんと言えば、やはり「特捜最前線」の津上刑事役を思い出しますが、時期的に特捜最前線を降板した後(津上刑事は殉職)に、このドラマで再び刑事役を演じられたことになりますね。当時はきっと、津上が蘇ったぞ!みたいなことを言われていたかもしれませんが(苦笑)、速水刑事は、まさに「生き返った津上」のような雰囲気の刑事に見えました。


元フジテレビアナウンサーの高島彩の父親としても知られる竜崎勝さんは、「西部警察」など多数の刑事ドラマで悪役や被害者役を演じていたのは知っていますが、刑事役でレギュラー出演している作品を見るのは、これが初めてなので松平さんと同様に物凄く新鮮に見えました。「夜明けの刑事」など当時TBSの刑事ドラマで人気を博した坂上二郎さんも「ジローさん刑事再び」と言う感じで、情熱的な刑事役を演じられています。


低年齢化した凶悪犯罪に立ち向かう青春刑事ドラマと言うことで、毎回、小学生から大学生までの未成年達が登場して、山本大介刑事が未成年達と触れ合いながら、事件を解決に導く姿が描かれています。ゲスト出演者もわりと有名な方が出ていて面白いです。「きみはUFOを見たか?」には、「星雲仮面マシンマン」の主人公を演じていた佐久田脩がUFOを研究する大学生役で登場。「秀才ブルース」には、田中美佐子(当時、田中美佐)が女子高生役で出演。「日曜はロックンロール」の回には、チョイ役でルー大柴(当時、本名の大柴亨)が出演していました。「甦れ!白球」には、野球少年の役で堤大二郎が出ていた。堤さんと言えば、当時、「ぼくら野球探偵団」と言うヒーロー番組でも頭脳明晰な野球少年を演じられていましたが、その作品で共演した宍戸錠さんと何か絡みがあるのかなと思って見ていましたが、結局何もなかったのがちょっと残念でしたね(苦笑)。


現在第1・2話と6話から14話まで拝見しましたが、銃撃戦展開は然り、「射殺志願」と言う回では、若年ガンを患った高校生がバスジャック事件を起こす展開があり、西部警察を思わせる追走劇が見られました。初回には、「爆走!ドーベルマン刑事」を彷彿とさせるバイクスタントもあったり、ドーベルマン刑事ほど過激ではないが、お約束のアクションシーンが数多く見られます。私もまだ半分ぐらいしか見れていないので、全部見終わってからまたブログで総評したいと思います。



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